気づいたときには、また同じような形で人間関係に傷ついている。
理由がわからないまま、そんな経験を繰り返している方は少なくありません。
・最初は親切だったのに、いつの間にか横柄な態度を取られるようになる
・いつも相手の顔色ばかり伺い、自分の本音を言えないまま関係が終わる
・「今度こそ違う」と思って付き合ったのに、結局前と同じ理由で衝突する
相手も、状況も変わっているはずなのに、行き着く結末だけが同じ
。
「自分の運が悪いから」
「見る目がないから」
そう片付けてしまいがちですが、これは偶然ではありません。
あなたの心が無意識のうちに、慣れ親しんだいつもの筋書きを、また選ぼうとしているだけなのです。
なぜ、人は自分から「つらい選択」を繰り返すのか
心には、慣れた状態を「安全」だと錯覚してしまう性質があります。
心理学でいう「コンフォートゾーン」です。
たとえそれがつらい状況であっても、人は未知の幸せより、知っている苦しみのほうに、なぜか安心してしまうものなのです。
これまでのご相談でも、同じような感覚を抱えている方によくお会いしました。
「自分が我慢しないと、この関係は続かない」
そんな思い込みを、幼い頃からの経験の中で身につけてしまっているケースです。
すると大人になっても、無意識のうちに我慢しなければ成り立たない相手を選んだり、言いたいことを飲み込んで、自分からそういう関係を作ってしまったりします。
頭では「幸せになりたい」と望んでいるのに、心の奥では「やっぱり私は我慢するしかない」という、慣れた結末を確かめに行ってしまう。
これが、同じ悩みを繰り返してしまう仕組みです。
運気が変わる瞬間は「自分の型」に気づいたとき
このループを断ち切るために必要なのは、自分を責めることでも、無理にポジティブになることでもありません。必要なのはただひとつ。「あ、また同じパターンにはまろうとしているな」と、一歩引いて気づくことです。
自動的に繰り返していた選択の手前で、立ち止まる瞬間をつくる。
それだけで、運気や人間関係の流れは、驚くほど変わり始めます。
気づいてはじめて、人は「いつもと違う選択」を選べるようになるからです。
一人では見えにくい心の癖に、光をあてる
とはいえ、自分の無意識の癖を、自分の力だけで見つけ出すのは簡単ではありません。
あまりにも「当たり前」になりすぎていて、自分では気づけないからです。
「なぜか毎回、同じところでつまずいてしまう」
そう感じたときは、カードやリーディングのような、外側からの視点を借りてみてください。
鑑定でお見せするカードの配置は、今のあなたの無意識を映し出す鏡のようなものです。自分ひとりでは届きにくい心の奥を照らし、無意識に選んでしまっている行動のクセや、見落としている視点に気づくお手伝いができます。
「相手にどう思われるか」ではなく、「自分がなぜその選択をしてしまうのか」。
その根本にあるパターンを一緒に見つけて、繰り返す苦しみから、今度こそ抜け出してみませんか。
月詠レイ