ただ、ここで忘れてはならないのは、そもそも「占い」という存在そのものの立ち位置です。
もっと俯瞰して、占いに興味がない方や信じていない方からすれば(世の中はそちらの方が多数派)、占いでお金をいただくという行為自体が充分すぎるほど「胡散臭い」もので、AIだろうと人間だろうと、彼らにとっては五十歩百歩。僕たち占い師は、まずその自覚を肝に銘じておかなければなりません。
その上で、僕はこう考えています。
誰が、何を使って占おうと、それは自由です。
たとえそれがAIであっても、あみだくじであっても。
大切なのは手法の正確さではなく、「需要と供給の合致」です。
相談される方が、提示された結果と価格に納得し、それによって心が軽くなったり、前を向けたりして満足している。 もしその幸せな着地点があるのなら、外野がとやかく言う筋合いなどどこにもありません。
人は、自分が見たいものしか見ない生き物です。 AIという鏡の中に「見たい答え」を探すのも一つの真実。 あるいは、占い師という他者との対話の中に「新しい自分」を見つけるのも一つの真実。
AIが普及したことで、占いはより身近になりました。 それは僕たち人間にとっても、「自分たちは何を提供しているのか」を問い直す良い機会です。
狂うことを恐れるより、納得できる選択を。 僕は、相談者様が「見たいもの」の先にある、まだ見ぬ景色を一緒に探すためのパートナーでありたい。
黒猫の独り言ですが、そんな風に思っています。