人は自分が見たいものしか見ない ~占いの本質~

人は自分が見たいものしか見ない ~占いの本質~

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占い
最近、あるニュース記事で『AI占いは人生を狂わせる』という現役占い師さんの主張を目にしました。
またそれとは別に、AI占いの精度を危惧する声や、強い警告を耳にします。 「AIは間違っている」「人生を狂わせる」……。そんな言葉の裏側には、時代の変化に対するある種の「焦り」が透けて見えるような気もします。

僕は鑑定をAIに丸投げはしませんが、とても重要なツールとして占いに活用しています。
でも、AI否定派の占い師さんから見れば、僕なんかは邪道なのでしょう。もちろん理解していますよ。

ただ、ここで忘れてはならないのは、そもそも「占い」という存在そのものの立ち位置です。

もっと俯瞰して、占いに興味がない方や信じていない方からすれば(世の中はそちらの方が多数派)、占いでお金をいただくという行為自体が充分すぎるほど「胡散臭い」もので、AIだろうと人間だろうと、彼らにとっては五十歩百歩。僕たち占い師は、まずその自覚を肝に銘じておかなければなりません。

その上で、僕はこう考えています。

誰が、何を使って占おうと、それは自由です。 
たとえそれがAIであっても、あみだくじであっても。

大切なのは手法の正確さではなく、「需要と供給の合致」です。 
相談される方が、提示された結果と価格に納得し、それによって心が軽くなったり、前を向けたりして満足している。 もしその幸せな着地点があるのなら、外野がとやかく言う筋合いなどどこにもありません。

人は、自分が見たいものしか見ない生き物です。 AIという鏡の中に「見たい答え」を探すのも一つの真実。 あるいは、占い師という他者との対話の中に「新しい自分」を見つけるのも一つの真実。

AIが普及したことで、占いはより身近になりました。 それは僕たち人間にとっても、「自分たちは何を提供しているのか」を問い直す良い機会です。

狂うことを恐れるより、納得できる選択を。 僕は、相談者様が「見たいもの」の先にある、まだ見ぬ景色を一緒に探すためのパートナーでありたい。

黒猫の独り言ですが、そんな風に思っています。

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