我慢するのではなく、観る作品を変えて「頻度」を整える

我慢するのではなく、観る作品を変えて「頻度」を整える

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コラム
アニメを観るときは、サブスクで全話すぐ観られる状態にしてあるか、一気に観るためにためておくことが多いです。いろいろな作品がある中でも、自分が学生だった頃のアニメは、特にはまりやすいです。毎回、厳密に時間を決めて観ているわけではないので、夜、やることが終わった11時に観始めると、次へ次へと進んで、気づけば時間が経ってしまいます。

最初は1話だけのつもりだったのに、気づけば毎日の習慣になって、観る時間もどんどん長くなって、1日の時間を圧迫してしまう。「本当はもっと他のこともやりたいのに……」と、コントロールできない自分に少しモヤモヤすることもあります。

もちろん、自分で「今日はアニメを観て過ごすぞ」と選んで、心から納得して楽しんでいるなら、何の問題もありません。けれど、「少し観る頻度を抑えたいな」と思ったときに、どう向き合えばいいのか。今回は、そこを書いてみます。

「つい次を観てしまう」のは、アニメやドラマが、「次が気になってたまらない状態」を作るプロによって、本当に巧みに作られているからです。物語の一番盛り上がる場面や、謎が深まったタイミングで話が終わる。だから、意志の力だけで「ここでパタリとやめる」のは、構造的にかなり難しいことだと思っています。自分がだらしないから止められないわけではありません。

時間が圧迫されたときにありがちなのが、「今日からアニメを一切観ない!」と、極端にゼロにしようとすることです。でも、意志の力で無理に欲求を抑え込もうとすると、かえってストレスが溜まって、反動で以前よりも長く観てしまうことになりかねません。我慢で自分を縛る方法は、長続きしにくいと思っています。

そこで私がいいと思うのは、観るのをあきらめるのではなく、「違うアニメ」や「違うジャンル」に、少しだけ変えてみることです。続きが気になりすぎて止まらなくなる連続ものやサスペンス系から、たとえば1話完結の日常系や、少しテンポの違う作品へ、興味の向きを少しだけずらしてみる。作品の性質を変えることで、「早く続きを観たい!」という脳の強い興奮状態を、静かに落ち着かせることができると思っています。観るのを我慢してストレスを溜めるのではなく、作品の選び方を少し工夫するだけで、自然と観る頻度や時間をコントロールできるようになっていきます。

大切なのは、アニメを観る時間を無理やりゼロにすることではありません。「観させられている」という感覚から、「自分が選んで観ている」という主導権を、自分に取り戻すことだと思っています。ほんの少し観る作品やジャンルを変えて、興味の向きをコントロールしてみる。そんな小さな選択の工夫が、自分の時間を自分らしく扱う、心地よいバランスを取り戻すきっかけになってくれると感じています。

夜、やることが終わったあとに、つい次へ次へと観てしまう。そんな方が、観る作品を少し選び直してみるきっかけになればうれしいです。

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