【ノーAIの罠】審査にキレて完全人力の『聖人向けゲーム』開発に挑んだ33歳の末路〜失った尊厳と熱暴走するPC〜

【ノーAIの罠】審査にキレて完全人力の『聖人向けゲーム』開発に挑んだ33歳の末路〜失った尊厳と熱暴走するPC〜

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現在、某プラットフォームの審査窓口にて
私の手掛けたAI製・聖人向けイラストが冷酷なる放置プレイを食らっている。

待ってくれている奇特なファンがいるというのに。
今の世の中、AI作品はスパム同然にベルトコンベアへ放り込まれるので
審査側も過敏になっているのだろう。
粗製濫造の波に呑まれた、哀れなクリエイターの末路である。
(お前もやんとは言わないで。AIだけど気持ち込めて作ってから手で調整して、でも反AIマンからはそう言われて終わりなのは受け止めやす( ;∀;))

ということで、3周回って決断した。
突拍子もなく「完全ノーAI」の聖人向けゲーム開発を始めることにする。
なんだかんだでノーAI作品の方が売れるし、
カテゴリ弾きという名の村八分にも遭わない。
そしてリスペクトも得れる。

土台のプログラミング自体は驚くほどスムーズに進んでいる。
なぜならChatGPTとClaudeに丸投げしているからだ。
……ん? 待てよ。
コード生成にゴリゴリAIを使っている時点で、これは「AI補助作品」という十字架を背負うことになるのだろうか。
ぐぬぬ。いや、令和のこの時代、完全手打ちでコーディングしてる人間なんて天然記念物だろう。
みんなどこまでをグレーゾーンとして処理しているのか、倫理の境界線がバグり始めている。

目標は11月末までにシナリオと基幹システムを完成させること。
あとはイラストと音声を流し込むだけの状態にする算段だ。

問題は音声である!
ここで私は天才的な閃きを得た俺
「自分でボイチェンかけて美少女の声を当てれば、実質タダのノーAI音声じゃん!」と

実行に移すこと1時間。
フォルマントを弄り回し、モニターに向かって裏声で嬌声を上げる33歳
初秋の夜。
ふと背後に気配を感じて振り返ると、
愛猫のけらくんが、まるで汚物を見るような絶対零度の瞳で私を見つめていた。
圧倒的虚無。己の年齢と尊厳を天秤にかけ、2フレーズいじくりまわしたところで私の心は完全に折れた。
無理だ。人間には越えてはいけない一線がある。

やはり人力(他力)に頼るしかない。
しかしイラストレーター探しの地獄たるや。
ツテもない、相場もわからない、というか全て独学なので何もわからない、友達もいない。
→立ち絵5キャラに、笑顔、驚き、怒り、照れ、ツンデレ、泣きの表情差分。
そして背景と肝心の〇シーン。
→さらに声優への依頼も、セリフとシナリオを作り込まないことには文字数すら弾き出せない。
一人で作る規模をとっくに超えている。

→ゲーム内のガチャ演出は使い慣れたAfter Effectsで自作するとして(ここは過去の素材を流用できないため地道にやるしかない)
→BGMはどうするか。Spliceを漁って切り貼りすればそれなりの形にはなる。

いや、いっそオープニング曲はボカロで珠玉の神曲を……などと色気を出すと、執念を燃やし尽くす私の性質上、確実に過労死するか途中で挫折しそう。
まずお前ボカコレ用の曲作れよという話に回帰。
ここは妥協が肝心だ。
正直SUNO使って横着したいけどできない縛りプレイ

シナリオは自らの脳みそを絞り出す。
13年の店舗経営で培った裏側のドロドロした知識が、
ここで「〇〇経営」という題材に火を吹くはずだ。
エモさと俺にしか書けないストーリー。
ここだけは勝機があると思いたいw

しかし、これらを外注して「予算10万円以内でどうにか……」
などと抜かしている私は、日和りすぎなのだろうか。
挑戦したことがないので、いかんせんそんな金がない。
売上シェア(レベシェア)+制作費という甘い汁で釣るしかないのか。
SNSもやらずに前回のAI作品が売れたのは、今思えばただの奇跡だ。
風向きが厳しくなった今、「AIカテゴリ」の隔離施設から脱獄し、
人力という名の泥臭い戦場に丸腰で飛び込むしか、
無名の個人が勝つ道はないと思いたい。

ああ、非効率の極み。
ボカロも非効率、ゲーム制作も非効率。
そして金にはならない(己の腕がないからだ)。
この便利な時代に、わざわざ4周回って逆行している。

スクリーンショット 2026-10-11 020050.png

そして現在。本業の動画制作案件のためにAfter Effectsをフル稼働させつつ、裏でRen'Pyを起動して聖人向けゲームのコードを叩き、
あわよくばとStudio One Proまで立ち上げて曲の調整を試みた結果
――私のPCが泣き始めた。

比喩ではなく、物理的にである。
排熱ファンが轟音を立て、16GBのメモリとGTX 1660 Tiが「もう殺してくれ」と咽び泣いている。
この間ドスパラに駆け込んで、パンパンに膨張したバッテリーを摘出してもらったばかりのガレリアが、再び限界突破の熱を帯びているのだ。
処理落ちして画面がカクつくたびに、私の寿命も削られていく。
酷使される33歳と、酷使される老巧ラップトップ。
我ながら見事なシンクロニシティである。

もしも引き出しからドラえもんが現れたなら、私は迷わずこう頼むだろう。
無資格の高卒で社会に放り出される前に、「子供のころに戻して、ちゃんと学校に通わせてくれ」と。
音楽と美術の授業を真面目に受け、絵と曲作りの下積みを若い頃からさせてくれ、と。

しかし、現実は残酷だ。青い狸はどこにもいない。

いるのは、ボイチェンで失った己の尊厳を拾い集めながら
果てしないタスクと予算の計算で頭を抱える男と、散らばるやりたいことリストと
熱暴走寸前のPC、そして冷たい目をした猫だけだ。

あれ俺なにやろうとしてたんだっけ?
AI使ってコーディングしてクソ自動化したりして便利なもん生み出してとかそっち系でネットの海に潜り今年の頭から活動を始めたが
今取り組もうとしているもん気づいたらわりとAI使わない方向に向かっちゃっているぞ。

誰か、俺をたすけてくれ。
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