【無価値⑦】252万円のAIを売りに来た営業マン vs ミジンコの脳ミソを持つ心理学博士(笑)

【無価値⑦】252万円のAIを売りに来た営業マン vs ミジンコの脳ミソを持つ心理学博士(笑)

記事
コラム
先日、ある会社からZOOMで営業を受けました。

提示された商品は、カウンセリングルーム向けの集客AIツール。

※私は、ココナラ電話相談と結婚相談所のほかに、「誰も来ない結婚相談所の応接室」でカウンセリングルームをやってはいますが、誰も相談に来たことはありません(笑)

なんと、7年契約で総額252万円!

営業マンいわく、今はSEOでもLPでもなく、AIの時代なのだそうです。

「原さん、即決できない経営者で成功した人は、私の知る限りいません!」

さらに、

「成功者は一点突破して突き抜けています。今すぐココナラと結婚相談所を廃業して、カウンセリングルーム一本に絞るべきです!」

もう一発(笑)

「本来は廃業すべきですが、原さんのココナラの商品群を拝見しました。出品し過ぎです!1商品だけにすべきです!これでは絶対に売れません!」

ほほう。

これまでたくさん稼いできたココナラと結婚相談所を廃業して、1銭も売れたことがないカウンセリングルーム一本に絞ればいいわけですか(爆笑)

これまでそれぞれ順調に、たくさん売れてきたココナラの商品群も、売れてるやつを捨てまくってまで一本化せよとおっしゃるのですね・・・

AIを売るために、私に死ねと言ってるのかよ・・・もう(涙)

私は、トヨタ系の大学に勤務していた頃、8年間も学生募集を担当していました。広告代理店から営業をかけられる立場です。その後、防災センターに異動してからも、防災用品会社の営業を受けてきました。

その経験から、私は知っています。

営業マンの話を聞いていると、無料で最新の業界情報が手に入るのです(笑)

ですから、都合がつけば、私は営業電話でもZOOM営業でも、喜んで話を聞きます。

今回も、3時間ほどお付き合いしました。

※その間、ココナラ電話相談の受付を止めてましたけど(笑)

そもそも、252万円を払う理由がない

営業マンは、最近は20代の自殺が激増しているので、私のカウンセリングルームに一獲千金の機会があると説明しました。

そこで私は、こう聞きました。

「へぇ。ココナラのプラチナ様の私は、過去に一度も『死にたい』という相談を受けたことがないけど、その整合性について説明してもらえますかね?」

営業マン、沈黙。

私は、悩んでいる方の相談に乗り、その方が自分で立ち上がり、自分の人生を歩んでいけるように支援したくてカウンセリングをしています。

つまり、相談者さんに自己実現してほしいのです。

自分が提供したいサービスと違う相談を、売上のために何でも引き受けるつもりはありません。

私がその相談を受けず、適切な専門機関(精神科など)につなぐのであれば、その相談は私の売上にはなりません。

そこで、さらに聞きました。

「20代で自殺したい人は、私は専門機関につなぐ。私の売上は0円なんだけど、なぜ0円のために252万円も払う必要があるか説明してくれない?」

営業マン、またも沈黙(笑)。

営業マンは、今度はこう聞いてきました。

「それでは、当社のAIが無料でしたら契約されますか?」

私は即答しました。

「お、それはいいじゃん。早速契約書を郵送してくれ。署名捺印してすぐに送るよ!」

営業マン、沈黙。

そして話題変更。

おいおい、無料なら契約するかと聞いたのは、そっちじゃないか(笑)。

私はAIそのものを嫌っているわけではありません。

無料で試せるなら、試してみる価値はあります。しかし、7年契約で252万円を払うとなれば話は別です。

商品に価値があることと、その値段で購入する価値があることは違います。

「原さんは0円であれば当社のAIの価値を高く認めるのに、なぜ有料だと利用されないのですか?」

と聞かれたので、私は答えました。

「うん、高すぎるわ」

撃沈(笑)。

私は即決できない経営者ではない

営業マンは、即決できない経営者では成功しないと主張しました。

そこで私は、別の会社と契約した話をしました。

先日、別の会社からZOOM営業を受けた際、初年度は実質無料、2年目以降は月額15万円という契約を提示されました。

まず私が15万円を支払い、領収書を郵送すると、その15万円を会社が後日全額振り込んでくれる。気に入らなければ初年度で解約できるという条件です。

私は、その場で契約しました。

なぜか。

その会社は創設直後で、結婚相談所の顧客がまだおらず、モニター顧客を求めていたからです。

会社は顧客を獲得できる。私はサービスを試せる。

双方にメリットがあると判断したので、即決したのです。

「俺は即決できないやつじゃないんだよね(笑)」

営業マン、話題変更。

いやいや、成功者は即決するんじゃなかったのか(笑)。

札幌の大成功している相談室の事例を見せてもらった


今回の営業で、実は一つ、非常に価値のある情報がありました。

営業マンが、その会社のAIを導入している札幌のカウンセリングルームの相談事例を見せてくれたのです。

私は、ココナラでプラチナランクとして、さまざまな相談を受けてきました。

※現在は、プラチナですが、★1を連発したらどうなるかなんて知りませんけど(笑)

ところが、その相談事例を見ても、私が過去に受けた相談と同じものが一つもありません。

似たものすらありませんでした(笑)。

営業マンは「AIなら悩める方の先回りができます」「AIを構築するのは原さんです」と説明していました。

しかし、他の相談室で扱っている事例が、私の相談者には全く当てはまらなかったわけです。

相談者は十人十色どころか、83億人83億色なのです。

※83億人とは世界人口です

同じような悩みに見えても、その人の人生、仕事、家族関係、価値観、経験によって、相談の中身は変わります。

今回、私は252万円を払わずに、その違いを改めて確認できました。

これはありがたいことです。

3時間の営業で、私が得たもの

営業マンは、私から252万円の契約を取りたかったのでしょう。

しかし、私は別の目的で話を聞いていました。

SEOの営業が盛んだった時代がありました。

その後、LPの営業が増えました。

さらに、GoogleのAI概要への広告、そして今回のAI相談ツール。

営業を受け続けていると、何が売り物として持ち込まれるのか、その変化が見えてきます。

以前は最新トレンドだったものが、半年後には別の商品に置き換わっていることもあります。

今回の会社も、以前はSEOやLPを勧めていました。それが今度はAIです。

では、来年は何を売っているのでしょうか(笑)

今回、その会社は、SEOやLPを全否定しています。

ということは、来年はAIを全否定してそうですけど、7年契約なのよ(笑)。

そうなったときに、どうやって責任を取るつもりだ!

私は、契約などせず、また営業を受けて、その変遷を観察するのも面白いと思っています。

もちろん、営業マンの話を何でも信じるわけではありません。実際の経験と照らし合わせ、納得できることと、納得できないことを分けて考えます。

そして、投資する価値があると思えば契約します。

価値がないと思えば契約しません。

今回のAIは、252万円を払う理由が見つかりませんでした。

でも、3時間の商談からは、業界のトレンド、競合の相談事例、営業手法について、いろいろな情報が得られました。

契約金額は0円。情報収集の授業料も0円。

いやぁ、なかなか有意義な3時間でした(笑)。
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