こんにちは。大藏(大蔵)陽平と申します。
システム開発の仕事をしていると
自分の強みは何だろうと考えることがあります。
技術力なのか、経験なのか、それとも問題解決力なのか。
もちろんどれも大切ですが、先日あらためて実感したのは
「相手の話を整理する力」でした。
ある案件で要件定義の打ち合わせを行った際
お客様は複数の課題を抱えており、会話もさまざまな方向へ
広がっていました。
「この作業を効率化したい」「情報共有に課題がある」
「管理画面も改善したい」といった話が次々に出てきます。
どれも重要な内容なのですが、そのままでは本当に解決すべき課題が
見えにくい状態でした。
そこで私は、一つひとつの話を整理しながら確認していきました。
「つまり一番困っているのは情報の分散ですか?」
「その課題が解決すると、次に業務効率化が進みそうですね」
そんな形で会話を積み重ねていくうちに
お客様自身も頭の中が整理されてきたようでした。
打ち合わせの終盤、お客様から
「話しているうちに自分たちの課題が見えてきました」という言葉を
いただきました。
その時に感じたのです。
要件定義は単に機能を聞き取る作業ではないということを。
本当に大切なのは、相手がまだ言語化できていない課題を一緒に整理し
進むべき方向を見つけることなのだと思います。
私はこれまで要件定義から設計、開発、運用まで幅広く携わってきました。
その経験があるからこそ、目の前の要望だけではなく
その先にある運用や業務全体を想像しながら会話ができます。
結果としてお客様が抱える本質的な課題にたどり着きやすくなるのです。
システム開発は技術の仕事ですが
同時にコミュニケーションの仕事でもあります。
相手の話を丁寧に聞き、整理し、最適な形に落とし込む。
要件定義の会話中に
自分の強みはそこにあるのかもしれないと実感した出来事でした。
これからも技術だけでなく、対話を通じた課題解決を大切にしながら
お客様のビジネスに貢献していきたいと思います。