【今週のタロットリーディングまとめ 第44回(9/6〜9/12)】 正しさや競争から離れ、自分の方向を取り戻していった週
記事
占い
🧭 【はじめに】
今週のタロットは、
「誰かに勝つこと」や
「正しい答えを出すこと」よりも、
自分は本当は
どこへ向かいたいのか。
そこへ戻っていくことを
映していました。
テーマカードは、
ソードの5《正位置》
※ジャンプカード
そして、
ワンドのペイジ《逆位置》。
ソードの5は、
競争。
勝ち負け。
意見のぶつかり。
自分の考えを通そうとすること。
誰かとの比較。
といったテーマを持つカードです。
もちろん、
自分の立場を守ることや、
必要な場面で意見を伝えること自体が
悪いわけではありません。
ただ、
「ここで負けたくない」
「自分が正しいと分かってほしい」
「相手より先へ進みたい」
という気持ちが強くなるほど、
本来の目的から
少し離れてしまうことがあります。
そこへ重なったのが、
ワンドのペイジ《逆位置》。
ワンドのペイジは本来、
好奇心。
新しい挑戦。
これから始めたいこと。
可能性へ向かう勢い。
を表します。
逆位置では、
興味はあるけれど
方向が定まらない。
気持ちは動くけれど、
実際の行動へつながらない。
周囲の刺激へ反応して、
自分の目的が見えにくくなる。
そんな状態として
現れることがあります。
この2枚が並んだ今週は、
何かへ反応して動く前に、
なぜ、
それが気になるのか。
なぜ、
負けたくないと思うのか。
なぜ、
その人と比べてしまうのか。
そこを整理することが
ひとつのテーマだったのでしょう。
そして今週は、
9/9 正義《逆位置》
9/10 月《正位置》
9/11 星《逆位置》
と、
大アルカナが
3日続けて現れました。
今まで使ってきた判断基準。
見えている現実。
これから期待している未来。
その三つを
順番に見直していくような流れです。
今週は、
答えを得る一週間というより、
「何を基準に、
これからの方向を選ぶのか」
そこを静かに
組み直していった週だったのかもしれません。
🔑 【今週のテーマタロット】
ソードの5《正位置》
※ジャンプカード
&
ワンドのペイジ《逆位置》
今週のテーマは、
「反応する前に、
自分の目的へ戻ること」。
ソードの5は、
勝ったとしても、
何かが残るカードです。
議論には勝った。
自分の意見は通った。
相手より
良い結果を出した。
けれど、
本当に欲しかったものは
それだったのか。
そこを問いかけます。
仕事では、
評価。
成果。
役職。
数字。
周囲からの期待。
同僚や同業者との比較。
そうしたものが、
知らないうちに
自分の判断へ入り込むことがあります。
比較することで、
自分に足りないものが分かったり、
目標が具体的になったりすることもあります。
ただ、
誰かに勝つことが目的になると、
自分が本当に育てたいものが
見えにくくなることがあります。
ワンドのペイジ《逆位置》は、
そこで方向を見失った
「やりたい気持ち」を映しているようにも見えます。
本当は、
少し興味があっただけなのに、
周囲がやっているから
自分も始めなければと思った。
評価されそうだから
選んだ。
結果を急いだことで、
最初に感じていた
好奇心が薄れてしまった。
そんなことも
あるかもしれません。
今週は、
やるか、
やらないか。
続けるか、
やめるか。
という結論より、
「なぜ、
そこへ向かおうとしているのか」
を確かめることが
大切だったのでしょう。
方向が見えなくなった時、
さらに速度を上げるより、
一度、
目的へ戻る。
それだけでも、
必要のない競争から
少し距離を取れることがあります。
🔮 【日ごとのタロット解説】
■ 9/6 ソードのエース《逆位置》
週の始まりは、
ソードのエース《逆位置》。
ソードのエースは本来、
明確な答え。
判断。
理解。
問題の核心を見抜くこと。
を表します。
逆位置では、
考えがまとまらない。
情報が足りない。
何が正しいのか
判断しにくい。
考えるほど、
かえって答えが曖昧になる。
そんな状態として
現れることがあります。
今週のテーマには、
ソードの5があります。
だからこそ、
分からない状態のまま、
自分の考えを
無理に通そうとしないことも
ひとつの選択だったのでしょう。
仕事でも、
まだ情報が揃っていない。
相手の考えが分からない。
自分自身も
答えを決めきれていない。
そんな時に、
早く結論を出そうとすると、
かえって整理しにくくなることがあります。
この日は、
「分からないこと」を
分からないまま分けておく。
そこに意味がありました。
答えがないことと、
考えていないことは
同じではありません。
まだ見えていない部分を残すことも、
判断を整えるための
ひとつの方法だったのでしょう。
■ 9/7 ワンドのクイーン《正位置》
翌日は、
ワンドのクイーン《正位置》。
前日の迷いから、
自分の力を
自然に使える場所へ
意識が戻ってきます。
ワンドのクイーンは、
自信。
主体性。
魅力。
自分の持ち味を
自然に表現すること。
を表します。
ここで大切なのは、
誰かより目立つことではありません。
比較しなくても動けること。
評価されるかどうかを
あまり考えなくても続けられること。
自然と力を使えること。
そこに、
自分らしい方向の
ヒントがあったのかもしれません。
仕事では、
頼まれなくても
気になって手を動かせること。
説明するのが苦にならないこと。
人からよく頼られること。
自分では普通だと思っているけれど、
周囲から見ると得意なこと。
そんな部分へ
目を向ける日でした。
頑張らなければできないことだけが、
自分の強みとは限りません。
自然にできることの中にも、
これから育てられる力があります。
■ 9/8 カップのクイーン《正位置》
この日は、
カップのクイーン《正位置》。
ワンドのクイーンから
カップのクイーンへ。
2日続けて
クイーンが現れました。
前日は、
自分の力を
外へ使うこと。
この日は、
自分の感情を
内側で受け取ること。
そんな違いがあります。
カップのクイーンは、
共感。
感受性。
人の気持ちを感じ取ること。
自分の内側へ
静かに耳を傾けること。
を表します。
仕事では、
周囲の期待。
相手の気持ち。
場の空気。
そうしたものを
読み取れる人ほど、
自分の感覚を
後回しにすることがあります。
相手が困っているから。
期待されているから。
自分がやったほうが
早いから。
その理由だけで
動き続けていないか。
この日は、
心に残った感情を
ひとつ言葉にすることで、
自分自身の本音へ
戻る流れがありました。
感情は、
そのまま答えとは限りません。
けれど、
何を大切にしているのかを知る
手がかりにはなります。
■ 9/9 正義《逆位置》
※ジャンプカード
ここから、
大アルカナが
3日続きます。
最初は、
正義《逆位置》。
しかも、
ジャンプカードとして現れました。
正義は、
判断。
公平さ。
事実。
バランス。
責任。
何を基準に決めるのか。
を表します。
逆位置では、
判断基準が偏る。
周囲の正解へ合わせすぎる。
感情と事実が混ざる。
公平に見ているつもりでも、
自分にだけ厳しくなる。
そんな状態として
現れることがあります。
この日は、
「どちらが正しいのか」
だけを考えるより、
そもそも、
何を基準に
決めようとしているのか。
その基準は、
今も自分に合っているのか。
そこを見直す流れでした。
以前は大切だった基準が、
今は少し変わっていることもあります。
それは、
判断がぶれたというより、
自分自身が
変化したからなのかもしれません。
■ 9/10 月《正位置》
正義《逆位置》の翌日は、
月《正位置》。
判断基準を見直したところで、
今度は、
見通しそのものが
曖昧になります。
月は、
不安。
曖昧さ。
まだ見えていないもの。
想像。
無意識。
先がはっきりしない状態。
を表します。
このカードが出る時、
人は空白を
想像で埋めたくなることがあります。
返事がないから、
こう思われているのかもしれない。
先が見えないから、
この先も難しいのかもしれない。
そんなふうに、
まだ分からないことへ
意味をつけてしまうことがあります。
だからこの日は、
分からないものを
急いで意味づけしない。
仕事でも、
まだ決まっていないこと。
返事を待っていること。
結果が見えないこと。
相手の本心が分からないこと。
そうしたものに対して、
事実と想像を
分けておく。
それだけでも、
必要以上に不安を
大きくせずに済むことがあります。
■ 9/11 星《逆位置》
大アルカナ3日目は、
星《逆位置》。
正義《逆位置》
↓
月《正位置》
↓
星《逆位置》
という、
印象的な並びです。
判断の基準が揺らぎ、
先が見えにくくなり、
その結果、
未来への希望まで
少し遠く感じる。
そんな流れとして
読むことができます。
星は本来、
希望。
未来。
目標。
これから進みたい方向。
自分なりの理想。
を表します。
逆位置では、
希望そのものが
なくなるというより、
少し遠く感じている状態として
現れることがあります。
何を基準にすればよいのか
分からない。
先もまだはっきりしない。
そんな時は、
「自分は本当に
ここへ向かえるのだろうか」
と感じることも
あるかもしれません。
けれど、
未来が見えない時に、
さらに大きな目標を
作らなくてもよさそうです。
この日は、
それでも少し信じられること。
完全には手放していないこと。
まだ気になっていること。
そこへ目を向けることで、
消えていない可能性を
確かめる時間でした。
大きな光が見えない時は、
小さく残っているものから
方向を見てもよい。
星《逆位置》は、
そんな読み方もできるカードです。
■ 9/12 ワンドの3《逆位置》
週の最後は、
ワンドの3《逆位置》。
大アルカナが3日続いたあと、
再び小アルカナへ戻ります。
ワンドの3は本来、
未来を見ること。
今いる場所から
さらに先へ進むこと。
可能性を広げること。
次の展開を考えること。
を表します。
逆位置では、
先を見すぎる。
期待していたほど
物事が広がらない。
遠くへ意識を向けすぎて、
今できることが見えにくくなる。
そんな状態として
現れることがあります。
けれど、
今週の流れを通して見ると、
これは後退というより、
「足元へ戻る」
カードのようにも見えます。
正しい答えが分からない。
先も見えない。
希望も少し遠く感じる。
そんな数日を通ったあとだからこそ、
遠くの未来を
無理に決めるより、
今いる場所で
整えられることへ戻る。
そのほうが
現実につなげやすかったのでしょう。
机の上を整える。
予定を見直す。
ひとつ相談する。
今できる仕事を終える。
そんな小さな現実から、
次に見える景色が
変わることもあります。
🌙 【1週間の総まとめ】
今週は、
「答えを出すこと」より、
「自分が何に反応しているのかを知ること」
が大切な一週間でした。
テーマには、
ソードの5《正位置》。
ワンドのペイジ《逆位置》。
勝ちたい。
認められたい。
正しいと思われたい。
先へ進みたい。
そんな気持ちが強くなるほど、
本来の目的が
見えにくくなることがあります。
週の前半は、
ソードのエース《逆位置》から始まり、
ワンドのクイーン。
カップのクイーン。
と続きました。
頭だけで答えを出すより、
自分が自然に使える力。
自分が実際に感じていること。
そこへ戻っていく流れです。
そして後半。
正義《逆位置》。
月《正位置》。
星《逆位置》。
判断。
見えている現実。
未来への希望。
その三つを
順番に見直すような並びでした。
今まで信じていた基準では
決めにくくなった。
先もまだ見えない。
そんな時は、
何かがおかしくなったように
感じることもあります。
けれど、
方向を切り替える途中では、
一度、
目印が少なくなることもあります。
そして最後は、
ワンドの3《逆位置》。
遠くを見続けるより、
今いる場所へ戻る。
今週は、
そんな形で
着地しました。
答えが見えないからこそ、
自分の足元を整える。
それが、
次の方向を確かめるための
現実的な一歩だったのでしょう。
💼 【キャリア運の視点でみると】
仕事の視点から見ると、
今週は、
「評価や比較から、
自分の基準へ戻る週」
だったと読めます。
仕事では、
周囲と比べる場面が
多くあります。
同僚の成果。
昇進。
給与。
転職。
働き方。
SNSで見る他人のキャリア。
同じ年代の人が
どこまで進んでいるのか。
そうした情報は、
自分の位置を知る
参考になることもあります。
ただ、
比較する時間が増えるほど、
自分が本当は
何を望んでいるのかが
分からなくなることもあります。
今週のソードの5は、
そこへ問いかけています。
勝ったとして、
何を得たいのか。
評価されたとして、
その先に何をしたいのか。
正しい選択をしたとして、
自分は納得できるのか。
そして、
ワンドのペイジ《逆位置》は、
本来の好奇心や
進みたい方向が、
周囲の刺激によって
見えにくくなっている状態を
映しているようにも見えます。
だから今週は、
大きなキャリア目標を
決めることより、
どんな時に
自分らしく力を使えるのか。
何をしている時に
気持ちが動くのか。
どんな評価なら
本当に嬉しいのか。
何を失いたくないのか。
そうした部分へ戻ることが
大切だったのでしょう。
転職するか。
続けるか。
副業を始めるか。
役割を変えるか。
そんな大きな答えが
まだ出なくても、
判断の基準をひとつ見直す。
事実と想像を分ける。
まだ信じられる可能性を
ひとつ確かめる。
そして、
今できることを
ひとつ整える。
それだけでも、
次の選択へつながる材料は
少しずつ増えていきます。
📝 【おわりに】
今週は、
前へ進んだ実感より、
迷った実感のほうが
強かった人もいるかもしれません。
正しい答えが分からない。
先もはっきりしない。
未来への期待まで
少し遠く感じる。
そんな時、
もっと頑張って
答えを出したくなることがあります。
けれど今週のカードは、
その前に、
何と戦っているのか。
なぜそこへ
向かおうとしているのか。
その方向は、
本当に自分が選びたいものなのか。
そこへ戻る時間を
映していました。
答えが見えないことは、
進めないことと
同じではありません。
自分に合わなくなった基準へ
気づくこと。
想像と事実を
分けられること。
小さくても、
まだ信じられるものを見つけること。
今いる場所で
整えられるものをひとつ選ぶこと。
それも、
次の方向へ向かうための
動きです。
今週は、
競争から少し離れ、
自分の方向へ戻っていった一週間。
まだ遠くが見えなくても、
足元を整え始めたところから、
次の景色へ向かう準備も
静かに始まっているのかもしれません。