【今週のタロットリーディングまとめ 第46回(9/20〜9/26)】 進まない時間の中で、「これから向かう方向」を選び直した週
記事
占い
🧭 はじめに
今週のタロットは、
「早く前へ進むこと」より、
「これから、
どこへ力を使いたいのか」
を確かめ直す流れを
映していました。
テーマカードは、
ワンドの8《逆位置》
そして、
ワンドの2《正位置》。
ワンドの8は本来、
物事が速く動くこと。
連絡や展開が続くこと。
勢いに乗って
前へ進んでいくこと。
を表します。
逆位置になると、
予定していたほど
早く進まない。
返事を待つ。
話が少し止まる。
タイミングがずれる。
気持ちはあるのに、
動きが追いつかない。
そんな状態として
現れることがあります。
一方、
ワンドの2《正位置》は、
今いる場所から
少し先を見るカードです。
どこへ向かうのか。
何を広げたいのか。
これから何を
選択肢として残すのか。
そんな未来を
考える力があります。
この2枚が並んだ今週は、
動きが遅いからといって、
さらに力を入れて
速度を上げるというより、
その時間を使って、
「そもそも、
どこへ向かおうとしているのか」
を確認する一週間だったのでしょう。
そして、
日ごとのカードを見ていくと、
ソードの9《正位置》
↓
ソードのペイジ《正位置》
↓
ワンドの9《正位置》
↓
ペンタクルの9《逆位置》
↓
ソードの3《正位置》
↓
法王《逆位置》
↓
ワンドの3《逆位置》
と進みました。
週の始まりは、
考えすぎて
まだ起きていないことまで
気になってしまうところから。
そこから、
情報を確認する。
自分を守る線を引く。
ひとりで抱えすぎていないかを見る。
本当は引っかかっていた気持ちにも
目を向ける。
そして、
「普通はこうする」
という基準そのものを
見直していく。
最後には、
まだ遠くまで
見通せないことを受け入れながら、
次に確かめたいことへ
戻っていきました。
今週は、
大きく前進した週というより、
「進む前に、
方向を選び直した週」
だったのかもしれません。
🔑 今週のテーマタロット
ワンドの8《逆位置》
&
ワンドの2《正位置》
今週のテーマは、
「速度を上げる前に、
向かう方向を確かめること」。
ワンドの8《逆位置》は、
思ったように
進まない時に出ることがあります。
返事が来ない。
予定が変わる。
話がまとまらない。
準備しているのに、
なかなか動き出さない。
仕事では、
そんな状態が続くと、
「もっと早く動かなければ」
「何かしなければ」
と、
焦りが出てくることも
あるでしょう。
けれど、
今週一緒に出ているのは、
ワンドの2《正位置》。
これは、
とにかく動くカードではありません。
動き出す前に、
今いる場所から
少し先を見ています。
このまま続けるのか。
別の方向も考えるのか。
今の仕事を育てるのか。
新しい場所を見るのか。
そんなことを
考えているカードです。
だから今週は、
動かない時間を、
「遅れている時間」
として見るだけではなく、
方向を考えるための
時間として使うことにも
意味があったのでしょう。
例えば、
転職を考えているのに、
すぐ応募先が決まらない。
新しい仕事を始めたいのに、
準備が進まない。
今の役割を変えたいのに、
まだ周囲との調整が必要。
そんな時、
焦って最初に見つけた答えへ
飛びつくより、
自分は、
何を変えたいのか。
何は残したいのか。
次の場所で
何を大切にしたいのか。
そこまで考えておく。
その時間が、
後から選択を
しやすくしてくれることがあります。
今週は、
動けなかったからこそ、
考えられたことも
あったのでしょう。
🔮 日ごとのタロット解説
■ 9/20 ソードの9《正位置》
週の始まりは、
ソードの9《正位置》。
ソードの9は、
不安。
考えすぎること。
まだ起きていない未来を
心配すること。
頭の中で
何度も同じことを考えること。
と関わるカードです。
今週のテーマには、
ワンドの8《逆位置》。
物事が
思った通りの速度で
進まない流れがあります。
動きが止まると、
その空白を、
「もしかしたら」
という想像で
埋めたくなることがあります。
けれど、
この時点では、
まだ確認できていないことも
多かったのでしょう。
だからこの日は、
不安を
全部なくそうとするより、
今わかっていること。
まだ分からないこと。
今確認できること。
を分けることが
大切だったように見えます。
心配していることのすべてが、
現実に起きているとは
限りません。
まずひとつ、
確認できるものへ戻る。
それだけでも、
頭の中で広がった不安と
少し距離を取れたのかもしれません。
■ 9/21 ソードのペイジ《正位置》
翌日は、
ソードのペイジ《正位置》。
前日の
ソードの9《正位置》では、
考えが頭の中で
大きくなっていました。
そこから、
今度は、
「実際に調べる」
という流れへ移ります。
ソードのペイジは、
情報。
観察。
質問。
調査。
気になることを
確かめること。
と関わります。
つまり、
昨日までは、
分からないから
不安だったものを、
今日は、
分からないなら
調べてみる。
という方向へ
変えていくことができます。
仕事なら、
募集要項を見る。
条件を調べる。
相手へ確認する。
契約内容を見る。
過去の資料を確認する。
詳しい人へ聞く。
そんな小さな行動です。
今週のテーマには、
ワンドの2《正位置》があります。
未来を選ぶには、
材料も必要です。
ただ想像するより、
実際の情報を集めることで、
選択肢の形も
少し具体的になっていったのでしょう。
■ 9/22 ワンドの9《正位置》
9/22は、
ワンドの9《正位置》。
このカードは、
先週9/15にも
出ていました。
同じカードが
近い期間に繰り返し現れる時、
まだ続いているテーマがあると
読むこともできます。
先週のワンドの9は、
ここまで続けてきたからこそ、
慎重になること。
そして、
無理を重ねないための
「守りたい線」を確認すること。
を映していました。
今週も、
もう一度
同じカードが出ています。
一度線を引いたから
終わりではなく、
その線を
本当に守れているか。
そこをもう一度
確かめる時間だったのかもしれません。
仕事では、
ここまではできる。
ここから先は
今の自分には負担が大きい。
これは引き受ける。
これは一度相談する。
その線引きが、
忙しくなると
少しずつ曖昧になることがあります。
前へ進みにくい時ほど、
さらに無理をして
速度を取り戻すのではなく、
どこまでなら
今の自分が無理なく動けるのか。
そこを確かめる。
それも、
次へ進むための
準備だったのでしょう。
■ 9/23 ペンタクルの9《逆位置》
翌日は、
ペンタクルの9《逆位置》。
ペンタクルの9は本来、
自立。
自分の力で築くこと。
自分の成果を
自分で扱えること。
と関わります。
逆位置では、
自分で何とかしようとしすぎる。
自立しなければと
力が入りすぎる。
自分だけで維持することに
疲れてしまう。
そんな状態として
読むことがあります。
前日は、
ワンドの9《正位置》。
守る線を
確認しました。
その翌日に、
ペンタクルの9《逆位置》。
ここでは、
「守るために、
全部自分で何とかしなければ」
となっていないかを
見ているようにも感じます。
自分で立つことと、
誰にも頼らないことは
同じではありません。
仕事でも、
自分でできるから
全部やる。
人へ説明するより
自分でやったほうが早い。
迷惑をかけたくないから
相談しない。
そんな選択は、
一時的には
効率がよく見えることがあります。
けれど、
長く続けるなら、
助けを受け取れる場所を
残しておくことも必要です。
この日は、
何を自分で担うのか。
何なら相談できるのか。
その境界を
見直す時間だったのでしょう。
■ 9/24 ソードの3《正位置》
ここで、
少し重さを持つカードが出ます。
ソードの3《正位置》。
このカードは、
悲しみ。
傷つくこと。
失望。
痛み。
と関わることがあります。
ただ、
必ず大きな出来事が
起こるという意味ではありません。
今まで
うまく言葉にできなかったことへ、
気づく。
認める。
そんな形で
現れることもあります。
例えば、
本当は、
この仕事が
少し苦しかった。
思っていたより
傷ついていた。
納得しているつもりだったけれど、
まだ引っかかっていた。
期待していたからこそ、
残念だった。
そんな感情です。
前日には、
「全部ひとりで
抱えなくてもよい」
というペンタクルの9《逆位置》が
出ていました。
誰かへ頼ることを考えた時、
初めて、
自分がどのくらい
無理をしていたのかに
気づくこともあります。
この日は、
すぐ前向きに
意味づけするより、
まず、
そう感じていた自分がいる。
というところまで
認める時間だったのでしょう。
何がつらかったのかが
分かれば、
次に、
何を変えたいのかも
少し見えやすくなります。
■ 9/25 法王《逆位置》
9/25は、
法王《逆位置》。
このカードも、
先週9/14に
一度出ています。
法王は本来、
ルール。
社会の中で共有される考え方。
一般的な方法。
教え。
伝統。
常識。
と関わります。
逆位置では、
今まで使ってきた基準が、
今の自分には
合わなくなっていることがあります。
先週は、
「普通はこうする」
という考えを
一度外して、
自分なりの方法を考えることが
テーマでした。
そして今週、
再び法王《逆位置》。
一度違和感に気づいたあとでも、
長く使ってきた基準は、
簡単には
変わらないことがあります。
この仕事は
最低でも何年続けるべき。
この年代なら
こうしているべき。
正社員なら
こう働くもの。
管理職なら
これくらい引き受けるもの。
そんな、
いつの間にか持っていた
「普通」があります。
それが悪いわけではありません。
今も自分に合っているなら、
残してもよいでしょう。
ただ、
違和感が続いているなら、
「この基準を、
今の自分も本当に選んでいるか」
と確かめてみる余地があります。
変えること。
変えないこと。
どちらも、
自分で確かめたうえで
選べることが大切なのでしょう。
■ 9/26 ワンドの3《逆位置》
週の最後は、
ワンドの3《逆位置》。
今週のテーマには、
ワンドの2《正位置》があります。
ワンドの2は、
これから向かう方向を見るカード。
そして、
ワンドの3は、
その方向へ実際に進み始め、
さらに先を見ていくカードです。
けれど今回は、
ワンドの3が逆位置。
方向について
考えてきたものの、
まだ遠くまでの景色は
見えていないようです。
ただ、
それは、
今週何も決まらなかった
ということではありません。
不安と現実を分け。
情報を集め。
自分を守る線を確かめ。
ひとりで抱えない方法を考え。
本当に感じていたことへ
目を向け。
自分が使っている基準を
見直してきました。
そこまで考えたからこそ、
最後に、
「では、この先はどうなるのか」
と見た時、
まだ分からない部分が
残っていることにも
気づいたのでしょう。
未来が見えないことと、
方向がないことは
同じではありません。
遠くまで
予定を決めることが難しくても、
次に確認すること。
次に話す相手。
次に調べること。
そこまでなら、
少し見えているかもしれません。
今週は、
遠い未来まで
決めるところではなく、
次の一歩を選べるところまで
戻ってきた。
そんな終わり方だったように見えます。
🌙 1週間の総まとめ
今週は、
ワンドの8《逆位置》
&
ワンドの2《正位置》
から始まりました。
早く進みたいのに、
思ったようには
動かない。
そんな時間の中で、
「この先、
どこへ向かいたいのか」
を考える一週間でした。
不安が広がったら、
確認できることへ戻る。
情報が足りなければ、
調べる。
無理が重なりそうなら、
守る線を見る。
ひとりで抱えているなら、
頼れる場所を考える。
気持ちが引っかかるなら、
言葉にする。
「普通」が苦しいなら、
その基準を見直す。
そして最後には、
遠くまで見えなくても、
次に何を確かめたいのかへ
戻っていきました。
だから今週は、
前へ進めなかった週というより、
「次に進むために、
必要なものとそうでないものを
分けていった週」
だったのかもしれません。
速度が落ちたからこそ、
見えたものもあります。
遠くまで
決められなくても、
次に何を確かめたいのか。
そこが見えたなら、
次へ動くための材料は
少しずつ揃ってきています。
💼 キャリア運の視点でみると
今週のカードは、
キャリアについて、
「早く答えを出さなくてもよい」
という流れを
強く映しているように見えます。
転職。
異動。
副業。
独立。
役割変更。
新しい学び。
今の仕事を
続けるかどうか。
そうしたことを考える時、
早く決めないと
遅れてしまうように
感じることがあります。
けれど、
今週のテーマは、
ワンドの8《逆位置》。
速度が落ちています。
その一方で、
ワンドの2《正位置》は、
未来を
見ようとしています。
つまり、
今すぐ大きく動くより、
「どんな方向なら、
今の自分が納得して進めるのか」
を考えるほうへ
力を使った週だったのでしょう。
特に印象的なのは、
ワンドの9《正位置》と
法王《逆位置》が、
先週に続いて
現れたことです。
ワンドの9は、
守る線。
法王《逆位置》は、
自分が従っている基準。
この二つが
再び出たことで、
キャリアを変える前に、
まず、
何をこれ以上
無理したくないのか。
そして、
何を
「普通だから」という理由だけで
続けているのか。
そこを見る時間が
続いていたとも読めます。
例えば、
新しい職場を探す時も、
給与。
勤務地。
仕事内容。
だけではなく、
残業を
どこまで許容できるのか。
人との距離を
どのくらい取りたいのか。
自分で決められる範囲を
どのくらい欲しいのか。
どんな働き方なら、
長く続けても
自分の負担が大きくなりすぎないのか。
そうした条件も、
キャリアを考える材料になります。
また、
9/24の
ソードの3《正位置》は、
キャリアの選択では、
感情も情報のひとつになることを
示しているようにも見えます。
つらかった。
悔しかった。
期待していた。
本当は
認めてもらいたかった。
そうした気持ちを、
「仕事だから」
と切り離しすぎると、
なぜ今の場所から
離れたいのか。
なぜ同じことを
繰り返したくないのか。
そこが
見えにくくなることがあります。
気持ちだけで
すべてを決めなくてもよい。
ただ、
気持ちを
なかったことにもしない。
その両方を見ることで、
次の場所で
大切にしたい条件も
具体的になっていくでしょう。
そして最後の、
ワンドの3《逆位置》。
今後のキャリアが、
まだ完全に
見えていなくてもよさそうです。
次の会社。
次の役職。
数年後の姿。
そこまで
決まっていなくても、
「次はこれを確かめたい」
という一歩が見えていれば、
そこから
見える景色も変わっていきます。
今週は、
未来を完成させるより、
未来を選ぶための材料を
集めた一週間だったのでしょう。
📝 おわりに
今週は、
思ったように
進まないところから始まりました。
ワンドの8《逆位置》。
速く進もうとしても、
どこかで流れが
詰まるような感覚。
けれど、
隣には、
ワンドの2《正位置》。
止まった時間の中でも、
視線は、
少し先を向いていました。
どこへ行くのか。
何を残すのか。
何を変えるのか。
そのために、
今週は、
不安を確認し、
情報を集め、
守る線を見直し、
人へ頼れることを考え、
本音にも目を向け、
自分の基準を
もう一度確かめました。
そして最後は、
ワンドの3《逆位置》。
まだ、
遠くまでは
見えていません。
でも、
遠くまで見えないからといって、
何も進んでいないとは限りません。
今週は、
速度ではなく、
方向を整えた一週間。
何を守りたいのか。
どんな基準なら
今の自分に合うのか。
何を次に
確かめたいのか。
そのどれかが見えたなら、
次に動くための準備も、
少しずつ
始まりつつあるのかもしれません。
急いで答えに
たどり着かなくても、
「この方向なら、
もう少し見てみたい」
と思える場所があるなら、
そこからまた、
次のカードへ
つながっていくのでしょう。