普段はここでは入札や仕事の話ばかり書いているのだけれど、今回は完全に個人的な「息抜き」の雑談を書いてみたい。
いま、世は空前の宇宙人やUAP(未確認異常現象)の話で持ちきりだ。
アメリカの公聴会で真面目に議論されたり、ネットやSNSでも目撃映像やオカルト、都市伝説が毎日のように流れてきたりして、子どもの頃からこういう話が大好きな自分としてもワクワクが止まらない。ピラミッドやオーパーツにまつわる「宇宙人が古代にやってきて技術を教えた説」なんかも、ロマンがあって最高だ。
ただ、これだけ世間が盛り上がっているのを見ながら、ふと最近、「そもそも宇宙人っていう発想自体、ちょっと違うんじゃないか?」と思ったりする。
みんなが思い浮かべる宇宙人って、どうしても「UFOに乗って宇宙からやってきて、手足を使って作業を教えた」みたいな、人間そっくりのイメージになりがちだ。
でも、もしあの説明のつかない現象や古代の超技術に何か別の作用が関わっているとしたら、それは宇宙人というより「4次元」、あるいはその先の「高次元」の話なんじゃないか、なんて考えたりしている。
「いま」という3次元と、時間を丸ごと含む「4次元」
僕たちが普段認識している「いま、この瞬間」の現実って、縦・横・高さの「3次元の空間」だ。
人間は、その3次元の断面(いま)しかリアルタイムで体験できないし、時間は「過去から未来へ」一方通行で流れるものとしてしか感じられない。1秒先の未来すら見ることはできないのが僕たちの当たり前だ。
けれど、物理学では空間と時間を合わせて「4次元時空」と呼ぶ。
もし、この4次元の視点そのものに立つ存在や現象があったとしたらどうだろう。
僕たち人間は、映画のフィルムを1コマずつしか見られない。
でも4次元から見たら、映画のフィルムが最初から最後まで机の上にバーンと並べられているようなものだ。「過去のいま」「現在のいま」「未来のいま」が、最初から全部同時にそこに存在している。
そう考えると、古代の超技術や説明のつかないUAPの挙動も、宇宙人が宇宙船に乗ってわざわざやってきたというより、
「過去から未来まで全部見渡せる視点から、その時代に必要な情報がポンと置かれていただけ」
とか、未来の完成形から逆算された結果が過去とつながっただけ、みたいな見方もできるかもしれない。
3次元の「いま」に縛られている僕らから見れば「あり得ない奇跡」に見えるけれど、4次元の視点から見たら、最初からそこにある決まった場所に点を打っただけ、という感覚だ。
じゃあ、その先の「高次元」は?
そして、4次元のさらに先にある5次元以上の「高次元」となると、話のレイヤーはまたガラッと変わる。
4次元が「ひとつのタイムラインの過去から未来までを丸ごと見渡せる視点」だとしたら、高次元はその時間軸すら無数に枝分かれした可能性の束だったり、僕たちの空間そのものが別の軸でギュッと折りたたまれているような世界だ。
物理学でも、目に見えない極小のスケールに高次元が小さく丸まっている、なんて仮説(超弦理論など)が真面目に議論されている。
もしそのレベルの作用が関わっているとしたら、もはや「誰かが教えてくれた」なんて人間くさいコミュニケーションですらないはずだ。
僕たちが「物理法則」や「自然現象」、あるいは「生命の誕生」と呼んでいる不思議な自己組織化のシステムそのものが、高次元のダイナミックな構造が、たまたま僕らの3次元世界に落ちてきたときの「影」や「断面」を見ているだけなんじゃないか、とも思えてくる。
宇宙人にこだわらなくても面白い
UAPや宇宙人のニュースをエンタメとして追うのは文句なしに楽しい。
ただ、「宇宙船に乗った誰かが来た」という人間中心のストーリーから一歩引いて、
「いま」という3次元の断面を生きる僕たち
過去から未来までの時間を丸ごと見渡せる「4次元の視点」
その外側にある、法則そのものが違う「高次元の視点」
こんな風に、次元のレイヤーの違いとして捉え直してみるのも、ひとつの思考実験として結構面白いんじゃないかなと思っている。
正解があるわけじゃないけれど、たまには仕事の手を止めて、こんな風に「別の次元」に思いを馳せてみる。
そうすると、当たり前だと思っていた目の前の日常や時間の流れが、ちょっと不思議で面白いものに見えてきたりする。