忘れられない人がいる、それは未練じゃないかもしれない

忘れられない人がいる、それは未練じゃないかもしれない

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占い
花びらを一枚ずつ、指で数えながら「好き、嫌い、好き、嫌い」と繰り返した記憶が、あなたにもあるんじゃないかと思います。

あれはマーガレットや、ひまわりが定番だったけれど、実は同じ花占いに
使われてきた花がもう一つある。アスター、和名をエゾギクといいます。

秋口に向けて咲き始めるアスターは、細い花びらが幾重にも重なって、
中心の黄色を包むように広がっています。赤、ピンク、白、紫、青と色の
種類がとにかく多くて、同じアスターとは思えないほど顔が変わる。
その多彩さが、花言葉「変化」の由来とされています。

そして花占いに使われてきた歴史があることから、アスターにはいくつかの
恋愛の花言葉も持っていて、色ごとに意味が違います。紫は「恋の勝利」、
ピンクは「甘い夢」、白は「信じてください」。
花言葉全体を通してみると、もう一つの言葉「追憶」が浮かんでくる。

追憶、というのは過去を懐かしむことだけど、恋愛においては少し違う意味を帯びるように思います。

「もう終わったはずなのに、なぜか今でも思い出す」。
そういう感覚のことじゃないかと。

別れてから時間が経っているのに、ふとした瞬間に顔が浮かぶ。新しい人と
出会っても、どこかで比べてしまっている。あれは本当に終わった縁だった
のか、それとも何かまだ残っているのか。そこがはっきりしないまま、
時間だけが過ぎていくことがある。

以前、Mさんという40代の女性からご依頼がありました。

5年前に別れた相手のことが、今でも年に何度か夢に出てくるとのこと
でした。今は別の人と穏やかに過ごしているのに、どうしてその人のこと
だけ忘れられないのかがわからない、と。
「未練なのか、それとも別の何かなのか、霊視で視てほしい」という
ご相談でした。

視えてきたのは、縁の性質の違いでした。
今の相手との縁は「今世で育てていく縁」として映りましたが、過去の相手との縁は「清算されていない課題を持つ縁」として視えました。夢に出てくるのは未練ではなく、魂の記憶が何かを伝えようとしているサインだったのかも
しれない。
そのことをお伝えすると、Mさんは少し泣きながら「すっきりしました」と言ってくれました。忘れられない自分を責めなくていいとわかっただけで、気持ちが楽になったとのことでした。

アスターの「追憶」という花言葉は、ただ昔を懐かしむ言葉じゃないのかも
しれない。過去の縁が今のあなたに何かを伝えようとしている、そういう
花言葉なのかもしれないと、私は感じています。

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