アイリスが咲く季節になりました。
青や紫、白、黄色と、これほど豊かな色彩を一輪に纏う花も珍しいと思う。
凛としていて、でもどこか柔らかい。風に揺れるたびに、なんだか遠い誰かに呼ばれているような気がして、思わず足を止めてしまう。そういう花です。
アイリスの花言葉は「よい便り」そして「希望」。
この言葉の背景にはギリシア神話の女神イリスの物語があります。ゼウスの
求愛から逃れるため、妻ヘラに頼んで女神になったイリス。その後、虹を
渡りながら神々のメッセージを人々へ届ける使者になった。
だからアイリスは、虹のような色を持ち、「よい便り」を運ぶ花とされてきたのかもしれない。
待ち続けることの、あの重さを知っていますか。
連絡が来るかもしれない。
状況が変わるかもしれない。
でも何も動かない日が続いて、
いつの間にか「もう期待しない方がいい」と自分に言い聞かせるようになる。希望を持ち続けることが、怖くなってくる。
そういう時期って、誰にでもあるんですよね。
先日、こんなご相談がありました。
三年間、ずっと気にかけている男性がいるという女性の方でした。付き合っているわけではない。でも離れることもできない。彼が仕事の話をしてくれる時、自分だけに見せる顔がある気がして、それが忘れられないと。
友人には「もう諦めた方がいい」と言われ続けていたけれど、どうしても心が
動かなかった。
霊視で視えたのは、彼の中にある迷いでした。彼女に対して特別な感情が
あることは確かだった。でも彼自身がその感情の重さを持て余していて、
近づくことも離れることもできずにいた。いわば、彼も宙ぶらりんの
状態だったんです。
鑑定でお伝えしたのは「動くとすれば秋以降、ただし彼に気持ちを向けさせる小さなきっかけが今必要」ということでした。彼女はその後、ある場面で
自分の正直な気持ちを短い言葉で伝えた。半年後、状況が動いたとご連絡を
いただきました。
アイリスが「よい便り」を運ぶように、人生にも、動き出すタイミングが
ある。それがいつなのか、どこに向かえばいいのか、霊視で視えることが
ある。待ち続けるだけでなく、自分の流れを知った上で動いていけたら、
同じ時間でも意味がまったく変わってくるんだと思う。
気になる相手のこと、今の関係性のこと、これから先の流れを視てほしいと
いう方は、霊視鑑定でお手伝いできます。
恋愛、夫婦、復縁、不倫、どんな関係性でも。
まずは気軽に声をかけてみてください。
白神龍玄