こんにちは!
女性向けLPやWeb画像を制作しているIKU Designです。
最近、街中やSNSで見かける広告やポスターにも、AIで生成されたと思われる画像が増えてきましたね。
私自身、普段の制作でもAIをかなり活用しています。
人物画像を生成したり、背景を作ったり、ちょっとした装飾を作ったり。
今までなら素材探しに時間がかかっていたものも、AIのおかげで表現できる幅がぐっと広がりました。
本当に便利な時代になったなぁと思います。
でも最近、改めて感じたことがあります。
「AIで画像を作ること」と「デザインすること」は、やっぱり違う。
綺麗な画像ができたら、それで完成?
AIを使えば、数分でとても綺麗な画像が作れるようになりました。
でも、その画像を使って広告やバナー、LPを作るとなると、考えることはまだまだたくさんあります。
例えば、
- 誰に見てもらいたいのか
- 何を一番伝えたいのか
- どこに視線を集めたいのか
- どんな印象を持ってもらいたいのか
- 見た人に次に何をしてほしいのか
画像がどんなに綺麗でも、伝えたい情報が埋もれてしまっていたら、広告としての役割を十分に果たせないかもしれません。
逆に、画像そのものはシンプルでも、コピーや配置、色使いによって、思わず目が止まるデザインになることもあります。
**デザインは、ただ見た目を整えることではなく、伝えたいことを届けるための設計でもある。**
私はそう考えています。
「なんとなく違和感がある」は見逃せない
AIで生成した画像は、一見するととても綺麗です。
でも、よく見ると人物の手や表情、物の形、光の当たり方などに、少し不自然な部分が残っていることもあります。
それが意図した表現ならいいのですが、そうでなければ、見る人に違和感を与えてしまう可能性があります。
特にバナーやLPのファーストビューは、最初の数秒が大切。
「なんか変だな」
そんな小さな違和感が、せっかくの興味を妨げてしまうかもしれません。
だからこそ、AIで生成した画像も、そのまま使うのではなく、細かい部分まで確認するようにしています。
必要ならPhotoshopで修正したり、色味や構図を調整したり。
AIが作ったものを、見る人にとって自然で魅力的な表現に仕上げる。
ここもデザイナーの大切な仕事だと思っています。
AIは「作ってくれる人」ではなく「一緒に作る道具」
私はAIを使うことに、まったく抵抗がありません。
むしろ、これからも積極的に活用していきたいと思っています。
以前なら難しかった表現にも挑戦できるし、制作の選択肢も増える。
ただ、AIが出してくれたものを、そのまま正解にするわけではありません。
「この表情でターゲットに伝わるかな?」
「もう少し柔らかい雰囲気の方が合うかも」
「ここに人物を置くと、コピーが読みにくくならないかな?」
そんなことを考えながら、何度も調整していきます。
AIはとても優秀な道具。
でも、何を作るべきか、どう見せるべきかを決めるのは、私たちデザイナーの役割だと思っています。
デザイナーが考えているのは、画像のその先
例えば、女性向けの美容サービスのバナーを作るとします。
ただ綺麗な女性の画像を置くだけではなく、
そのサービスを必要としているのはどんな女性なのか。
どんな悩みを抱えていて、何に魅力を感じるのか。
どんな言葉なら、自分のことだと思ってもらえるのか。
そして、バナーを見たあとに、どんな気持ちでクリックしてもらいたいのか。
そこまで考えて、コピーや画像、色、配置を組み立てていきます。
LPなら、さらにページ全体の情報の順番や導線も考えます。
「綺麗な画像を作ること」がゴールではなく、その画像を通して人の気持ちを動かすこと。
私はそこに、デザインのおもしろさがあると思っています。
AIが進化するほど、考える力を大切にしたい
AIが進化して、誰でも手軽に綺麗な画像を作れるようになった今。
だからこそ、デザイナーには「何を作るか」「なぜそう見せるか」を考える力が、ますます大切になるのではないでしょうか。
私自身、まだまだ学ぶことはたくさんあります。
でも、便利な道具に頼れるところは頼りながら、最後は自分の目で見て、考えて、責任を持って仕上げたい。
AIを使うか、使わないかではなく、AIを使って何を届けられるか。
これからも、ただ綺麗なだけで終わらない、見る人の心に届くデザインを作っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
IKU Design