熊本地震から南海トラフ地震を考える

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 2026年7月28日16時27分に日本の熊本県で最大震度7を観測する地震がありました。この地震により多数の死者が出たほか、多くの建物が倒壊しました。酷暑の中避難所生活を余儀なくされた人々が多く出ました。停電が解消しても断水は続いたままという地域も多く、ニュースでは1週間お風呂に入れていないという男性の様子も放送されました。
 熊本という静岡からは遠く離れた地域のことですが、対岸の火事ではありません。なぜなら静岡県は南海トラフ巨大地震の被害を大きく受けると推定されているからです。幸いにも今回の熊本地震で津波による死者は出ませんでしたが、南海トラフでは大きな津波が押し寄せると言われています。
 まず第一に考えなければならないのは、海や川の近くに住んでいる方はできるだけ早く高台に逃げるということです。実際に2011年の東日本大震災では訓練通り高台に避難した人々は助かって、貴重品を取りに戻った女性は波に飲み込まれてしまったというニュースの映像を見たことがあります。
 そして次に考えなければならないのは、ライフラインの確保です。巨大地震が起こった後は当然停電や断水が起こるでしょう。水、食料、衛生用品はすぐに必要になってきます。災害発生後の混乱を考えれば公的な支援がすぐに受けられることはできないでしょう。日頃から家に備蓄しておくことが重要です。
 最後に問題になってくるのが、住環境の整備です。今回の熊本地震は真夏に起きたこともあり、熱中症のリスクが叫ばれました。家の冷房が付かないからと、車の冷房を頼って車中泊をするといったことは多く報道されました。しかし、ガソリンの供給の目途が立たないため、ガソリンステーションでは給油制限を行いました。住民の方は「いつ(ガソリンが)切れるのか」と焦りを口にしていました。その後、供給の目途が立ったとして制限は解除されましたが、南海トラフのような広範囲に被害が及ぶ地震では、ガソリンが枯渇する恐れがあります。
 そのような地域に住む我々にできることは、備蓄をする、訓練に参加する、災害対策を行政に求めるといったことではないでしょうか。

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