映像制作30年の安榮崇浩です。
今日は、業界の「あるある」について正直に語らせてください。
「おまかせで」という魔の言葉
クライアントから「予算はこのぐらいで、内容はおまかせします!」
と言われた瞬間、私たち制作者の心境は複雑です。
表向きの反応:「ありがとうございます!クリエイティブに集中できますね」
内心の本音:「え…方向性のヒント、何もないの?」
プロが密かに抱える不安
「おまかせ」案件での最大のリスクは、
完成後の「イメージと違う」問題です。
実際に経験した事例
「もっとポップに」→抽象的すぎて修正5回
「若い人向けに」→ターゲット年齢が曖昧で炎上リスク
「インパクト重視で」→どの程度のインパクトかわからず迷走
30年のキャリアでも、クライアントの頭の中を
100%読み取ることは不可能です。
プロが実践している「おまかせ対策」
現在、私が「おまかせ」案件で必ず行うのは
3パターン提案制:異なる方向性で複数案を提示
参考動画の共有:「こんな感じでしょうか?」と確認
中間チェックポイント設定:制作途中での方向修正機会を作る
本音で語る理想のクライアント像
実は、細かく要望を伝えてくれるクライアントの方が、結果的により良い作品が生まれます。
「このシーンは3秒以内で」「色調は温かみを重視して」など、
具体的な指示があると、私たちの創造性がより発揮されるんです。
「おまかせ」は信頼の証でもありますが、少しだけでもイメージを
共有していただけると、もっと素晴らしい映像をお作りできます。