愛は、姿が変わってもなくならない

愛は、姿が変わってもなくならない

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昨日は、友人Yさんの大切な愛犬、Iちゃんの命日でした。

Iちゃんのことを思いながら、
今朝、何気なく空を眺めていました。

Yさんのこと。
Iちゃんのこと。

あの子は今、どうしているのかな。
きっと今も、あの愛くるしい笑顔でYさんを見守っているのかな。

そんなことを考えていた、そのときでした。

空を飛んでいた一羽のトンビが、
突然、私の頭上を大きく旋回しはじめました。

何度も私のすぐ頭の上を舞うように飛んで、
そして、ふわりと高度を下げて、
私のすぐそばまで降りてきたのです。

「え……?」

思わず後ずさりして、その姿を見つめました。

そして、しばらく私の方を見つめて、
トンビはまた大きく羽を広げて、
空へと上がっていきました。

ほんの短い時間の出来事でした。

でも私は、なぜだかとても心が温かくなりました。

「Iちゃん……?」

ふっと心に浮かびました。


もちろん、それが本当にIちゃんからのサインだったのか、
絶対という確信はありません。

偶然だったのかもしれない。

でも、大切な誰かを想っているときに起きる、ふとした出来事。

それを「もしかしたら、あの子からの贈り物かもしれない」と
感じることができたなら、
それだけで心がやさしくほどけていきませんか?

昨日が命日だったIちゃん。

そして今日、空を舞って、
私のすぐそばまで降りてきた一羽のトンビ。

まるで、

「ちゃんといるよ」
「いつも(Yさんを)見守っているよ」


そんなふうに伝えに来てくれたような気がしました。

大切な存在がこの世界を旅立ったあとも、
その子とのつながりが消えてしまうわけではない。

姿が見えなくなっても、
触れることができなくなっても、
一緒に過ごした時間や、そこにあった愛は、
私たちの心の中にずっと残っています。

そして時には、
空の色や風の感触、
鳥の姿や、ふと目に入ったものを通して、
その子を思い出すこともあるのかもしれません。

「今、あの子のことを思い出した」

その瞬間こそ、
もしかしたらふたりの心と心がそっと触れ合っている時間なのかもしれない。

Iちゃん。

あなたの大切な人は、
今日もあなたを想っているよ。

そしてあなたも、
きっといつもそばにいるんだね。


あの時のなんとも言えない心の温かさ。
それはきっと、


「愛は、姿が変わってもなくならない」


ということを思い出させてくれる、
Iちゃんからの小さな贈り物だったのかもしれません。

ありがとう、Iちゃん


今日もあなたと、あなたを取り巻くすべての存在に、
穏やかな光と安らぎが届きますように。

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