マイクだけで700万円越え!?2000万円級のピアノの収録現場

マイクだけで700万円越え!?2000万円級のピアノの収録現場

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音声・音楽
楽曲やスタイルに応じてピアノの音色は変えていかなければならないこともあります
CFXコンサートグランドは「美しい音色だけでなく、多様な演奏スタイルに対応できる柔軟性も備えています

イギリスのアビーロードスタジオチームのエンジニアが才能を生かし、より良いマイクを「クローゼット」から選ぶだけでなく、実際の録音セッションで使用するような特定のマイクの組み合わせの「視点」が作られ、ソフトウェアで切り替えられることをめざしました

EMI REDD.47のような比類なきヴィンテージプリアンプのコレクションや、アナログモンスターであるNeve 88Rミキシングコンソールの非常に温かいイコライザも含まれています

マイクのセレクションと構成は「クローズ」と「アンビエント」グループに分けられていました
・クローズ:「クローズ」マイクはピアノ自体の親密なディテールを拾います
・アンビエント:「アンビエント」マイクはピアノの音をより多く空間と相互作用させ、今回はアビーロードスタジオのスタジオワンの空間です


古典的な視点でも考えると、「クラシック」視点は楽器の自然な音色、明瞭さ、ニュアンスを最も忠実に捉えています

マイクの選択とセットアップはクラシック、映画、ソロの録音に使われる構成を反映していますが、明瞭さ、温かみ、細部へのこだわりにより、多くのスタイル的な状況に最適な視点となっています

このマイク構成は、非常に細かく温かみのある音を生み出し、「木質的」で有機的な感触があります。ユーザーインターフェースで「クローズ」マイクと「アンビエント」マイクを混在させることで、音色の柔軟性がさらに増します

クラシックマイク
クローズマイク設定には、2つのNeumann M49と2つのNeumann KM184マイクが使用されました

M49は大型のダイアフラム管コンデンサーマイクです
1950年代に登場し、1960年代には主力マイクでしたが、今では希少なクラシックとなっています
非常に豊かで温かみのあるトーンで、現在価格はヴィンテージ品で2本で420万円もすることもあります

KM184は、より近代的な「ペンシル」コンデンサーマイクで、クリティカルディテールの録音能力で知られており、現在価格は2本で32万円程度です
ピアノに近い位置から、細かな音のニュアンスを収録しています

アンビエントマイク設定には、DPA 4006マイク2基とNeumann TLM50マイク2基が使用されました

DPA4006は非常にフラットな周波数特性と高い感度を持つ全方向性コンデンサーマイクです
これらのマイクはピアノの両端に配置され、より広く広がった音質を作り出しており、現在価格は2本で80万円程度です
ピアノの両端から、音の広がりを収録しています

TLM50は繊細な高音域リフトを備えたコンデンサマイクロフォンで、詳細な高周波感度を実現しています
これらのマイクは楽器から2.0m離れた高さ2.6mに設置されました。これはグランドピアノの複雑な周波数特性とダイナミックレンジを捉えており、現在価格は2本で200万円程度です
ピアノから2m、床から2.6mの高さで、楽器全体の音を収録しています

当方としましてはクローズとアンビエントの音量調整が可能となっています

また、グランドピアノの蓋についても設定が可能であり、オープン・半開き・閉じた状態を選択することが可能です

・OPEN(全開):ピアノ本来の響きを、より開放的に表現する
・HALF(半開き):全開時とは異なる音響特性を利用し、響きのバランスを調整する
・CLOSED(閉じた状態):蓋を閉じた状態に対応する音響特性に切り替える


さいごに、こだわりの音をお楽しみ下さい

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