仕事帰り、駅前のカフェの窓際で、温かい紅茶を頼みました。
なんとなくスマートフォンを開いて、連絡先の一覧をたどっていくと、あの人の名前で指が止まります。
別れてから、もう季節がひとつ過ぎました。
連絡を取るつもりはない。けれど、消すこともできない。
「削除」の文字を見つめたまま、結局そっと画面を閉じて、スマートフォンを伏せる。
もし今、そんな小さな動作を繰り返しているご自分に、少し疲れているなら。
今日はその「消せなさ」について、一緒に見つめてみませんか。
消せないのは、未練が強すぎるからではありません
連絡先を消せない自分を見ると、多くの方が「まだ執着しているのかな」と思います。
早く前を向かなきゃ、と自分を急かしてしまう方もいらっしゃいます。
けれど、消せないことと、前に進めないことは、同じではありません。
心の中で、まだ答えが出ていない問いがある。
ただそれだけのことも、少なくないのです。
心の中にある、二つの問い
その問いは、たいてい二つが重なっています。
一つは「待っていれば、また繋がる縁なのか」という、相手との縁への問い。
もう一つは「私は本当は、どうしたいのか」という、ご自分の心への問いです。
この二つが絡まったままだと、待つことも、手放すことも選べません。
消さずにいるのは、どちらかを選ぶ前に、決めきれない自分を守るための、ささやかな保留なのかもしれません。
水面が揺れていると、自分の願いも映りません
水面に波が立っている間、月は映りません。
月がなくなったのではなく、揺れていて見えないだけです。
「あの人は今どうしているだろう」「もう遅いのだろうか」と考えるたびに、水面は揺れます。
そうすると、相手のことばかりが気になって、ご自分の本当の願いまで、ぼやけて見えなくなってしまう。
待つか、進むか。
それを急いで決めるよりも先に、水面を静かにして、ご自分の中に何が残っているのかを知ることが大切です。
今日できる、小さなこと
今日は、連絡先を消すかどうかは決めなくて大丈夫です。
その代わりに、あの人の名前を見たとき、胸に浮かんだ気持ちを一つだけ言葉にしてみてください。
「会いたい」でも「悔しい」でも、「ありがとう」でも構いません。
その言葉が、あなたの心がまだ抱えている問いの、小さな手がかりになります。
消せないままでいる自分を、今日は責めなくて大丈夫です。
待つべきか、前へ進むべきか迷っている方へ
「別れた相手のことを、どうしても忘れられない」
「待つべきなのか、手放すべきなのか、答えが出ない」
「なぜこの人だけが、こんなに心に残るのか知りたい」
そう感じている方に向けて、お二人の縁と、これからの流れを視る鑑定をご用意しています。
相手との未来だけでなく、あなたの中に残っている想いにも光を向けながら、今のあなたが大切にすべき選択を、一本の根に絞ってお伝えします。
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復縁や再会を約束する鑑定ではありません。
未来を決めつけることも、不安を煽ることもいたしません。
今のあなたに必要な言葉を、水面に映ったまま、丁寧にお届けします。
水鏡霊視師・凪月