日曜の夕方、川沿いの道を並んで歩いていました。
足もとには落ち葉。会話も穏やかで、彼はいつものように優しい。
「来年の春、どこか行けたらいいね」
何気なくそう言ったとき、彼は少しだけ間をおいて、
「そうだね」とだけ答えて、川のほうを見ました。
責められたわけでも、冷たくされたわけでもありません。
それなのに、その短い沈黙が、帰り道もずっと胸に残っている。
もし今、そんな沈黙の意味を考え続けているなら、少しだけお付き合いください。
優しさと、先の話は、別のところから出ています
会うと優しい。連絡もくれる。大切にされている感覚もある。
それなのに、これからの話になると、言葉が少なくなる。
このずれは、気持ちがないから起きるとは限りません。
目の前の相手を大切にしたい気持ちと、先のことを口にする気持ちは、心の中で別の場所から出ていることが多いのです。
沈黙は、答えではなく「まだ言葉になっていないもの」です
人が先の話を避けるとき、その奥にはさまざまなものがあります。
約束して守れなかった経験。
今の自分の状況に、まだ自信が持てないこと。
軽く返事をしたくない、という慎重さ。
沈黙は「いいえ」という答えではありません。
多くの場合、本人にもまだ言葉になっていない何かが、そこに留まっているのです。
ただ、それがどれなのかは、外から見ているだけでは分かりません。
分からないまま想像を重ねると、いちばん怖い答えばかりが浮かんでしまいます。
水面が揺れていると、彼の顔もゆがんで映ります
水面に波が立っている間、月は映りません。
月がないのではなく、揺れていて見えないだけです。
「どう思っているんだろう」と考え続けるほど、こちらの水面も波立ちます。
すると、彼の何気ない一言や表情まで、不安の形にゆがんで映ってしまう。
彼の本音を知る前に、まずはこちらの水面を少しだけ静かにすることが大切です。
今日できる、小さなこと
今日は、あの沈黙を「答え」として受け取らずに、
「まだ言葉になっていないものがあるのかもしれない」と、いったん置いてみてください。
そして、彼が先の話以外で見せてくれた優しさを、一つだけ思い出してみる。
その優しさも、あの沈黙も、どちらも同じ彼の一部です。
片方だけで、彼のすべてを決めなくて大丈夫です。
言葉にならない彼の本音を、知りたい方へ
「優しいのに、肝心なことになると濁される」
「あの沈黙や態度の意味が、どうしても分からない」
「このまま待っていていいのか、気持ちを確かめたい」
そう感じている方に向けて、彼の言葉と態度の裏にあるもの、その本音がどこから来ているのかを視る鑑定をご用意しています。
あなたが書いてくださった出来事に沿って、波の出どころを一つに絞ってお伝えします。
▶ 彼の本音、あの人の本音を視ます(1,000円)
未来を決めつけることも、不安を煽ることもいたしません。
今のあなたに必要な言葉を、水面に映ったまま、丁寧にお届けします。
水鏡霊視師・凪月