便利になったけれど、不便さが恋しくなるのはなぜだろう

便利になったけれど、不便さが恋しくなるのはなぜだろう

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コラム


 手間は、確かに減った


調べものも、道を探すことも、文章を書くことも。
以前は時間がかかったことが、いまは数秒で済みます。
AIを含め、便利な道具には助けられています。



 それでも、どこか物足りない


ただ、何でも簡単にできるようになるほど、「自分でやった」という感覚が薄れることがあります。
結果は出ているのに、手応えが残らない。




恋しいのは、不便さそのものではないのかもしれない


あの頃に戻りたいわけではありません。
遠回りも、探す手間も、少ないほうがいい。

恋しいのは、自分で考え、選び、工夫していた実感のほうではないか。
手間の中に、その実感が混ざっていたのかもしれません。

便利になって手間が減った今、自分で考えたり、工夫したりする時間まで手放していないだろうか。
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