ミックスやマスタリングはデジタルで行うのが一般的になりつつあります。そういう僕もデジタルで行っています。しかし、ハイブリットへの移行を考えアナログ挙動をUADで学びつつ、来月には初のアナログアウトボードが届く予定です。
なぜハイブリットに移行しようと考えたのか。僕の考えを書いていこうと思います。
ハイブリットに移行しようと思った理由
ミックス・マスタリングをアナログアウトボードとプラグインで行おうと思ったのは、以下の理由からです。
音の立ち上がりを自然に行うのが難しい
音作りの幅が広いことでどうしても自分の理想の音を作りづらい
0か1かの世界なのでその間の設定は行えない
このような理由からどうしても音作りが難しくなりがちという面に気づいてしまいました。これは実力の世界の話じゃないの?と思うかもしれません。
デジタルの仕組みとアナログの仕組みを勉強すれば分かりますが、実は波の形状が違うため音の波形が全く違います。
アナログの場合は、皆が想像する波状の波形になります。しかし、デジタルの場合0と1だけの世界なので四角のような波形です。
音にどう影響してくるの?と疑問に思いませんか?情報量が違うので全く違った質感の音になります。デジタルというのは、0と1が連続して波を形成していくので、0と1の間がありません。
アナログの場合は、波状になるので0と1の間の中でも細かく設定することができます。デジタルの方が音作りの幅は広いのですが、それ故に扱いづらい音ということも発生してきてしまうそれがデジタルの弱点です。
どうすれば音を扱いやすくなる?
結論として僕が至ったのは、アナログとデジタルのハイブリットでミックスとマスタリングをすることです。ハイブリットにすることによって美味しいところのいいとこ取りができると考えました。
オーディオインターフェイスに通せばアナログもデジタルに変換されることは事実です。しかし、実はミックス・マスタリングしたデータはアナログをデジタルに変換した時に平均のデータとして残っています。
アナログアウトボードを利用した場合、実はデジタルだけでは表現できない部分を表現できてしまいます。
例えば
音の立ち上がりが緩やかになる
意図したタイミングで音を前に出すことが可能になる
音の細かい設定が可能になる
など
実際アナログアウトボードでミックスした音を聴いてみるとこれはデジタルでは再現できないわって欲しくなると思います。僕はなりました。ただアナログアウトボードは高いし、モノラルのものが多いためステレオにすると高額です。
プラグインのように気軽に買えるようなものではありません。
そこで辿り着いたのが、持っているアウトボードでまかなえない部分はデジタルのプラグインで行うというハイブリット。この方が幅広く音を作れて繊細な部分も表現できるという結論に行きつきました。
アナログアウトボードの挙動の確認ってどうしたらいいの?
今はアナログ機器をモデリングしたプラグインが沢山出ています。アナログモデリングプラグインの最適解はUADとプラグインアライアンスのものです。
本当につまみも本物さながらに再現されていて挙動はかなり似ています。しかし、音は全く別物と言っていいです。
デジタルでは再現できない音像という部分でかなりの差が出ていますが、再現度でいったら8割近くのところまでは行っています。
実機の方が良いそれは当たり前です。
ただ実機を学ぶ上でUADやプラグインアライアンスのモデリングプラグインは触っておいていいのではないかなって思います。
まとめ
今回アナログアウトボードを導入しようと思った理由を書いてみました。今月末に初のアナログアウトボードを導入します。アナログとデジタルでは波形が違うので、音は全く違うものです。
デジタルではいきなり立ち上がるような感じで、アナログでは音の立ち上がりは滑らかに設定することもできます。デジタルでは、結果が一定で出力されます。しかし、アナログでは結果にバラつきが出てしまいます。
そこもアナログ機器の面白いとこです。
ミックスの仕事をココナラで受注をし始めました。月末までは、アナログモデリングのプラグインとなります。その後はアナログアウトボードも利用したミックスをしていくので、よかったら依頼してみてください。