このまま付き合っていていいのかな。
そう考え始めても、彼の笑った顔を思い出すと、「でも、好きなんだよね」に戻ってくる。
楽しかった日もあるから、つらいところを数えるのは裏切りのように感じてしまう。
好きな人との関係を見直すのは、簡単なことではないよね。
私は、迷っているあなたに、まず気持ちを冷ましてから考えようとは言いたくありません。
好きなままでも、今の関わり方が自分に合っているかを確かめていいと思っています。
その時に見ておきたいのは、二人の意見が違った時のやり取りです。
たとえば、「今日は会えない」と伝えた時。
残念がることはあっても、あなたの都合を聞いてくれるのか。
それとも、断ったことを何度も責められて、結局あなたが予定を変えているのか。
「その言い方は悲しかった」と話した時。
すぐには理解できなくても、話を聞こうとしてくれるのか。
それとも、「気にしすぎ」で終わり、同じことが繰り返されているのか。
意見がいつも一致することだけが、安心できる関係の条件ではありません。
違った時にも、片方の気持ちだけがなかったことにされず、相談できるかどうか。
私は、そこを大切に見たいと思っています。
もちろん、一度うまく話せなかっただけで、関係の全部が決まるわけではありません。
疲れて余裕のない日も、言葉が足りない時もあります。
だから、その後に話し直せたか、伝えたことが次の関わり方に反映されたかも、合わせて考えてみてほしいんです。
謝ってくれた言葉はうれしかった。
でも、同じことで何度も傷ついている。
そんな時には、謝罪を受け取ったことと、今の状態を続けられるかを、別々に考えて構いません。
もし迷いが大きくなったら、「彼は私を好きなのか」に加えて、最近の出来事を一つ思い出してみてもいい。
自分の希望や都合を伝えた時、二人はどう話しただろう。
そのあと、自分だけが我慢して終わっていなかっただろう。
これは、彼の欠点を集めるための振り返りではありません。
あなたの声が、二人の関係の中でどう扱われているかを確かめるためです。
私がタロットで恋の選択肢を読む時も、好意がありそうという読みだけで、関係を続けるよう勧めたくありません。
気持ちがあることと、日々の関わりで尊重し合えることは、同じとは限らないからです。
今日、続けるか離れるかを決めなくても大丈夫。
「好きだから」だけでは言い切れない迷いにも、耳を傾けていい。
あなたが無理なく過ごせるかどうかも、この恋を考える大切な材料です。
KAI