こんにちは。
eBayスタートサポーター えなです。
「ちゃんと出品しているのに、なかなか売れない……💦」
そんなとき、まず何を見直しますか?
✓ 仕入れ価格?
✓ 販売価格?
✓ タイトル?
✓ 商品説明?
もちろん、これらも大切です。
でも、意外と見落とされやすいのが「商品写真」です。
特にeBayを始めたばかりの頃は、
「商品がちゃんと写っていれば大丈夫」
「とりあえず2~3枚載せておけばいい」
と思ってしまいがち。
私も、最初は「商品の状態がわかればいい」と考えがちでした。
でも、海外のお客様にとって、商品写真は単なる「見た目」ではありません。
実物を手に取れない購入者にとって、
写真は商品の状態や魅力を判断するための大切な情報です。
今回は、eBay公式の「出品画像について」「売れる商品画像の撮り方」を
参考にしながら、初心者セラーが今日から見直せる商品写真のポイントを
まとめます。
1.「商品が写っていればOK」はもったいない!
まず、一番お伝えしたいのがここです。
商品写真は、
「商品があることを伝えるため」だけのものではありません。
購入者が知りたいことを、
『写真を通して伝えるためのもの』
と考えてみてください。
例えば、中古カメラを販売するとします。
正面から撮った写真が1枚だけだったら、
■「裏側はどうなっている?
■「液晶に傷はない?」
■「底面はきれい?」
■「レンズの状態は?」
■「付属品は何がある?」
と、購入者にはまだわからないことがたくさんあります。
一方で、
🔸 正面
🔸 背面
🔸 上面・底面
🔸 左右
🔸 レンズ
🔸 液晶
🔸 傷や汚れ
🔸 付属品
まで写真で確認できれば、購入者は商品の状態をイメージしやすくなります。
eBay公式でも、メイン画像に加えてもう1枚、可能であれば合計6枚以上の
画像を掲載することが推奨されています。
現在のeBay公式ポリシーでは、
1出品につき最大24枚まで画像を登録できます(一部カテゴリーを除く)。
動画もアップロード可能です!
つまり、
「写真を増やす」=「購入者に判断材料を増やす」
ということなんです。
2.売れる写真は「きれいな写真」より「わかる写真」
商品写真というと、
「おしゃれに撮らないといけない」
「プロみたいな写真じゃないとダメ」
と思うかもしれません。
(*鮮明な画像であることは言うまでもありません。)
でも、eBayの商品写真でまず大切なのは、
おしゃれさより、わかりやすさ。
購入者が知りたい情報が、きちんと確認できる写真になっているかが
重要です。
例えば中古品なら、
「新品のようにきれいに見せる」
ことよりも、
「どこに傷があるのか」
「どのくらい使用感があるのか」
がわかることのほうが大切です。
eBay公式でも、傷や汚れなど購入者が気になる部分を撮影し、商品の状態を
正確に伝えることをすすめています。
「見栄えのいい写真を撮る」
ではなく、
「買う人が安心して判断できる写真を撮る」
と考えてみましょう。
3.「傷は隠す」より「きちんと見せる」
中古品を扱っていると、
「ここに傷があるから、写真にはあまり写したくない……」
と思うこともありますよね。
でも、これは逆です。
傷や汚れがあること自体が、必ずしも悪いわけではありません。
問題なのは、
購入した後に「こんな傷があるとは思わなかった」と思われてしまうこと。
だからこそ、傷があるなら写真でしっかり見せる。
そして、商品説明にも記載する。
これが大切です。
例えば、
「少し傷があります」
だけでは、購入者はどの程度なのかわかりません。
それよりも、
「本体右側に約○mmの傷があります」
と説明し、その部分をアップで撮影する。
そうすれば、購入者自身が
「この程度なら大丈夫」
「今回はやめておこう」
と判断できます。
一見すると「傷を見せる=売れにくくなる」と感じるかもしれません。
でも、購入前に正確な情報を伝えることは、購入後のトラブルを減らすことに
もつながります。
eBay公式も、傷など気になる部分を明確に撮影し、商品説明にも
記載することを案内しています。
*稀にヴィンテージ商品の場合には、
その傷さえも価値が上がったりすることもあります。
4.今日からできる!商品写真7つのポイント
ここからは、実際に出品するときにチェックしてほしいポイントです。
①背景をシンプルにする
商品以外のものがたくさん写っている写真は、購入者の目線が商品から
それてしまいます。
机の上に、
ペン、コップ、梱包材、パソコン、他の商品…
などが一緒に写っていませんか?
まずは商品だけに目が向くように、
できるだけシンプルな背景で撮影してみましょう。
eBay公式でも、
白色または商品を邪魔しない平坦な背景が推奨されています。
「専用の撮影ブースを買わないと……」
と思う必要はありません。
まずは、白い紙や布など、身近なものを使って背景を整えるところから
始めてみましょう。
②明るさを意識する
暗い写真では、商品の細かな状態がわかりにくくなります。
特に、
黒いカメラ、黒いバッグ、時計、小さな部品…
などは、暗い場所で撮影すると細部が見えにくくなります。
eBay公式では、自然光が十分に得られる場所での撮影や、
影・反射を抑えるための拡散照明がすすめられています。
まずは、
「暗くて商品の状態がわからない写真になっていないか?」
を確認してみてください。
③ピンボケをなくす
どんなに良い商品でも、写真がぼやけていたら魅力が伝わりません。
特に中古品では、
「傷なのか、ピンボケなのか?」
がわからなくなってしまいます。
eBay公式でも、
三脚などを使ってカメラを固定し、
鮮明な写真を撮影することがすすめられています。
スマホで撮影する場合も、机などに固定して撮影するだけで
ブレを減らせます。
高価なカメラを購入する必要はありません。
今使っているスマホで、まず「ブレない写真」を意識する。
これだけでも改善できます。
④商品を大きく写す
商品が写真の中で小さすぎると、購入者は細部を確認できません。
eBay公式では、
商品を画像内の80~90%程度に収めることがすすめられています。
例えば、
「部屋全体を写した中に、商品が小さく置かれている」
ような写真では、商品そのものがわかりにくくなります。
商品を主役にする。
これを意識してみてください。
⑤正面だけで終わらせない
これは特に中古品で重要です。
正面だけではなく、
前・後ろ・左右・上・下
と、購入者が確認したい場所を考えて撮影します。
例えばバッグなら・・・
正面・背面・底面・内側・ポケット・金具・タグ・付属品や元箱など
カメラの場合には・・・
正面・背面・上面・底面・レンズ・液晶・マウント部分・付属品や元箱など
eBay公式でも、商品を上・横・下などさまざまな角度から撮影し、
細部はズームアップして撮影することが推奨されています。
「何枚撮ればいいか」だけを考えるのではなく、
「購入者が実物を手に取ったら、どこを見るだろう?」
と考えてみると、必要な写真が見えてきます。
⑥傷・汚れ・ダメージも撮影する
ここは先ほどもお伝えしましたが、とても重要なので再度、抑えましょう。
悪い部分も写真で伝えます。傷だけではありません。
汚れ・擦れ・色あせ・破れ・凹み・使用感・パーツの欠損
など、購入者が気にしそうな部分はアップで撮影します。
「こんなところまで撮るの?」
と思うくらいでちょうどいい場合もあります。
特に中古品では、
「きれいに見せる」より「正確に伝える」ことを優先しましょう。
⑦サイズ感や細部が伝わる写真を入れる
商品によっては、大きさが写真だけではわかりにくいものがあります。
その場合は、定規などを使ってサイズを伝える方法もあります。
eBay公式でも、商品の大きさがわかりにくい場合は、
コインや定規などを商品と一緒に撮影してサイズを示す方法が
紹介されています。
また、サイズだけではなく、
「この部分をもっと見たい」
と思われそうなところは、アップ写真を追加しましょう。
そういうひと手間が安心感につながり、購入やリピートに繋がります。
5.商品によって「撮るべき場所」は違う
ここまで7つの基本を紹介しましたが、
「じゃあ、具体的に何を撮ればいいの?」
という疑問もありますよね。
実は、商品によって購入者が確認したい場所は違います。
《カメラ》 《時計》
正面・背面 文字盤
上面・底面 裏蓋
液晶 側面
レンズ ベルト
マウント部分 バックル
傷や汚れ 傷
シリアルナンバー シリアルナンバーなど確認できる部分
付属品
《ブランドバッグ》 《アパレル》
正面・背面 全体
底面 ブランドタグ
角 サイズタグ
内側 素材表示
ポケット デザインの細部
金具 汚れやほつれ
タグ
傷・擦れ
eBay公式でも、ファッション商品については、商品の状態だけでなく、
タグやラベル、バッグの内側・外側などを撮影することが
すすめられています。
大切なのは、
「商品ごとに、購入者が確認したい場所を考える」
ことです。
6.写真は「購入者の不安」を減らすためにある
ここまで読んで、
「結局、写真をたくさん載せれば売れるってこと?」
と思うかもしれません。
少ないよりは多いに越したことはありませんが、もちろん、写真の枚数だけで
売上が決まるわけではありません。
価格、商品そのものの需要、タイトル、商品説明、送料、販売実績など、
さまざまな要素があります。
ただ、購入者の立場で考えてみてください。
同じくらいの価格で、似たようなコンディションの商品が2つ
並んでいたとします。
<商品 A> <商品 B>
・ 写真2枚だけ ・複数の写真あり
・ 正面からのみ ・正面・背面・側面・細部・傷・付属品まで
あなたなら、どちらの商品のほうが状態をイメージしやすいでしょうか?
もちろん、その他の詳細条件にもよりますが、商品Bのほうが
「買う前に確認できる情報が多い」ですよね。
商品写真の役割は、
「この商品、どうですか?」とアピールすることだけではありません。
「この商品なら安心して買えそう」と思ってもらうための材料を増やすこと
でもあるのです。
7.ここは注意!eBayでは写真に入れてはいけないものもあります
最後に、写真の撮り方だけではなく、eBayの画像ポリシーも確認して
おきましょう。
例えば、eBayの公式ポリシーでは、
✅ 商品画像への枠線
✅ 「送料無料」などのテキスト
✅ セラーロゴなどのアートワーク
を商品画像に追加することは禁止されています。
「送料無料!」「SALE!」「おすすめ商品!」
などの文字を画像に入れて目立たせたくなるかもしれませんが、
eBayでは画像ではなく、タイトルや商品詳細など、適切な欄を
活用しましょう。
また、ウォーターマーク*にも条件があります。*注)
「日本のフリマやネットショップでは普通にやっていること」が、
eBayでもそのままOKとは限りません。
商品写真を工夫するときは、
「売れるかどうか」だけでなく「eBayのルールに沿っているか」
も確認しておきましょう。
*注) ウォーターマークとは
著作権や所有者を示すロゴ、文字、あるいは目に見えない情報を埋め込む「透かし」のこと
無断転載や不正利用を防ぐ目的で使われます。
💡ワンポイントアドバイス
商品写真を撮るとき、私が一番意識してほしいのは、
「自分が売りたいように撮る」のではなく、「買う人が知りたい順番で撮る」
ということです。
出品者は、仕入れた商品を知っています。
「これは○○だから価値がある」
「この商品は人気がある」
「この付属品が付いているからお得」
ということもわかっています。
でも、購入者は初めてその商品を見るかもしれません。
だから、
①まず全体を見る
②細かい部分を見る
③状態を確認する
④傷や気になる部分を見る
⑤付属品を確認する
というように、購入者の目線で写真を並べてみてください。
「この写真を見たら、購入者は次に何を知りたくなるかな?」
と考えるだけでも、撮るべき写真が変わってきます。
そして、もし今すでに出品している商品があるなら、ぜひ一度、自分の出品を購入者の目線で見てみてください。
「この写真だけで、商品を安心して買えるかな?」
と。
もし「ちょっと情報が足りないかも」と感じたら、
それは改善できるチャンスです。
商品そのものを変えなくても、
写真を見直すことで、商品の伝わり方は変えられます。
「最近、なかなか売れないな」と感じたときは、仕入れや価格を変える前に、
まずは商品写真を見直すところから始めてみるのがおすすめです✨
小さな改善の積み重ねが、売れるアカウント運営にもつながります。
*商品画像のルールや仕様は変更される可能性があります。
出品時には最新のeBay公式情報もあわせて確認してください。
参考:eBay公式マニュアル