【制作事例】音楽の世界観を「手染め」と「ストーン」で形に。男子フィギュアスケート衣装の制作裏話

【制作事例】音楽の世界観を「手染め」と「ストーン」で形に。男子フィギュアスケート衣装の制作裏話

記事
美容・ファッション
こんにちは!オーダーメイド衣装を制作しているクリエイターです。

「イメージはあるけれど、どうやって衣装にすればいいかわからない」
「動きやすさとデザイン性を兼ね備えた、本格的な衣装を作りたい」

そんな悩みをお持ちの方へ、今回は当スタジオで手掛けた男子フィギュアスケート選手のフルオーダー衣装の制作事例をご紹介します。

遠方からのご依頼でしたが、オンラインでの打ち合わせや画像・動画の共有を丁寧に重ねることで、ご本人のこだわりとプログラムの世界観を完璧に具現化しました。


1. 楽曲を聴き込み、抽象的なイメージを言語化する
今回のプログラムは、『Start a wave』と『Reach for the star』という2曲をつなげた特別な構成でした。

ご依頼をいただいた際、私がまず行うのは「楽曲を徹底的に聴き込むこと」です。

音楽を繰り返し流しながらイメージを膨らませていくと見えてきたのは、単なる「青」ではありません。夜空や星、そして暗闇の中で光が弾ける「ナイトパレードのネオンエッセンス」を含んだ、深みと輝きのあるブルーの世界観でした。

ご本人からは「ブルー系」「動きやすいプルオーバー」というご希望をいただき、楽曲から読み取った世界観を掛け合わせてデザイン案をご提案させていただきました。
2. 理想の色を創り出す「手染め」と「可動域の追求」
イメージが決まれば、次は妥協のない仕立てに入ります。

氷上で最も映える「手染めグラデーション」
既製品の生地をそのまま使うのではなく、プログラムにぴったりのトーンを出すため、自ら生地を染め上げました。染料の濃度や漬け込み時間を微調整し、白い氷の上で圧倒的に映えるグラデーションを創出しています。
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激しい動きを邪魔しない「シルエット調整」
男子衣装で最も重要なのは、「シャープで美しいライン」と「ジャンプやステップを邪魔しない可動域」の両立です。仮縫いの段階でサイズ感や首元のVラインを綿密に確認し、身体に吸い付くような理想のフィット感を探りました。

立体感を生むストーンワーク
仕上げに、胸元から背中にかけて夜空に弾ける光や波(wave)を表現するようにストーンを配置。どの角度から見ても立体的な輝きを放つよう仕立てています。
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3. リンク上で「作品」が完結する瞬間
衣装はトルソーに着せた時点では、まだ未完成です。
選手が身に纏い、リンク上で音楽に乗って舞った瞬間に、初めて衣装に命が吹き込まれ、作品として完結します。

遠方から当スタジオを見つけ、大切なお衣装をお任せいただいたことに心より感謝申し上げます。

【衣装制作・オーダーメイドのご相談について】
「自分の世界観をどう衣装に落とし込めばいいかわからない」
「ダンスやステージでしっかり動ける、本格的な仕立ての衣装を作りたい」

当サービスでは、デザイン画がない状態からのご提案や、細かなニュアンスの言語化から親身にお手伝いいたします。

まずはお見積もりや「こんな衣装作れる?」という軽いご相談から、お気軽にお問い合わせください!


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