広告運用を勉強して、指標の意味は分かってきた。でも、レポートや応募文を書こうとすると手が止まる。そんなときは、知識を足すより「数字から何が言えて、何はまだ分からないか」を分けてみてください。
以下はすべて学習用の架空データ・架空の応募文です。実案件の運用実績や、添削による受注・収入の実績ではありません。応募文は「学習中で、実案件の運用経験はまだない人」を想定しています。
1.模擬レポートを直す
比較する2期間は同じ日数。広告費はどちらも50,000円、クリックは500回。CVだけが10件から5件に減ったとします。
- CPC:50,000円÷500回=100円。変化なし。
- CVR:10件÷500回=2%から、5件÷500回=1%へ。
- CPA:50,000円÷10件=5,000円から、50,000円÷5件=10,000円へ。
修正前
「CPAが悪化しました。広告の反応が悪くなったので、配信を止めてクリエイティブを変更します。」
気になるのは、原因と対策を一足飛びに決めていることです。この数字だけでは、クリエイティブが原因とは言えません。CPCが同じでも、配信先の構成やクリックの質が同じとは限りません。
修正後
「同じ日数で比較すると、広告費50,000円・クリック500回は変わらず、CVが10件から5件に減少しました。CPCは100円で変わらず、CVRが2%から1%に下がり、CPAは5,000円から10,000円になっています。
数字上はクリック後のCV率低下を確認できますが、原因は未確定です。まずCVの定義・集計条件と計測状況を確認します。問題がなければ、デバイスや遷移先などに分け、どこで差が出ているかを調べます。現時点では、この数字だけを理由に全面停止や広告差し替えは決めません。」
直した理由
「事実→まだ分からないこと→次の確認」の順番にしました。対策を並べるより、先に何を確認するかを示す方が、読み手は判断しやすくなります。
ただし、この例だけで配信継続が正解と決まるわけでもありません。目標CPA、CVの価値、残予算なども判断に必要です。5件と10件という小さい件数なので、期間や変動の大きさも確認します。
2.提案文を直す
修正前
「広告運用を勉強しています。AIも使えるので、集計から運用改善まで何でも対応します。売上アップに貢献しますので、よろしくお願いします。」
熱意は伝わりますが、依頼する側には「何を、どこまで任せられるか」が見えません。未経験の範囲まで引き受けると、購入後の認識違いにもつながります。
修正後
「広告の集計・レポート補助の募集を拝見し、応募しました。広告運用を学習中で、実案件の運用経験はまだありません。
練習として、架空データからCPC・CVR・CPAを計算し、数値の変化と次の確認事項をA4 1枚に整理しました。添付資料は模擬制作物です。
ご指定形式での数値集計と、レポートの下書きが対応候補です。予算変更や入稿など、配信設定を変更する作業は今回の提案に含めません。担当範囲・提出形式・締切を確認したうえで、お見積もりします。」
直した理由
未経験であることを隠さず、見せられるものと担当範囲を具体化しました。「何でもできます」より、「この作業なら、ここまで準備しています」と伝える形です。応募先の条件に合わない場合は、無理に応募する必要もありません。
3.自分の文章で練習する
まず模擬レポートを3行で書いてみてください。
1. 変わった数字と、変わらなかった数字。
2. その数字だけでは決められないこと。
3. 最初に確認する項目と、その理由。
次に提案文の「何でも」「改善します」を探し、具体的な作業名と対象外の作業に置き換えます。見本をそのまま自分の実績として使わず、自分で作った資料と、実際に対応できる範囲で書いてください。
自分の資料の直し方を知りたい方へ
10,000円の個別添削では、模擬レポートA4最大2枚+提案文500字以内を確認し、改善例と再提出確認1回をお返しします。必要資料が揃ってから、初回の添削を5営業日以内に返却します。再提出は初回返却から7日以内、確認結果は再提出を受領後2営業日以内に返却します。すべてテキストで完結します。
面談・無制限相談は含まず、受注や収入を保証するサービスではありません。ココナラ内で相談から納品まで完結します。
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