家計のことで気が重い方に、ひとつだけ質問をさせてください。
いま、冷蔵庫の奥に何が入っているか、扉を開けずに言えますか。
言えない方が多いと思います。奥から出てきた容器のふたが曇っていて、中身が何だったのか思い出せない。どの家庭にも起こることです。
金運のご相談をいただくとき、この話をするのには、理由があります。
冷蔵庫に入っているものは、すべて、あなたが一度お金を払って手に入れたものです。半分残ったソース。買ったことを忘れていた豆腐。特売で三つ買って、二つ使わなかった野菜。あれは食材の姿をしていますが、正体は、あなたが働いて得たお金です。かたちが変わっているだけなのです。
そして、忘れられたものは傷みます。傷んだものは捨てる他ありません。つまり、奥で忘れられたということは、お金がそのまま流しに消えたのと同じことになります。レシートには残らず、家計簿にも記録されないので、気づかないまま静かに続いていきます。
削るところを探して、スーパーで一度手に取ったものを棚に戻している方。その我慢と同じ額が、じつは奥で朽ちているかもしれないのです。
日本の家では、かまどに火の神をまつってきました。台所の火をお守りくださる荒神(こうじん)です。摂津(せっつ)の清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)──兵庫県宝塚市にある、荒神をまつるお寺ですが、ここには荒神とならんで聖天様もおまつりされています。台所は昔から、手を抜いてよい場所ではなかったのです。
聖天様は、このように語られました。
「削るところを探しておるそなたが、よもや金をそのまま捨てるのか。そなたの目が行きとどく家に、金はのこるのじゃ」
このお悩みには「開運招福・金運向上の御祈祷(ごきとう)」を
入るものが滞りなく入り、出ていくものが無駄に流れぬよう、聖天様にお取り次ぎしてお祈りいたします。
お祈りがはたらくのは、いつも足元からです。手元のものを使い切れるようになり、判断が落ち着き、無駄が減っていく。その積み重ねが、聖天様のお導きです。
今日からできる、ひとつのこと
御祈祷をお申し込みになるかどうかは、ゆっくりお決めください。今日からできることを、ひとつだけお伝えします。
せめて、冷蔵庫から傷んだものを捨てましょう。
もったいないことをした。それは忘れてはいけません。
しかし、その失敗を繰り返さねばよいのです。
いちばん奥が見えていない棚を一段選び、そこにあるものを全部出します。
そして、使えるもの、迷うもの、もう駄目なものに分けます。
使えるものだけを戻し、そのとき空いている空間があれば尚良し。
空いていること自体が、「見える」という状態を作ります。
迷うものが出てきたら、それを明日の献立にしてしまいましょう。
献立を決めてから買い物に行くのではなく、家にあるものから献立を決める。この順番の入れ替えだけで、買い足す量が変わります。
最後にシンクを一度拭いて、コンロのまわりを片づけて終わりにします。
翌日そこに立つのが軽くなり、軽く立てる場所は、続けられる場所になります。
家計のことで悩んでいらっしゃる方は、もう十分に我慢をなさっています。ですから、これ以上削るのではなく、すでに手元にあるものを最後まで使い切ることから始めてみてください。それは我慢ではなく、あなたが払ったものをあなたが受け取るという、当たり前のことです。
先の見通しが立たずお疲れの方、どこから手をつければよいか分からない方。どうぞお気軽にお声をおかけください。御祈祷の内容についてのご質問や、まずお話だけ聞いてほしいというご相談も、ココナラのメッセージから無料でお受けしております。台所の一段から、ご一緒に始めましょう。