今回は、「なぜ同じ手法を使っているのに、結果に大きな差が生まれるのか?」というテーマについて書いてみます。
これは、これまでFXに取り組んできた中で、私自身が何度も感じてきたことでもあります。
同じ手法、同じロジックなのに、結果が違う
FXでは、同じ手法やロジックを使ったりしているにもかかわらず、結果が大きく異なることがあります。
例えば、同じルールを使っていたり、同じ時間足で分析しているのに、安定して利益を出している人がいる一方で、勝ったり負けたりを繰り返している人がいることは珍しくありません。
このような違いはどこにあるのでしょうか?
手法を知っていることと、使いこなせることは別の話
「知っている」と「使いこなせる」はまったく別のことだと、私は思っています。
例えば、「移動平均線の方向に沿って押し目買いをする」というルールがあったとします。
しかし、実際のトレードでは、ある人は条件が揃うまで待ちます。
一方で、別の人は、「もう少しで条件が揃いそうだから」と考えて、少し早めにエントリーします。
また、別の日には、「今日はチャンスを逃したくない」と思って、本来なら見送る場面でもエントリーしてしまいます。
この時点で、すでに同じ手法ではなくなっています。
ルールは同じでも、実際の判断が変わっているからです。
勝てない原因は、手法そのものではないかもしれません
もちろん、本当に手法そのものに問題があるケースもあります。
しかし、実際には、
・環境認識が毎回変わっている
・エントリー基準が曖昧になっている
・見送りの基準が決まっていない
・負けた後にルールを変えてしまう
・通貨ペアを増やしすぎている
といった問題が隠れていることも少なくありません。
つまり、手法が悪いのではなく、手法を使いこなせていない可能性があるということです。
自分の癖は、自分ではなかなか気付けない
実際には、1回のトレードだけを見ても、問題はなかなか見えてきません。
しかし、5回、10回とトレードを並べてみると、意外な傾向が見えてくることがあります。
例えば、
上位足に逆らったときだけ負けている
レンジ相場だけ成績が悪い
欧州時間は勝てるのに、他の時間帯は負けている
負けた直後だけエントリーが増えている
条件が完全にそろう前にエントリーしている
といったことです。
本人はルール通りにトレードしているのに、実際のトレードを客観的に見てみると、自分では気づいていなかった癖が見えてくることがあります。
新しい手法を探す前に、今のトレードを見直してみる
新しい手法を学ぶこと自体を否定しているわけではありません。
ただ、その前に、「今の手法を本当に使いこなせているのか?」
という視点を持つことも大切だと思っています。
特に、
・手法をいくつも持っている
・環境認識も勉強した
・それでも結果が安定しない
という方は、一度立ち止まってみる価値があるかもしれません。
私が重視しているのは「運用できる力」
現在、FXのロジック、トレード添削、個別コンサルを提供していますが、
一貫して重視しているのが、「運用」という考え方です。
どれだけ優れた手法でも、毎回判断が変わってしまえば、安定した結果につながるとは限りません。
逆に、
・どのような場面でトレードするのか
・どのような場面では見送るのか
・何を優先して判断するのか
が明確になれば、トレードはかなりシンプルになります。
もし、
「今の手法に問題があるのか分からない」
「自分のトレードの癖を知りたい」
「判断のブレを改善したい」
という方は、新しい手法を探す前に、一度ご自身のトレードを客観的に分析してみるのも一つの方法かもしれません。
現在、複数のトレードを分析して、傾向や改善点を整理する添削サービスや個別コンサルも提供していますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。