「嫌な出来事にも感謝しましょう」
「怒りや嫉妬を手放し、愛と感謝の波動で満たしましょう」
スピリチュアルの世界で、呪文のように唱えられる「感謝」という言葉。ですが、心の中では理不尽さに腹を立て、ドロドロとした感情を抱えているのに、無理やり「感謝しています」と口を出していませんか?
はっきり言いますが、湧き上がる本音(怒り・悲しみ・嫉妬)を押し殺して吐き出す「偽りの感謝」は、あなたのエネルギーを最も激しく濁らせる行為です。
今回は、心地よい言葉の裏に隠された「ネガティブ感情の抑圧」の恐怖と、腹の中の闇を受け入れて真の周波数を整えるロジックをお伝えします。
1. 闇があるから光がある —— 吐き出すから、光を出せる
この世界は二元性で成り立っています。陰と陽、昼と夜、そして「闇と光」です。
闇が存在するからこそ光が定義できるように、人間の中にネガティブな感情(闇)が存在するのは当然の自然摂理です。
怒り、恨み、嫉妬、悔しさ。これら腹の中にある闇の感情を無視せず、一度しっかりと「外へ吐き出す」からこそ、心の中に空間が生まれ、本当の光(本物のエネルギーや情熱)を出せるようになります。
出していないものは、入れられません。ドロドロした感情を抱えたまま光を気取ろうとしても、不快な濁りが内に溜まるだけなのです。
2. 光(綺麗ごと)だけを言い続けると「感情」そのものが消える
「感謝しなければ波動が下がる」「綺麗ごとだけを思っていよう」と、自分の闇に目をつぶり続けると、どうなるでしょうか?
ネガティブな感情だけを選択的に消すことなど、人間の脳や心には不可能です。闇を麻痺させようとすれば、連動してポジティブな感情や「本当の感覚」まで麻痺していきます。
結果として待っているのは、「自分の感情そのものをなくしていく」という精神的な死です。
「何を聞いても感動しない」「自分の本当の好き・嫌いが分からない」「何のために生きているか分からない」——そうした感情の喪失に陥っている人は、綺麗ごとで自分の内なる闇を抑圧し続けた末路なのです。
3. 闇(本音)を認めた者だけに、本物の光が宿る
真のスピリチュアルとは、ネガティブな感情を排除することではありません。「自分の内側にあるドロドロした闇を、誤魔化さずに直視し、正しく吐き出すこと」から始まります。
「私は今、猛烈に怒っている」
「あの人が羨ましくて嫉妬している」
「理不尽で悔しくてたまらない」
まず、自分の腹の中にある闇やドロドロをありのままに認めなさい。紙に殴り書きしてもいい、一人の空間で声を大にして吐き出してもいい。
自分の闇を誤魔化さず受け止め、しっかり吐き出した先にしか、感情の麻痺から抜け出すことはできません。そしてその泥臭いプロセスの果てにしか、本物の「感情の昇華」と、自然と湧き上がる「本物の光(感謝)」は訪れないのです。
おわりに:綺麗事を捨て、内なる闇を抱きしめよ
綺麗な言葉で自分を飾るのを今すぐやめなさい。
腹の中の闇を押し殺して作った「ハリボテの聖人」になるな。
闇を吐き出し、ドロドロとした生身の感情を取り戻した者だけに、真に力強い光(エネルギー)は宿るのだから。
現実を攻略せよ! 現代シャーマン 華印レン