帰ろうとしてタイムカードを押そうとしたら、出勤時間が打刻されていた。
今日は直行でいつもより早く家を出て、会社に行くより1時間近くかかるお客さんのところへ行くことになってたから。
なのに、打刻されてる時間は、いつもの出勤時間より遅い時間。
社長に「なんで?」と聞いたら、「電話してきた時間に押した。」と。
電話したのは着いてお客さんと話してたら、確認することがあったからで、着いた時間じゃない。
後はいつもの一歩も引かない押しの一手の返答。
「直行の時は着いた時間に電話することになってる。」
聞いてません、先週の直行の時はそんなの言わなかったじゃん。
今日の直行は社長が行けない代わりでしたよね?
早めの時間をつけてくれることはしても、遅くするのはせこいと言われても仕方ないと思いますけど。
せめてほんとに着いた時間確認してくれてもいいんじゃないでしょうか。
私が電話しなかったのが悪いってことになるんですよね、いつもそうですよね。
労うとか、感謝とか、言わなくてもわかるはず、わからないならそっちが悪い、が社長の考え方。
美学と言えばそうだろうけど、働いてる人間は報われない感が募る。
今日のことだって、賃金にしたら微々たる金額で、それを騒いだらせこい、小さい、ということにされてしまう。
でも我慢すれば、したで、タダ働きさせられた気持ちはぬぐえない。
今まで何度こんな気持ちをなんとか消して飲み込んできたんだろう。
がっかりするし、疲労がたまる。
加えて、ダメダメなほうの部下は、また今日もミスと怠慢を繰り返し、私の時間を奪い続けた。
そして無駄に残業していく。
私は朝からタダ働きの時間があって、こいつは時給泥棒して許される。
それでも以前は、こんな風に思わなかった。
社長だけが評価しようとしないことが、私の気持ちを萎えさせてしまった。
前なら大喧嘩になるほど言い合いしたけど、黙ってた。
もう辞めると決めてるから。
今日のことも「あの時」のひとつに加えてくれればいいと思う。
まあ、そんなこと感じないし、考える思考回路は持ってない人なんだろうから、私のささやかな願望。
本音は、円満退社できるように、バリバリに前向きでガンガン仕事する新人が入ってくれればいいと思ってる。
会社なんてそんなもんだと思うし、今までもそうだった。
代わりなんていくらでもいるし、出てくる。
私が辞めて困ってるなんて聞きたいと思わないし、望んでない。
ただ。
反面教師じゃないけど、社長がしなかった、してくれなかったことは、自分はしようと思う。
いいところは伝えてあげたいと思うし、伸ばしてあげたいと思う。
悪いところばかりを指摘したり、ミスしたり間違えた時だけ大騒ぎするのだけはしないようにしようと思う。