ChatGPTでハモリを作ってみた。下書きをAIに任せて気づいたこと

ChatGPTでハモリを作ってみた。下書きをAIに任せて気づいたこと

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音声・音楽
こんにちは。作曲・編曲・MIXをしているaluraです。

今回は、ChatGPTにハモリのMIDIを作ってもらった話です。

実際に試して感じたのは、下書きを任せることで、自分がこだわりたい「響き」や「演出」に時間を使えた、ということでした。

■ ハモリ作りで大変だったこと

ハモリには、コードやメインメロディとの関係を確認しながら、音を並べていく作業があります。

もちろん、歌詞や曲全体の流れを見て、どこにどんな響きを加えるかも考えます。ただ、一人で制作していると、こうした確認と打ち込みをすべて自分で行うことになります。

特に転調がある曲では、音を間違えないように確認するのも、なかなか大変だと感じていました。

そんな中、ACE Studioの使い方を紹介するYouTube動画を見ていて、「ハモリの下書きなら、ChatGPTにも作ってもらえるのでは?」と思い、試してみました。

■ コードとメロディをMIDIで渡す

今回、ChatGPTに渡したのは、ピアノで弾いたコードのMIDIと、メインメロディのMIDIです。

あわせてBPMと、「何小節目からAメロ、何小節目からBメロ、ここからサビ」といった曲の構成を伝えました。

今回はSynthesizer Vで歌詞を入力した後のMIDIも使いました。読み込ませて確認すると、今回のファイルでは歌詞も読み取れていたため、歌詞のフレーズを指定して依頼しました。

たとえば、こんな内容です。

・Aメロにはハモリを付けない
・Bメロは指定した歌詞の部分だけ下ハモを付ける
・サビの指定箇所はメインだけにする
・サビのそれ以外には上下のハモリを付ける

曲全体に一律で付けるのではなく、ハモリを入れる場所と、メインだけを聴かせたい場所を分けて伝えました。

■ 短時間で下書きができた

今回のやり取りでは、体感で1〜3分ほどでハモリのMIDIが返ってきました。

DAWに取り込んで確認すると、部分的に転調している箇所などで、直したい音が1〜2か所ありました。ただ、僕が聴いた範囲では、基本的にはコードとメロディに合ったものができていて、下書きとして十分使えると感じました。

そこからは、自分の耳で確認しながら調整しました。

「ここは別の音のほうが、好みの響きになる」
「ここはメインメロディに沿わせないほうが美しい」
「ここを控えめにすると、次のフレーズが引き立つ」

こうした、曲の聴かせ方を詰める部分です。

■ 自分がこだわりたい部分が見えた

今回よかったのは、音を一から並べる作業を短くして、その先の判断に時間を使えたことでした。

コードに合っていることと、その曲で自分が聴かせたい響きになっていることは、僕の中では別です。

まず形にしてもらい、それを聴いて、残す音と変える音を選ぶ。その進め方によって、自分がどこに創造性を使いたいのかも、少しはっきりした気がします。

今回作ってもらったのは、歌声の音声ではなくハモリのMIDIです。生成後の確認や修正も必要でしたが、制作を手伝ってもらう方法として、かなり手応えがありました。

今後も、実際の制作で試したことを紹介していこうと思います。

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