ココナラで最初につまずくのは、「売り方」ではありません

ココナラで最初につまずくのは、「売り方」ではありません

記事
ビジネス・マーケティング


Gemini_Generated_Image_61u1pm61u1pm61u1.png


「今日こそ出品する」と決めて、ココナラの出品画面を開いた夜。
タイトルを打っては消して、下書きのまま閉じる。

その繰り返し、何回目ですか?

こんにちは、凛です。
私は今、コーチ・カウンセラーをはじめとした「スキルはあるのに商品にできていない」方の商品設計をお手伝いしています。

正直に言います。
以前の私も、まったく同じところで止まっていました。

教材・講座・コンサルに100万円以上使って、資格も知識も増えたのに、出品ボタンだけが押せない。
「売り方をもっと勉強しなきゃ」と思って、また新しいノウハウを買う。

でも・・・出品数はゼロのまま。

なんでだろ、って何度も思いました。

そこに気づいてから、私のココナラは動き始めたんです。
この記事では、その「つまずきの正体」と、出品前に本当に決めるべきことを、順番に整理してお渡しします。

読み終わる頃には、「自分が何を決めていなかったから止まっていたのか」がはっきり見えるはずです。

◆なぜ「売り方」を学ぶほど、出品できなくなるのか


ノウハウを集めるほど止まる、という逆説

出品できずに止まっている方の多くが、こう考えています。

「まだ売り方が分かっていないから、出せない」
「プロフィールの書き方、サムネの作り方、SEO対策。もっと調べてからにしよう」

気持ちは痛いほど分かります。
準備不足のまま出して、誰にも買われなかったら怖いですよね。

でも、ここに逆説があります。

売り方のノウハウは、集めれば集めるほど出品から遠ざかるんです。

理由はシンプルです。
売り方のノウハウは「何を売るか決まっている人」のための道具だから。

タイトルの付け方を学んでも、タイトルにする商品が決まっていなければ書けません。
サムネのコツを知っても、サムネに載せる約束が決まっていなければ作れません。

つまり、材料が決まっていないのにレシピ本だけ増やしている状態。
どんなに上手な調理法を覚えても、「今夜なにを作るか」が決まらなければ、キッチンには立てないんです。

 出せない夜、頭の中で起きていること

もう少しだけ、止まっている夜の中身を言葉にさせてください。

出品画面を前に固まっているとき、頭の中にあるのは「書き方が分からない」だけではないはずです。

「私には、売れるようなものが無い気がする」
「誰かに『それでいい』って言ってほしい」
「出して誰にも買われなかったら、自分に価値がないことが確定しそうで怖い」

いかがでしょうか。
どれか一つでも心当たりがあるなら、あなたが止まっている本当の場所は「文章の手前」です。

だって、そうですよね。
「何を売るか」に自分で確信が持てていないのに、その説明文だけ上手に書けるはずがないんです。

これは文章力の問題ではありません。
そして、意志の弱さの問題でもありません。

決める材料の整理が、まだ終わっていないだけ。

だからこの記事では、精神論は一切言いません。
「頑張って出しましょう」ではなく、「何をどの順番で決めれば、怖くなくなるのか」を扱います。

つまずきの正体は、能力ではなく「順番」

だから、まずこれだけは受け取ってください。

> 出品できないのは、あなたのせいではありません。
> 順番が違うだけです。

ココナラで最初につまずくポイントは、「売り方」ではありません。
その一つ手前にある、「何を・誰に・いくらで・なぜ自分から買ってもらうのか」を決める工程、つまり商品の設計です。

家づくりで言えば、売り方は内装や外壁の話。
設計図がないまま壁紙のカタログを眺めても、家は一棟も建ちませんよね。

逆に言うと、設計さえ決まれば、売り方の悩みの大半は消えます。
タイトルも説明文も価格も、設計図から写すだけになるからです。

私自身、100万円分のノウハウで動けなかったのに、この「設計を先に決める」に切り替えただけで、出品までが一気に短くなりました。

変えたのは勉強量ではありません。
順番だけなんです。

◆ 出品前に決めるのは、たった4つだけ


では、設計とは具体的に何を決めることなのか。
全体像を先にお見せします。

出品ボタンを押す前に決めるのは、この4つだけです。

① 何を売るか ➡商品の中身と、どこからどこまでやるかの範囲
② 誰に売るか ➡どんな状況の人が、あなたを選ぶのか
③ いくらで売るか ➡価格と、その根拠
④ なぜあなたから買うのか ➡ 他の出品者ではなく、あなたである理由

この4つが埋まった1枚が、あなたの商品の設計図になります。
逆に、この4つのどれかが空欄のままだと、どれだけ文章力があっても出品ページは完成しません。

ひとつずつ、決め方を見ていきます。

 ①何を売るか : 経験の中から「商品になる部分」を切り出す

最初の関門は、たいていここです。

「私には、売れるようなものが無い気がする」

この言葉、出品で止まっている方から本当によく聞きます。
でも、断言します。答えはNOです。

売れるものが無いのではなく、自分の経験を商品の言葉に翻訳できていないだけなんです。

たとえば「傾聴が得意」は、まだ商品ではありません。
「転職を迷っている30代が、頭の中を整理して結論を出すための60分」まで絞れたら、それは商品です。

ピースは、もうあなたの中に揃っています。
並べ方が変わるだけです。

②誰に売るか : 「全員」に売ろうとすると、誰にも届かない

2つ目は相手決めです。

ここでやりがちなのが、「悩んでいる人みんなの力になりたい」と間口を広げること。
優しい人ほど、こうなります。

でも、ココナラの検索結果に並ぶのは、あなたを含めて何百件もの類似サービスです。
「誰でもどうぞ」のページは、誰の目にも「私のためのものだ」と映りません。

過去の自分、と決めてしまうのが一番早いです。
あの頃の自分が検索窓に打った言葉、夜中に読んでいたページ。
そこまで思い出せる相手なら、ページの一行目から言葉が変わります。

 ③いくらで売るか :価格は「気持ち」ではなく「根拠」で決める

3つ目が価格です。

初出品の方は、ほぼ全員こう言います。
「自信がないので、まずは最安値で…」

お気持ちは分かります。
でも、根拠のない安さは、買う側から見ると「安心」ではなく「不安」なんです。

大事なのは金額の高い低いではなく、その価格の理由を自分の言葉で言えること
「この範囲をここまでやるから、この価格」と言えた瞬間、価格はあなたを守る盾になります。

 ④なぜあなたから買うのか : 実績ゼロでも、理由は作れる

4つ目が、いちばん誤解されているところです。

「実績がないから、選ばれる理由がない」と思っていませんか?

選ばれる理由は、実績の数だけで作るものではありません。
誰のどんな状況に、どの入口から寄り添うかという設計で作るものです。

たとえば「通話が苦手な方向けに、テキストだけで完結します」。
これだけでも、通話に身構えてしまう人にとっては、他の誰でもなくあなたを選ぶ理由になります。

あなたが「弱み」だと思っていることが、誰かにとっての「選ぶ理由」になる。
これも、翻訳の仕事です。

ちなみに私は今、この4つを一緒に埋めて[あなた専用の商品設計書を作るサービス](https://coconala.com/services/4297591)を出しています。
「1人では決め切れない」という方は、途中で思い出してください。

◆4つがつながると、出品ページは「写すだけ」になる


設計図から、タイトルと本文が生まれる流れ

ここまでの4つは、バラバラの穴埋めではありません。
順番につながって、そのまま出品ページになります。

②誰にが決まると、検索される言葉が決まる。
①何をが決まると、タイトルと提供範囲が書ける。
④なぜあなたかが決まると、冒頭のひとことと差別化の一文が書ける。
③いくらで が決まると、価格欄に迷いがなくなる。

つまり、出品ページ作りは「文章の仕事」ではなく「設計の転記作業」なんです。
文章力に自信がない方ほど、この事実に救われます。

具体例:資格を取ったのに止まっていた、ある会社員の場合

イメージしやすいように、ひとつ例を出します。

会社員をしながらコーチング資格を取った方がいたとします。
講座には50万円以上投資済み。
でも出品下書きは、書いては消してもう3回目。

この方の頭の中には「コーチングを売る」しかありません。
だから止まります。コーチングは分野名であって、商品ではないからです。

そこで4つに分けて決め直します。

・何を ➡「モヤモヤを言葉にして、次の一歩を決める60分セッション」
・誰に ➡「転職か現状維持かで半年以上迷っている、30代の会社員」
・いくらで ➡「振り返りシート付きでこの価格」と根拠ごと提示
・なぜ私か ➡「自分も会社員のまま資格を取った。働きながら迷う気持ちの側にいられる」

どうでしょうか。
同じ人、同じ資格、同じスキルなのに、4つが埋まった瞬間に「出せる商品」の顔になりますよね。

スキルが足りないんじゃない。
設計が決まっていないだけ。

これが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。

今日からできる、設計の3ステップ


「理屈は分かった。で、何から手を付ければいい?」という方のために、最初の一歩を3つに分けておきます。

ステップ1:経験の棚卸し ➡ 紙に全部出す

まず、商品のことは一旦忘れてください。
紙かメモアプリに、次の3つを書き出します。

・人から「ありがとう」と言われたこと
・お金や時間をかけて乗り越えてきた悩み
・気づいたら人より詳しくなっていたこと

上手に書く必要はありません。
ここは材料集めなので、量がすべてです。まず20個を目指してください。

「そんなに出ません」と思いましたか?
大丈夫です。棚卸しでつまずく方は、たいてい基準が高すぎるだけなんです。

「お金をもらった経験」だけを探すから、手が止まります。
友人の相談に3時間付き合ったこと。家族の介護で調べ尽くした制度のこと。転職を3回して分かった会社の選び方。

あなたにとっての「当たり前」ほど、書き忘れます。
そして、その「当たり前」こそ、誰かがお金を払ってでも聞きたいことだったりするんです。

料理と同じですよ。
冷蔵庫に「何もない」と思っても、棚の奥まで全部出してみたら、ちゃんと一品作れる材料が揃っていた。そういうことは、よくあります。

ステップ2:「誰の・何が・どうなる」に翻訳する

次に、書き出した材料から気になるものを3つ選んで、この型に流し込みます。

> 「(どんな状況の誰)が、(何をした結果)、(どんな状態になれる)」

先ほどの例なら、「転職で迷う30代会社員が、60分話した結果、次の一歩を自分の言葉で決められる」となります。

この一文が書けたものは、もう商品の原石です。
書けなかったものは、まだ材料が足りないだけなので、ステップ1に戻って構いません。

ステップ3:1本に「決め切る」

最後が、いちばん大事で、いちばん難しいステップです。

候補を並べたまま「どれも捨てがたい」と眺め続けない。
1本に決め切ってください。

複数の候補を持ったまま走ると、プロフィールもページも発信も、全部ぼやけます。
迷いは、選択肢の数に比例して増えるからです。

そして、もしここで手が止まったら。
それは能力の問題ではなく、自分のことは自分がいちばん見えないという、ただの構造の問題です。

美容師さんも、自分の後ろ髪は切れませんよね。
そういうときは、他人の目を借りていいんです。

私のココナラの新しいサービスは、まさにこの「決め切る」を代わりに引き受けるものです。

> 何を売ればいいか。その迷い、私が終わらせます。
> 60分話すだけで、あなた専用の商品設計書が届く。

ヒアリングで経験を棚卸しして、①〜④を1本に決め切った設計書を、あなたの手元に残る形で納品します。
代案を並べて「選んでください」とは言いません。カメラオフでも、テキストだけでも大丈夫です。

▼ 何を売るか決まらない人の商品設計書を作ります

◆それでも手が止まるあなたへ :よくある3つの質問


最後に、ここまで読んでもまだ胸に残っていそうな質問に、先に答えておきます。

 Q1. 実績ゼロなのに、出品していいんでしょうか?

いいんです。というより、順番が逆です。

実績は、出品した人にしか付きません。
「実績が付いたら出す」は、「泳げるようになったらプールに入る」と同じ構造なんです。

実績ゼロの期間にできるのは、盛ることではなく、設計で誠実に勝負すること。
提供範囲を明確にして、できないことを正直に書く。
実は、その正直さ自体が「この人は信頼できそう」という最初の選ばれる理由になります。

Q2. 途中で商品を変えたくなったら、どうすればいいですか?

変えて大丈夫です。設計は一度きりの契約ではありません。

ただし、順番だけ守ってください。
ページの文章を先にいじるのではなく、①〜④の設計に戻って、どこが変わったのかを先に決め直す。

設計図を直さずに壁紙だけ張り替えると、家全体がちぐはぐになります。
逆に、設計から直せば、ページの修正は数行で済むことがほとんどです。

 Q3. 副業なので、身近な人に知られたくないのですが…

匿名で大丈夫です。顔出しも必須ではありません。

ココナラはニックネームで活動できますし、実際に匿名のまま長く続けている出品者の方はたくさんいます。
大事なのは、名前や顔ではなく、②で決めた「誰に」へ言葉がまっすぐ届いているかどうか。

「知られたくないから出せない」は、出さない理由にしなくていいんです。

◆ まとめ:売り方は、設計のあとでいい


最後に、この記事の設計図を1枚にまとめます。

・ココナラで最初につまずくのは「売り方」ではなく、その手前の「設計」
・出品前に決めるのは4つだけ ➡何を・誰に・いくらで・なぜあなたか
・4つが決まれば、出品ページは設計図からの転記作業になる
・最初の一歩は、経験の棚卸し→翻訳→1本に決め切る、の3ステップ

出品できないまま時間が過ぎると、「私には無理なのかな」という気持ちだけが積もっていきますよね。

でも、ここまで読んでくださったあなたなら、もう分かるはずです。
止まっていたのは、あなたの価値が足りないからではありません。
決める順番が、ほんの少し違っただけ。

新しく学ぶものは、何もありません。
あなたの中にあるものを、並べ直すだけ。

「売れるようなものが無い気がする」と思っているあなたへ。

今のあなたで、もう十分です。

まずは今夜、紙を1枚用意して、ステップ1の棚卸しから始めてみてください。
それでも1人で決め切れないときは、いつでもこちらに来てくださいね。

▼ 凛の商品設計サービス(ココナラ)


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す