かつて私は「引き寄せの法則」に夢中でした。
たくさんの引き寄せ関連の本を集め、特に奥平亜美衣さんの言葉に心を惹かれていました。
彼女の著書をほぼ全て手に入れましたが、やがてその法則から卒業する時が来ました。
多くの本を手放す中で、「いつでも引き寄せの法則 願いを叶える365の方法」だけは残しました。
この本はエスター・ヒックスさんとジェリー・ヒックスさんによるもので、シンプルな言葉遣いと愛らしい絵に心を奪われたからです。
引き寄せの法則の本を手放す際、まだ何か未練があったのかもしれません。
本を読む際には、心に残った箇所に付箋を貼っていました。
当時は、「いつでも引き寄せの法則」のたくさんの箇所に心ときめいていたようです。
ただ、思い返すと、当時の私はポジティブなエネルギーが溢れているときに引き寄せの本を手に取り、ネガティブな気持ちになると哲学書を読んでいました。
引き寄せの法則の本はエネルギーを消費するもので、夢心地のように現実味が感じられなかったからかもしれません。
本に書いてあることを実践していたつもりですが、その法則で願いが叶ったのかどうかはっきりとはわかりません。でも今、「いつでも引き寄せの法則」も手放す時が来たと感じています。
最近もう一度それらの箇所を読み返してみても、以前のように心に響かないのです。
今では古代の哲学者の本を楽しむようになりました。それが私にとって、今一番心地よい時間です。