ただいま
娘が帰ってきた
部屋から鼻歌が聞こえてきた
機嫌がよさそう
わたしは部屋で本を読んでいた
「父ちゃん」
娘が声をかけてきた
なん?
「頼りにされてるんだ」
と笑顔でひと言
なんのことかな?
「今日ねー、仕事が終わり帰ろうとしてたんよ
そしたらマネージャーさんが見えた。そんとき、なんか困ったような感じがして・・」
どうかしたんですかー!と声をかけたそうだ
そしたら
「明日A地区に勤務する子が急遽休みになってね、代わりの人がおらんくて
困ってるのよ、うーんどうしようかなぁー」
「わたしが行ってもいいですよ」
「えーでも明日休みじゃないの」
「まぁでも困っていらっしゃるのであれば」
「本当―助かる、頼りになるー、本当ありがとう、助かった、あー本当助かった」
マネージャーもうれしそうだったけど、わたしも感謝されてうれしかったと娘
わたしが“声をかけるって大事だね”と伝えた
頼りにされること、それが自分の励みにもなる
声をかけられて助けられた人、声をかけたことで相手から感謝をもらった人
思いやりの一言はうれしいが広がっていく
娘を見てなんかほっこりした