佐藤愛子さんの
“90歳で何がめでたい”
プロモーション映像を見た
出版社の編集者が佐藤さんに聞いた
「俺も50代後半なのですが、いいおじいちゃんになるにはどうしたらいいですか」
「いいおじいちゃんになる必要はないわよ。おもしろいおじいちゃんになりなさい」
とセリフ
それを世間話でおふくろに話をすると
「おもしろいおばあちゃん?わたしの場合は自然体でいればいいのか」
「いや、あたしゃ、自然を飛び越えるから、人が引くかもしれんなぁ」
独特の言い回しだった
嫁さんと昔話になった
わたしが家庭をかえりみない普段の行動
毎日飲みに行って帰りが遅い
帰ったら文句を言う
などなど
わたしのことを
おふくろや妹たちに実家で相談
嫁さんが真剣だったのが伝わったのか
妹たちはわたしのことをこう言ったらしい
「やさしいとこあるど」
「中学校時代は頭よかったもんね」
妹たちは嫁さんの様子がおかしかったので、
こりゃいかん、離婚されては!
と思い、わたしの少ないよかった点を探し出し必死に伝えた
「独特の言い回しだったよ」
と嫁さんは当時を振り返り笑っていた
23年前
結婚して3年目のことであった