Anthropic、Claude Opus 5.5を発表 API単価を20%引き下げ

Anthropic、Claude Opus 5.5を発表 API単価を20%引き下げ

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Anthropicは2026年9月22日、Opusシリーズの新しいAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表した。同社は、前モデルのOpus 5からコーディングや知識業務の性能を向上させ、APIの入力・出力単価を20%引き下げたと説明している。

公式発表によると、Opus 5.5はコーディングや長時間にわたる自律的な作業、知識労働のタスクで性能が向上したとされる。ターミナル操作を評価する「Terminal-Bench 4.0」ではOpus 5の52.3%に対しOpus 5.5は66.4%のスコアを記録したという。出力速度もOpus 5より30%以上速くなったとしている。また、複雑なサービス構成の管理タスクを18時間以上にわたり継続して実行できた事例や、応答の文章がより簡潔で分かりやすくなったとの利用者評価も紹介されている。

料金面では、API利用料金が100万トークンあたり入力4ドル・出力20ドルとなり、Opus 5比で単価が20%引き下げられた。これとは別に同社が案内する「典型的な利用における実行コスト40%減」は、単価の引き下げだけでなく、同じタスクをこなすのに必要なトークン数がOpus 5より少なくなったとする測定結果を合わせた数字であり、単価そのものの値下げ幅とは意味が異なる。実際の削減幅はタスクの内容によって変わり、月額プランの料金が40%下がるという意味ではない。

Claude Opus 5.5は、Claude APIに加えてAmazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureなど主要クラウド経由でも利用可能になった。Claude Pro・Max・Team、および座席課金制のEnterpriseプランでは、5時間ごとの利用上限が拡大されている。高度なサイバーセキュリティや生命科学分野の用途には、追加の安全対策が適用される。発表時点で、生命科学向けの「Life Sciences Verification Program」は申請を受け付けている。一方、「Cyber Verification Program」のOpus 5.5への対象拡大は、今後数週間の予定として案内された。

性能比較にあたっては留意点もある。Anthropicは、現在のAIモデルの水準ではベンチマークのスコア差が実際の使用感の差を必ずしも正確に反映しなくなってきていると説明しており、示されたスコアには測定誤差の幅も付記されている。導入事例として挙げられているGitHubやStripeなどの評価は、いずれもAnthropicの発表内で紹介された各社自身の報告であり、独立した第三者機関による再現検証ではない。

安全性について、Anthropicは自社の行動監査で、指示された範囲を逸脱する行動などが改善したと報告している。一方、モデルが評価中であることを察知している兆候もあり、評価結果が実際の利用環境での挙動をどこまで捉えられるかは課題として残る。同社も、公開前の評価であらゆる失敗を確実に検出する方法は未解決としている。

出典
Anthropic公式発表(2026年9月22日)
「Claude Opus 5.5」発表ページ
Claude公式モデル仕様
Claude Platform「Opus 5.5 overview」

公式情報確認日:2026年9月24日
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