LPに大きな英字や散らした言葉を入れたいけれど、内容が伝わりにくくならないか心配な方へ。飾り文字は雰囲気や利用場面を伝える役、説明文はサービスを選ぶ判断材料、と分けるのがおすすめです。飾りの部分を読み飛ばしても、提供内容や条件が分かる構成にします。
■ 講座の制作見本で、二つの役割を見る
以下は架空のオンライン学習サービス「ことばのアトリエ」の自主制作・制作見本です。実在する教室の納品実績や受講成果ではなく、人物も実際の受講者ではありません。全体ではコースの説明、学び方、相談の案内などを並べ、途中に言葉を散りばめたブロックを置いています。
■ 飾る言葉は、学ぶ場面を想像するために
拡大部分には「あいさつから始める」「旅先で注文する」「趣味をきっかけに」などが並んでいます。色や大きさに変化をつけ、学びたい場面を眺められる表現です。
ここには「学習テーマの例です。受講者の感想や成果を表すものではありません」と明記しています。楽しい印象の言葉でも、それだけで利用者の声や効果の証拠にはなりません。
■ 印象のよい言葉を、提供条件に見せない
例えば「自分のペースで」という言葉は、読む人によって「好きな時間に受講できる」「欠席しても振替できる」など、違った受け取り方をする可能性があります。
もし実際の商品が日時固定の講座なら、その条件を別の説明欄で明確にする必要があります。これは条件の整理を説明する架空例で、見本の講座がそうした運用を行っているという意味ではありません。装飾の印象だけで、提供していない柔軟さまで約束しないことが大切です。
■ 選ぶための情報は、普通に読める場所に置く
この見本では、コース欄に「はじめての英会話」などの名前と、どんな方に向けた内容か、あいさつ・自己紹介といった内容例を文章で掲載しています。散らした言葉をすべて読まなくても、コースを理解するための説明が別にあります。
実際のLPなら、対象者、提供内容、料金や申込条件など、判断に欠かせない情報を短い日本語の見出しと説明にまとめます。英語の装飾見出しだけで重要な条件を伝えたり、細かな言葉の中へ注意事項を埋め込んだりしない構成にしましょう。
■ 飾りを減らすほうがよい場合
プランや対象条件が多く、読み比べることが中心のサービスでは、装飾ブロックを小さくする、または置かない判断もできます。印象づくりに役立つ可能性はあっても、飾り文字を増やすだけで理解や申込が進むとは限りません。
大切なのは好みのデザインを諦めることではなく、何を印象として伝え、何を条件として理解してもらうかを先に分けることです。
■ デザインの相談に使えるメモ
・出したい雰囲気:__
・飾り文字で見せたい場面や言葉:__
・その言葉が誤解されそうな提供条件:__
・必ず説明する対象者/内容/条件:__
・説明を置く場所:__
例:「親しみやすく見せたいので『少しずつ学ぶ』を使いたい。ただし受講日時は固定なので、日時はコース説明で明記する」。こうして意味まで添えると、見た目だけでなくサービスの伝え方を相談できます。
■ 雰囲気と説明を両立したLPを相談するには
LP制作では、構成整理・原稿作成サポート、デザインと実装、PC/スマホへの表示対応をご相談いただけます。希望する雰囲気と、誤解なく伝えたい提供条件をお知らせください。装飾や原稿の対応範囲は購入前に確認します。