おぬこさま

誰しも皆、自分のペットが可愛いものです。

私も洩れなくそうで、16年飼った猫は、大切な家族でした。

まあ、野良ちゃんだったのが、父に懐きまくって連れられてやって来たという。

元野良だけあって、警戒心と縄張り意識の塊でして、私の友人たちからは「チンピラ」と呼ばれてました。

知らない方の足元には、やんのかこらーとウロつき、あれ？なつかれてるのかな？と錯覚して、撫でようとしようもんなら襲い掛かる、罠みたいな生き様でした。

虚弱体質だったのが、その生き様を助長させてた気がしますよ。

ところで、私、ホーミーの使い手になったかもしれません。

ホーミーご存知でしょうか。

モンゴルの歌の歌い方で、唸り声とメロディを、同時に出す、という、ええそれどういう仕組み…という歌い方なんですけど、

何が起きたのか、そういう…ゴロゴロ音と、高い咳が混ざって出て来るんですよ。

ホーミー…と、ちょっと？違うかも知れませんが、限りなく近づいてる気がします。

ホーミー王に！俺はなる！ってパオからゴムゴムの手が伸びて来るかもしれませんね（やめなさい）