HTMLサイトをWordPress化する時の費用相場と外注の流れ

HTMLサイトをWordPress化する時の費用相場と外注の流れ

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「クライアントから『お知らせを自分で更新したい』と言われたけれど、今のサイトは静的なHTMLで作られている」「社内のコーダーが手一杯で、WordPress化の作業だけを外に出したい」。制作会社様やフリーランスの方から、こうしたご相談をいただく機会が増えています。

この記事では、既存のHTMLサイトをWordPress化する案件を外注するときの費用の考え方と、依頼から納品までの流れ、見積もりの前に準備しておくとスムーズな情報をまとめました。結論から言うと、費用は「ページ数」よりも「更新できるようにする範囲」で大きく変わります。ここを最初に決めておくと、見積もりのブレも、納品後の「思っていたのと違う」も減らせます。

そもそも「WordPress化」で何をするのか


HTMLサイトのWordPress化とは、見た目はそのままに、中身をWordPressのテーマとして組み直す作業です。主な作業は次のとおりです。

・共通部分(ヘッダー・フッター・サイドバー)をテンプレートとして切り出す

・トップページ、下層ページ、お知らせ一覧・詳細などのテンプレートを作る

・お知らせや施工事例など、クライアントが更新したい部分を管理画面から編集できるようにする

・お問い合わせフォームをWordPress上で動くように作り直す

・既存の記事やページの内容を移し替える

・サーバーへの設置、URLの切り替え、旧ページからの転送設定

見た目を作り直すわけではないので、ゼロからの新規制作よりは費用を抑えやすい一方で、「どこまでを更新可能にするか」によって作業量が大きく変わります。

費用相場の目安と、金額が変わる5つの要素


案件の内容によって幅がありますが、一般的な目安としては次のように考えるとイメージしやすいです。

・5ページ前後で、お知らせだけ更新できればよい小規模サイト:数万円〜10万円台前半

・10〜20ページ程度で、事例・スタッフ紹介など複数の項目を更新可能にするサイト:10万円台〜20万円台

・ページ数が多い、または記事の移行量が多い・検索や絞り込みなどの機能があるサイト:それ以上

私自身のcoconalaでの予算目安は、既存サイトのWordPress化で50,000円〜としています。金額を左右するのは、主に次の5つです。

1. 更新可能にする範囲:お知らせだけか、事例・料金表・スタッフ紹介まで更新したいのか。項目ごとに入力欄の設計が必要になります。

2. テンプレートの種類の数:ページ数そのものより、レイアウトのパターン数が工数に効きます。同じ型の下層ページが20枚あっても、型が2種類なら作業は比較的軽くなります。

3. 既存HTMLの状態:昔のテーブルレイアウトや、ページごとに書き方がバラバラなコードは、整理し直す時間がかかります。

4. コンテンツ移行の量:過去のお知らせが数百件あるなど、移行の量が多いと手作業の時間が増えます。

5. フォーム・機能の有無:お問い合わせフォーム、予約、検索、多言語対応など、動きのある部分は個別に見積もることが多いです。

逆に言えば、「まずはお知らせだけ更新できればいい」と範囲を絞れば、費用も納期も抑えられます。最初から全部を更新可能にするのではなく、クライアントが本当に自分で触る部分から優先順位をつけるのがおすすめです。

外注の流れ:依頼から納品まで


WordPress化を外注する場合、一般的には次の流れで進みます。

1. ヒアリング・現状確認:既存サイトのURL、ページ一覧、更新したい項目、サーバー情報を共有します。

2. 見積もり・範囲の確定:更新可能にする範囲、テンプレートの数、フォームの扱い、修正回数を決めます。

3. テスト環境での構築:本番サイトに影響が出ないよう、テスト環境でテーマを作り込みます。

4. 確認・修正:表示崩れや入力のしやすさを、制作会社様とクライアントの両方の目線で確認します。

5. 本番公開:サーバーへの設置、URLの切り替え、旧ページからの転送設定を行います。

6. 納品・引き継ぎ:管理画面の操作方法の簡単なマニュアルや、使っているプラグインの一覧をお渡しします。

規模にもよりますが、小規模サイトであれば2〜3週間程度が一つの目安です。繁忙期は外注先のスケジュールも埋まりやすいため、公開したい時期から逆算して早めに相談しておくと安心です。

コーディング部分だけを確実に巻き取ってほしい、ディレクションは自社で持ちたい、というご相談も歓迎しています。対象ページ数と更新したい項目を教えていただければ、対応可否を含めて正直にお見積りします。


見積もり前に準備しておくとスムーズな情報


外注先に相談するときに、次の情報がそろっていると見積もりが早く、正確になります。

・既存サイトのURLと、ページの一覧(数が多ければおおよそで構いません)

・クライアントが自分で更新したい項目と、更新の頻度

・現在のサーバーの契約状況(WordPressが動くプランかどうか)

・お問い合わせフォームの項目と、送信先の扱い

・公開の希望時期と、クライアントへの確認にかかる期間

・既存サイトのデザインデータやHTML一式があるかどうか

特に「更新したい項目」は、クライアントへのヒアリングがあいまいなまま進みがちです。「どのページを、誰が、どのくらいの頻度で更新するか」を一度聞いておくだけで、作り込みすぎや作り漏れを防げます。

よくあるトラブルと、外注先を選ぶ時の確認ポイント


WordPress化の案件で起こりやすいトラブルには、次のようなものがあります。

・公開後に「ここも更新できると思っていた」と言われる:範囲を見積もり段階で文書に残しておくことで防げます。

・URLが変わって検索順位やブックマークに影響が出る:旧ページから新ページへの転送設定を作業範囲に入れておきましょう。

・スマホ表示が元のサイトと微妙に違う:既存HTMLの見た目をどこまで忠実に再現するか、確認の基準を最初に決めておきます。

・納品後に外注先と連絡が取れない:公開直後の不具合対応の期間を事前に決めておくと安心です。

外注先を選ぶときは、価格だけでなく、範囲や修正回数を見積もり段階で具体的に提示してくれるか、NDAに対応できるか、返信の速さはどうか、といった点も確認しておきたいところです。クライアントの案件を任せる以上、「できないことを正直に言ってくれるか」も大事な判断材料になります。

私自身が外注先としてお受けする時に意識していること


私はWeb制作歴6年で、HP・LP・ECサイトの制作を100件以上手がけてきました。WordPress化の案件をお受けする際も、次の点を大切にしています。

・NDA対応・本人確認済みで、お預かりしたログイン情報などは納品後に削除

・平日日中は1時間以内の返信を目安に対応

・既存のデザインを崩さずに再現することを優先し、更新しやすい管理画面の設計まで一緒に考える

・対応が難しい内容は、見積もりの段階で正直にお伝えする

coconalaのWordPress修正サービスでは評価5.0をいただいており、WordPressの細かな不具合やカスタマイズにも慣れています。

まとめ:まずは「更新したい範囲」を決めるところから


HTMLサイトのWordPress化は、ページ数よりも「どこまで更新可能にするか」で費用と納期が決まります。外注する際は、更新したい項目、移行の量、フォームの扱い、公開時期を先に整理しておくと、見積もりもその後の作業もスムーズに進みます。

「この規模ならいくらくらいになるか知りたい」「繁忙期でコーディングだけ外に出したい」という段階でも構いません。対象サイトのページ数と更新したい項目を教えていただければ、対応可否を含めてお見積りします。


内容が固まっていない段階のご相談は、プロフィールからお気軽にどうぞ。


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