「離れたら気持ちが分かる」は、半分だけ本当。

「離れたら気持ちが分かる」は、半分だけ本当。

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占い

10月4日、土星が「衝」を迎えました。
「衝」って、漢字だけ見るとなんだかちょっと怖い名前ですよね。

衝突!!ってイメージしてしまう人もいるんじゃないかしら。

でも、悪い意味があるわけではなくて。
地球から見ると、太陽と土星がほぼ反対側に位置する時のことを「衝」と呼ぶんです。

そして今の土星は、一晩を通して見つけやすい時期。
反対側にいるからこそ、よく見える。

この話を知った時、
人との関係にも、ちょっと似ているな。
と思いました。

近くにいる時には分からなかったのに、少し離れてから急に見えてくることってありませんか。
毎日連絡していた時には気づかなかったこと。
会えなくなって初めて気づいたこと。
別れてしばらく経ってから、
「あの時のあれって、そういうことだったのかな」
と思うこと。

距離ができると、確かに見えるものは増えます。

でも、
離れたからといって、相手の気持ちまで全部分かるわけではないんですよね。

たとえば、こちらから連絡するのをやめてみた。
しばらくして、向こうから「元気?」と来た。
やっぱり気持ちがあるのかな、と思う。

反対に、何も来なかったら、
「やっぱりどうでもよかったのかな」
と思ってしまう。

でも、そこで分かったのは、
「連絡してきた」
「連絡してこなかった」
ということだけ。

その行動の奥に何があったのかは、まだ分からない。

会いたくて連絡したのかもしれない。
寂しかっただけかもしれない。
何となく思い出したのかもしれない。
気持ちはあっても、自分から連絡できない人だっている。

そして、恋愛を視ているとよく感じるのですが、
「好き」という気持ちと、「この関係をどうしたいか」も、案外別のもので
す。

好きだから、会いたい。
好きだから、付き合いたい。
好きだから、ちゃんと向き合う。
全部がきれいにつながってくれたら、恋愛はもう少し簡単かもしれない。

でも実際は、
好きだけど、進めない。
大切だけど、戻れない。
会いたいけれど、関係を変える覚悟まではない。
離れて初めて、相手の大きさに気づく。
そんな気持ちもあって当然。

だから私は、
「連絡が来ました。脈ありですか?」
「連絡が来ません。もう気持ちはないですか?」
というお話を聞いた時、
その一つの行動だけで、答えを決めたくないんです。
連絡が来たことよりも、
そのあと、どんな話をしたのか。
あなたのことを知ろうとしてくれたのか。
また会おうとしたのか。
以前と同じ曖昧な場所に戻っただけなのか。

そっちの方が気になることもあります。
たった一通のLINEに安心した夜があってもいいし、
来なかった連絡に落ち込む夜があってもいい。

でも、その一通だけに、
「私は愛されている」も
「もう愛されていない」も、全部決めさせる必要もないと思うの。

今の土星は、太陽とは反対側にいます。
近づいたから見えるようになったわけではなく、
位置が変わったことで、見え方が変わった。
人との関係にも、そんな時があるのかもしれません。

少し離れた時に、
「連絡してくるかな」
ばかり気にしていたはずなのに、
ふと、
「そもそも私は、この人にとってどんな存在だったんだろう」
と気づく。

もしかしたら、
本当に知りたかったのは、そちらだったりする。
離れたら、相手の気持ちが分かる。
私は、それは半分だけ本当だと思っています。
離れたことで見えるのは、
相手の気持ちそのものではなく、
今まで近すぎて見えなかった「二人のこと」なのかもしれません。
今夜、もし空を見上げることがあったら。
少しだけ、土星のことを思い出してみてくださいね。

遠くなったからこそ、見えるものも、きっとあるから。


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