近くにいるのに、心が見えない夜。月と金星を見ながら思うこと

近くにいるのに、心が見えない夜。月と金星を見ながら思うこと

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占い


今日、9月14日の夕方。

西の空で、細い月と金星がとても近くに並びます。

金星は「宵の明星」。

日が沈んだあとの空で、ひときわ明るく輝く星です。

今日はそのすぐそばに、細い月。

二つの光が寄り添うように見える夜です。

この天体ショーを知ったとき、

「近くにいることと、心が近いことって、同じじゃないんだよな」

そんなことを思いました。

恋愛も、そうだから。

会える。

連絡も取れる。

優しくしてくれる。

二人だけで過ごす時間もある。

なのに、

「私は、この人にとって何なんだろう」

そこだけが分からない。

特に、誰にでも話せるわけではない恋をしていると、この問いはどんどん大きくなっていきます。

「好きな人がいてさ」って、普通に話せたらいいのに

友達に恋愛相談をするとき、

「最近、好きな人がいて」

そんなふうに話せる恋もあります。

「えー!どんな人?」

「写真ないの?」

「今度デートするの?」

なんて盛り上がって。

でも、すべての恋がそうではありません。

相手にも、自分にも、守らなければならないものがある。

職場では言えない。

家族にはもちろん言えない。

仲のいい友達にさえ、

「こんなこと話したら、どう思われるんだろう」

と躊躇してしまう。

不倫なんてやめなよ。

そんな男のどこがいいの?

自分で選んだんでしょ?

もし、そんなふうに言われたら。

ただでさえ苦しいのに、もっと苦しくなる気がして、結局スマホを閉じる。

話したかっただけなのに。

誰かに、

「うん。それで?」

って続きを聞いてほしかっただけなのに。

誰にも話せないと、彼の一言がどんどん大きくなる

「今日は忙しい」

たったそれだけの返信なのに、

本当に仕事?

私と話したくないだけ?

何か気に障ること言った?

もう気持ちが冷めた?

頭の中で、何通りもの意味を考えてしまう。

LINEを開いて。

閉じて。

また開いて。

最後に会った日のことまで思い返す。

あの時は優しかった。

でも、帰り際は少し素っ気なかった気もする。

私ばっかり好きなのかな。

この関係、いつまで続くんだろう。

考えれば考えるほど分からなくなる。

それでも誰にも話せないから、また一人で考える。

苦しいのは、恋そのものだけじゃないのかもしれません。

その恋について、安心して言葉にできる場所がないこと。

それも、一人で抱えている人を苦しくさせる理由の一つなのだと思います。

「こんな恋をしている私」を、裁かれるのが怖い

複雑な恋について相談するとき、

相手の気持ちと同じくらい気になってしまうものがあります。

「この話をしたら、私はどう思われるんだろう」

ということ。

みっともないと思われるかな。

軽蔑されるかな。

いい歳して何してるの、って思われるかな。

だから、本当に聞きたいことを話す前に、

自分の恋が「相談してもいい恋なのか」を考えてしまう。

でもね。

恋の事情と、

今あなたが苦しいことは、別の話です。

正しい恋なのか。

間違った恋なのか。

その判定をしてほしくて、誰かに話したいわけじゃないでしょう。

「私はどうしたらいい?」

その前にまず、

「私は今、こんなことで苦しい」

って言いたい夜もある。

それだけでもいいんです。

占いを、「答えを当ててもらう場所」だけにしなくてもいい

占いというと、

「彼と結ばれますか?」

「いつ連絡が来ますか?」

「未来はどうなりますか?」

そんな答えをもらう場所だと思われるかもしれません。

もちろん、それを知りたくて訪れる人もいます。

でも私は、

誰にも言えなかった話を、初めて言葉にする場所

として占いを使ってもいいと思っています。

リアルの友達には話せない。

身近な人だからこそ、知られたくない。

誰かの正論を聞きたいわけでもない。

でも、一人で考え続けるのもしんどい。

そんなとき、

自分の日常とは切り離された場所にいる占い師に話してみる。

それも一つの方法です。

少なくとも私は、

「そんな恋、やめた方がいいですよ」

と説教するために、ご相談をお聞きしているわけではありません。

あなたが本当に知りたかったことを、一緒に見にいくためにいます。

今夜、月と金星は近くに並びます

今日の夕方。

細い月と金星は、とても近くに見えます。

でも私たちには、その「距離」しか見えません。

人の心も似ています。

近くにいるから愛されているとも限らない。

会えないから気持ちがないとも限らない。

優しいから好き。

連絡が少ないから冷めた。

そんなふうに、見えているものだけで心のすべてを決めることはできません。

だからもし今、

「あの人は、私のことをどう思っているんだろう」

と一人で何度も考えているのなら。

そして本当は、

その恋について誰かに話したかったのなら。

占い師に話してみる、という選択肢があってもいい。

恋を肯定してもらうためでも、

未来を決めてもらうためでもなく。

まずは、誰にも言えなかったあなたの話をするために。

今夜、西の空に並ぶ月と金星を見つけたら。

そんな場所があることを、少しだけ思い出してもらえたらと思います。

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