【彼のことばかり見て、自分のことを忘れていませんか。宵の明星・金星の話】

【彼のことばかり見て、自分のことを忘れていませんか。宵の明星・金星の話】

記事
占い
夕方、西の空にひときわ明るく見える星があります。

「宵の明星」と呼ばれる金星です。

2026年の金星は、8月15日に「東方最大離角」を迎えました。

少し聞き慣れない言葉ですが、地球から見た金星が太陽から大きく離れて見えるタイミングのことです。

今は、日が沈んだあとの西の空で金星を見つけやすい時期。

せっかくなので今日は、昔から恋愛とも縁の深い金星から、少し恋のお話をしてみようと思います。


■ 金星は「愛」と結びつけられてきた星

占星術で金星が象徴するものには、

愛情
美しさ
喜び
心地よさ
人とのつながり

などがあります。

恋愛を語る時にも、よく登場する星です。

ただ私は、金星が表す「愛」を考える時、

「好きな人から愛されること」

だけではなく、

「私は、どんな愛し方をされた時に安心できるのか」

ということも、とても大切だと思っています。


■ 恋をすると、いつの間にか彼ばかり見てしまう

朝起きて、まずスマホを確認する。

通知があれば少し安心する。

でもLINEを開いてみると、昨日より文章が短い。

いつも付いていた絵文字がない。

「忙しいのかな」

そう思おうとしても、何となく引っかかる。

昼休みになって、またスマホを見る。

まだ返信はない。

仕事をしていても、

「何か変なことを言ったかな」
「昨日までは普通だったよね」
「もしかして他に誰かいる?」

と、頭の片隅で勝手に続きを考えてしまう。

片思いでも、恋人でも、夫婦でも。

人には簡単に話しづらい恋であっても。

相手が大切だからこそ、ほんの少しの違いが気になることがあります。

年齢を重ねたら恋愛で動じなくなる、なんてこともありません。

好きな人の態度がいつもと違えば、やっぱり気になるものです。


■ 「彼が私を好きか」と「私は安心できているか」は別の話

彼から返信が来た。

よかった。

そう思ったのも束の間、

「お疲れ」

たった一言。

前なら、もう少し書いてくれた気がする。

今度は、その短さが気になってきます。

返信がなければ不安。

返信が来ても、内容を読んでまた不安。

会えた日は安心できても、次の予定が決まらないと帰り道から落ち着かない。

昨日は優しかったから、

「やっぱり大丈夫そう」

と思ったのに、

今日は少しそっけなくて、

「やっぱり気持ちが冷めたのかも」

と考えてしまう。

これが続くと、いつの間にか自分の一日の調子まで、彼の態度次第になっていきます。

連絡が来れば安心する。

来なければ不安になる。

優しければ「愛されている」と思う。

少し冷たければ「もう好きじゃないのかも」と思う。

ここで、一度だけ分けて考えてみてほしいことがあります。

「彼に私への気持ちがあるか」

そして、

「私は、この関係の中で安心できているか」

この二つは、同じことではありません。


彼に気持ちがあったとしても、連絡の取り方や距離感が合わなければ、不安になることはあります。

反対に、

優しい言葉はたくさんくれる。

会えば楽しい。

でも、大切なことになるといつも曖昧。

そんな関係なら、どれだけ嬉しい言葉をもらっても、心のどこかに不安が残ることがあります。

だから恋愛は、

LINEが来た。
会えた。
好きと言われた。

その一つ一つだけを数えていても、なぜ自分がこんなに苦しいのか分からないことがあるんです。


■ あなたは、何があると「愛されている」と感じますか?

少しだけ考えてみてください。

彼との関係の中で、

「あ、大丈夫かもしれない」

と肩の力が抜けるのは、どんな時でしょうか。

毎日連絡が来ること。

次に会う約束が決まっていること。

気持ちを言葉にしてもらうこと。

自分から連絡しなくても、向こうから連絡をくれること。

困った時に、きちんと話を聞いてくれること。

これからのことを、避けずに話してくれること。

人によって答えは違います。

毎日LINEをしなくても、次に会える日が分かっていれば平気な人もいます。

反対に、会う約束があっても、普段ほとんど連絡がなければ寂しくなる人もいます。

どちらが正しい、間違っているという話ではありません。

大切なのは、

自分は何があると安心できて、
何が欠けると不安になるのか。

そこを自分自身が知っていることです。

ここが分からないままだと、

今日は返信が早かったから大丈夫。

今日は遅いから、気持ちが冷めたかもしれない。

昨日は優しかったから大丈夫。

今日はそっけないから、何かあったのかもしれない。

と、その日の彼の態度を一つずつ採点するようになってしまいます。

そして採点している本人が、一番疲れてしまいます。


■ 「自分を大切にしましょう」だけでは、たぶん足りない

こういう話をすると、

「彼のことばかり考えず、自分を大切にしましょう」

という結論になりがちです。

もちろん、それも大切です。

でも、私はそれだけで終わらせたくありません。

好きな人が急に冷たくなったら、何があったのか知りたくなる。

彼の気持ちを知りたい。

なぜ態度が変わったのか知りたい。

他に誰かいるのではないかと気になる。

それは、ごく自然なことだと思います。

だから、無理に彼のことを考えないようにする必要はありません。

ただ、彼の気持ちを知ろうとする時に、もう一つだけ自分にも問いかけてみてほしいんです。

「私は、この人にどう愛されたら安心できるんだろう」

ここが分かってくると、

彼の行動をただ追いかけるだけではなく、

「私は、何にこんなに傷ついたんだろう」

まで見えてくることがあります。

たとえば、

返信が遅かったことそのものが悲しかったのか。

それとも、

「私は後回しにされているのかもしれない」

と感じたことが悲しかったのか。

会えないことが寂しいのか。

それとも、

次にいつ会えるのか、彼から何も言ってくれないことが不安なのか。

似ているようですが、少し違います。

この違いが分かると、

「もっと連絡して」

ではなく、

「次に会える予定が分かると安心できる」

と伝えられるかもしれません。

自分が何を求めているのかが分かると、相手への伝え方も少し変わってきます。


■ 今夜、金星を見つけたら

夕方、西の空に明るく見える金星。

昔から「愛」と結びつけられてきた星です。

もし見つけることができたら、

「彼は私を好きかな」

と考えるついでに、もう一つだけ自分にも聞いてみてください。

「私は、この恋でどんなふうに愛されたら安心できる?」

彼の気持ちを知ること。

そして、自分が求めているものを知ること。

恋愛では、その両方が大切です。

彼の態度が変わった時もそうです。

返信が減った。

以前より会えなくなった。

何となくよそよそしくなった。

目に見える変化だけを見ると、

「気持ちが冷めたのかも」

と考えてしまいます。

でも、表に出ている態度と、その人の中にある気持ちが、いつも同じとは限りません。

だから私は鑑定でも、

「彼は好きか、嫌いか」

だけではなく、

なぜ今その態度になっているのか。

その奥で、どんなことを感じているのか。

そこまで丁寧に視るようにしています。

今夜もし金星を見つけたら、

彼のことを考える時間のほんの少しだけ、自分にも分けてあげてください。

「愛されているのかな」と確認するだけではなく、

「私は、どんな愛なら安心して受け取れるんだろう」

そんなことを考える夜があってもいいと思います。


アズ🦋
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す