「失ったお金を早く取り返したい」
FXで大きく負けた経験がある人ほど、こう考えてしまいます。
しかし、この焦りこそが再び資金を失う原因になります。
ロットを上げる。根拠の弱い場面で入る。含み損を認められず、損切りを遅らせる。
そして、さらに損失を広げてしまうのです。
損切りは敗北ではない
損切りをすると、「自分の判断が間違っていた」と認めるようで苦しく感じます。
しかし、損切りの本当の目的は、負けを確定することではありません。
次のチャンスに参加するための資金を守ることです。
相場では、すべてのトレードに勝つことはできません。どれだけ分析しても、予想と反対に動くことはあります。
大切なのは、間違えないことではなく、間違えたときに損失を小さく抑えることです。
最初に取り戻すべき3つのもの
リベンジトレーダーが最初に取り戻すべきものは、お金ではありません。
1.損切りを守る規律
エントリー前に損切り位置を決め、到達したら迷わず手放す。
2.ロットを抑える冷静さ
「次で取り返す」とロットを上げず、負けても冷静でいられる金額で取引する。
3.チャンスを待つ判断力
早く利益を出そうとせず、根拠がそろうまで見送る。
この3つを取り戻すことが、再スタートの第一歩です。
一気に取り返そうとしない
失った資金を短期間で取り返そうとすると、トレードは勝負ではなくギャンブルになります。
まず目指すべきは、大きく勝つことではありません。
「大きく負けない自分」を取り戻すことです。
損切りは逃げではありません。再起するために資金を残す、前向きな決断です。
負けた経験は消せません。しかし、その経験を検証し、次のルールに変えることはできます。
焦らず、小さなロットから再出発しましょう。
取り返すのは資金より先に規律。規律が戻れば、トレードも少しずつ立て直せます。
規律は力なり。検証は盾なり。