💬「正直に言うと、体の関係がどうしても苦手で。でも子どもは欲しいと思っていて。この二つが自分の中で矛盾しているのは分かっているんですが、どうにもならなくて。こんな状態で婚活していいのか、誰にも言えないまま一人で抱えています」
この「誰にも言えないまま一人で抱えています」という言葉、すごく重いですよね。
このテーマを抱えている方は、婚活以前に、この葛藤自体をどこにも話せないまま過ごしていることがほとんどだと思います。
おかしいのかな、理解してもらえないんじゃないか、そういった不安を持ちながら読んでくれている方に、今回は正直にお伝えしていきたいと思います。
第一章:この葛藤を、一人で抱え込まないでほしい理由
体の関係への苦手意識や抵抗感を持ちながら、子どもは欲しいという気持ちがある。この二つが同時に存在することを、おかしいと感じている方が多いんですよね。でも、この葛藤を持っているのは、あなただけではありません。
性的な関係への苦手意識や抵抗感は、様々な背景から生まれることがあります。過去の経験、心理的な要因、身体的な感覚の問題。その原因はひとつではなく、本人にも説明しにくいことが多いんですよね。
だからこそ、誰にも話せないまま抱え込んでしまう。婚活どころか、この悩み自体をどこに持っていけばいいのかも分からないという状態になってしまうことがあります。
まず知っておいてほしいのが、この葛藤は意志の問題でも、性格の問題でもないということです。苦手意識を持っていることを「自分がおかしい」と責める必要はないですから。
ただ、この葛藤を婚活に持ち込む前に、自分自身がこの状態とどう向き合っているかを、正直に見ておくことが大切だと思っています。
婚活の場でこうした悩みを抱えている方の相談を受けてきた中で感じるのは、一人で抱え込んでいる期間が長いほど、葛藤が大きくなってしまうということです。誰かに話すことで、少し整理できることがあるんですよね。
体の関係への苦手意識と子どもへの願望という葛藤は、意志や性格の問題ではありません。ただ、一人で抱え込む期間が長くなるほど、婚活に向き合うことがさらに難しくなってしまうことがほとんどです。
この葛藤を抱えながら婚活に向き合おうとしていること自体、相当なエネルギーが必要なことだと思っています。だからこそ、一人で全部やろうとしないでほしいんですよね。
第二章:相手にどう伝えるか、そのタイミングと言葉
この葛藤を婚活相手にどう伝えるか。これが一番難しい部分だと思います。
まず大前提として、最初から全部話す必要はないです。初対面や最初の数回のデートで、この話題を出すことは早すぎます。まずはお互いをよく知っていく時間を大切にして、関係がある程度深まってきたタイミングで、誠実に向き合うことが現実的な選択だと思っています。
ただ、関係が深まるにつれて、この話題を避け続けることも難しくなってきます。結婚を具体的に考え始めたタイミング、真剣交際に進もうとしているタイミング。このあたりで、正直に向き合う必要が出てきます。
伝え方としては、「体の関係が苦手」という言葉だけをストレートに伝えるより、「自分にはこういう部分があって、それについて一緒に考えていきたいと思っている」という形で伝えることが、相手も受け取りやすくなることがあります。
一方的に告白するのではなく、二人で向き合っていきたいという姿勢を見せることが大切なんですよね。
伝えるタイミングは、関係が深まって結婚を具体的に考え始めたころが自然です。「苦手だ」という事実だけでなく、「一緒に向き合っていきたい」という姿勢を伝えることが、相手に受け取ってもらいやすい伝え方になります。
伝えた結果、相手が離れていくことがあるかもしれません。それはその人との縁がなかっただけのことですから、失敗ではないです。ただ、隠したまま結婚まで進んでしまうことの方が、お互いにとって大きな問題になってしまうことがほとんどなんですよね。
第三章:理解してくれる相手と出会うために、そして専門家への相談について
理解してくれる相手と出会うためには、出会いの場の選び方と、自分自身への向き合いが、同時に必要だと思っています。
まず出会いの場について。こうした繊細な事情を抱えている場合、マッチングアプリや婚活パーティーのような場では、相手の真剣度や人柄を見極めることが難しくなることがあります。
結婚相談所のようにカウンセラーが間に入ってくれる環境の方が、こうした事情を抱えながら婚活を進めやすいことがあるんですよね。カウンセラーに状況を打ち明けた上で、理解のある相手を一緒に探していくという進め方が、現実的だと思っています。
ただ、ここで一番大切なことをお伝えしたいと思っています。
体の関係への苦手意識や抵抗感の背景には、心理的・身体的な要因が関わっていることがあります。この部分については、婚活カウンセラーが扱える範囲を超えているんですよね。
婚活を進める前に、あるいは並行して、心療内科やカウンセラー、産婦人科などの専門家に相談することを、強くおすすめしたいんです。
この葛藤を婚活だけで解決しようとすることには限界があります。体の関係への苦手意識や抵抗感の背景を、専門家と一緒に整理することが、婚活を前に進めるための大切な一歩になることがほとんどです。
専門家に相談することは、弱さではありません。自分をよく知るための、とても賢い選択だと思っています。
この葛藤を一人で抱えながら婚活を続けることより、専門家と一緒に整理した上で婚活に向き合う方が、長い目で見て自分にとっても、将来のパートナーにとっても、ずっと良い選択になることがほとんどなんですよね。
まとめ
体の関係が苦手なのに子どもは欲しいという葛藤は、意志や性格の問題ではありません。一人で抱え込まないでほしいと思っています。
婚活相手への伝え方、理解してくれる相手との出会い方を考えることも大切です。ただそれと同時に、心療内科やカウンセラーなどの専門家に相談することが、この葛藤と向き合うための一番大切な一歩になると思っています。