「失敗貯金を貯めよう:学歴やビジネススキルより大切なレジリエンス

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コラム
レジリエンスという言葉をご存知でしょうか。
意味は「復元力」や「再起力」、もしくは「逆境に打ち勝つ為の回復力」とも言われたりします。

これからの時代はレジリエンスを高めることが人生をしなやかにたくましく生き抜く為の必須能力であるとビジネスエリートの世界で言われています。

失敗は悪いもの

子供の頃、とかく失敗は避けるべきものとされがちですが、失敗イコールネガティブと刷り込まれた人は成長の過程でいつしか失敗は悪いもの、失敗こそ成功とは正反対のネガティブな代表的イメージとして定着されていきます。

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そのイメージが定着された人は必然的に失敗を回避する行動を取り、過酷な競争社会では生き残れず、中には心が病む人も出てくるでしょう。

私自身、大規模な5社間を跨いだプロジェクトマネージャーに任命された経験がありますが、プロジェクトが進行するにつれて、自分の能力に対する不安やプレッシャーに打ち勝てず、連携ミスや認識不足による失敗を繰り返したことで、いつしか失敗が怖くなっていきました。
心も疲弊し、他のチームメンバーとのコミュニケーションを避けるようになった結果、プロジェクトはスケジュール遅延や品質の低下に直面し、最終的には成功せずに終わったという苦い経験があります。

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失敗は最高の教師!

失敗の経験こそが成長や学びの機会であると言われますが、失敗することで得られる貴重な経験により私たちをより強くし、再起する力であるレジリエンスを高めます。

人生は予定通りにはいかないものであり、時には壁にぶち当たることもあります。
その時に、過去の失敗から得た経験が、困難を乗り越える原動力となります。
また、ポジティブシンキングとレジリエンスは似て非なるものです。
ポジティブシンキングはある種の心の姿勢やアプローチであり、レジリエンスは、いかに失敗から学び取り、人生の荒波を乗り越える為の柔軟性や粘り強さを意味します。

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成功者たちを見ても、彼らの成功は決して一直線ではありません。
逆境や失敗の連続からこそ、彼らが成し遂げた大きな成功があります。
多くの成功者たちは、失敗を経験し、それを乗り越えてきました。

失敗貯金を積むことは、自己成長や人生の挑戦において重要なステップです。
失敗から学び、再び立ち上がることで、私たちはより強く、より賢くなると思います。
偉人の伝記や歴史書に学び、人生のモデルケースを知ることでレジリエンスを高める方法もあります。

失敗を恐れるのではなく、失敗を貯金として蓄え、それを未来のチャレンジに活かしましょう。
成功には失敗がつきものであり、レジリエンスを高めることこそが厳しい社会を乗り越えていくための重要なスキルだと思います。

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もしもあなたが失敗や逆境に苦しんでいる場合、是非、私に一度相談してみて下さい
失敗や困難に直面した時に、一人で悩まずに相談できる場所が必要です。

私はあなたの感情に真摯に向き合い、寄り添い、一緒に未来に向かって前進する方法を見つけるお手伝いをいたします!



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