おはようございます。カードを読む鑑定士
神司 智|ARCANUM REPORT です。
今日のテーマは「上司との関係を占うとき、相手の行動を変えようとしない理由」です。
職場のご相談の中でも、上司との関係は特に多いお悩みのひとつです。
高圧的な言い方が続く。
評価の基準がわからない。
話しかけるタイミングがつかめない。
自分にだけ当たりが強い気がする。
毎日顔を合わせる相手であり、しかも立場が上の人です。
だからこそ、逃げ場がないように感じて消耗してしまう方が少なくありません。
ただ、そういうご相談を受けたとき、私が最初にお伝えすることがあります。
「上司の行動そのものを変えようとする読み方はしません。」
●相手を変えることは、カードの役割ではない
ご相談の多くには、心のどこかにこんな願いが隠れています。
・上司がもう少し穏やかになってくれたら
・きちんと見てくれたら
・言い方を変えてくれたら
その気持ちは、とてもよくわかります。
ただ、カードは相手を動かすための道具ではありません。
他人を変える力は、占いにも、そして私たちにもないものです。
だから私は、上司をどう変えるかではなく、その上司との関係の中で、あなたがどう立ち回ると良いのかを読み解きます。
変えられないものに力を注ぐより、動かせるところに目を向けていく。
そのほうが、現実の消耗はやわらいでいくと感じます。
カードで読んでいるのは、関係の「構造」です
上司との関係を占うとき、私が見ているのは相手の人格の良し悪しではありません。
今、二人の間にどんな力の流れが起きているかその構造です。
・上司は今、何に追われているのか
・あなたのどこを見て、どこを見ていないのか
・すれ違いは、性格の問題か、状況の問題か
・あなたが無理に合わせすぎていないか
・距離の取り方に、まだ調整の余地があるか
割と当たり前のことになりますが
「余裕をなくしている上司ほど部下への当たりが強く出やすい」
傾向があります。
それは、あなたの価値が低いからではありません。
相手の側の事情が、関係の空気に影を落としていることもあるのです。
その切り分けができると、必要以上に自分を責めずに済みます。
●「合わせる」と「守る」は違う
上司との関係で苦しくなる方は、合わせることと守ることを、同じものにしてしまいがちです。
・嫌われないように
・波風を立てないように
・とにかく穏便に
その積み重ねが、少しずつ自分をすり減らしていきます。
合わせることは、相手に自分を明け渡すことではありません。
カードが「距離の調整」を示すとき、私はこんな整理をお伝えします。
・反応を返す前に、ひと呼吸おく
・すべてを受け止めず、事実と感情を分けて聞く
・理不尽なやり取りは、日付とともに記録しておく
・信頼できる人に、状況を言葉にして共有する
これは戦うための準備ではありません。
自分を守りながら、その場に立ち続けるための土台づくりです。
●変わるのは相手ではなく、関係の流れ
面白いもので、こちらの立ち方を変えると、関係の流れのほうも少しずつ動くことがあります。
上司の性格が変わったわけではありません。
ただあなたが反応の仕方を変えたことで、二人の間の空気が入れ替わっていく。
カードは、その小さな変化の兆しを映すことがあります。
もちろん、どれだけ工夫しても関係が好転しない場合もあります。
そのときは、異動や転職といった、環境そのものを見直す流れが出ていないかを一緒に読みます。
我慢を続けることだけが、誠実さではありません。
自分を守るための撤退も、立派なひとつの選択です。
●最後に
上司との関係は、立場の差がある分、こちらから動きにくいものです。
だからこそ、相手を変えようと力を使い果たすより、あなたが今どう立つとよいのかを整理していくとよいでしょう。
私はタロットを中心に、必要に応じてルノルマンカードやオラクルカードも使いながら、上司との関係や職場での立ち位置を丁寧に読み解いています。
「この上司とどう向き合えばいいのか」
「今の距離感のままでいいのか」
「異動や転職を考える段階なのか」
そうした仕事の悩みを整理したい方は、鑑定サービスよりご相談ください。
ご相談内容がサービスに合うか不安な方は、購入前にメッセージで簡単にご相談いただいても大丈夫です。
長くなってしまいましたが、少しでもお力になれれば幸いです。