アクキー、アクスタの塗装サービスを出品するにあたり、
「アクキーやアクスタにラッカーって大丈夫なの?」を検索していました。
すると、
「ラッカーでの印刷面への吹き付けは失敗するからやめておけ」という意見が。
これ、原因は分かっているんです。
一度に分厚く吹き付けすぎるから。だいたいこれで失敗します。
赤で囲ったところ。
「ラッカークリアで印刷面の保護はオススメされない原因」はここにあると思われます。ラッカー塗料が見た目に悪い現象を起こしています。
このときに原因は分かっていました。
「吹き付けすぎによる、印刷面への浸食」です。
では、吹き付けすぎを防げば、印刷面を安全に保護できるのか?
答えは半分正解で、半分不正解です。
取り扱い説明書通りに吹き付けたのでも、印刷面を侵す可能性は少なくありません。
そこで、カーモデラーなどスケールモデラーがデカールやステッカーを保護し、表面を磨いてデカールとの段差をなくす技術が役に立ちます。
それは、
「遠くからクリアを半乾きの状態で吹き付けることを何度も繰り返し、その上から厚めにクリアを吹き付ける」
この、遠くからクリアを半乾きの状態で吹き付けることを、「砂吹き」といいます。
やり方はシンプル、塗装面とスプレーまたはエアブラシの距離をいつもより多めに離して塗料を吹き付けるだけ。
これが意外に大変で、何回もやるのでスプレーだと塗料のロスが大きい、あと半乾きになる距離は経験を積むしかないのも敬遠される原因のひとつでしょうか。
しかしこの「砂吹き」をマスターすることで、100%安全に、とは言えませんが、(経験則)ほぼ確実に印刷面の保護をすることに成功しています。
よく、「水性トップコートを使って保護することをオススメする」という文言も見かけますが、これは乾燥までの時間が長いうえ、乾いたと思ってうかつに触ると塗装面に指紋をつけてしまうので、筆者としてはあまりオススメできません。もちろん、乾燥まで1週間でも2週間でも待てる、という方は大丈夫だろうと思いますが、水性塗料だと塗膜が弱いので、印刷面の段差をなくす磨きの作業には向いていません。
これらを踏まえたうえで、「じゃあ結局何が一番いいのよ?」という話になるのですが、一番安全なのは、塗料そのものの取り扱いこそ大変ですが、
「ウレタンクリア」の吹き付けが一番印刷面を侵さず、かつ長持ちし、かつ磨きの作業も容易なコーティングを実現できると思います。
今回リリースするサービスではUVレジンのコートよりもウレタンのコートが安価なことが分かり、オプションで、ですがウレタンでのコーティングを施工することも決めています。標準仕様のラッカークリアでも十分な強度は得られますから、この辺りはこだわりや、お好みで決めていただくようになります。
サービスの方は半分ほど仕上がっています。あとはサンプルが届き、写真や動画の撮影をして、説明文に貼り付けられればリリースが可能かと思います。
それでは、サービスリリースまで今しばらくお待ちくださいませ。