売れる「得意」なんてなかったわたしが、デザインを仕事にした3年間。

売れる「得意」なんてなかったわたしが、デザインを仕事にした3年間。

記事
コラム
「得意を売るならココナラ♪」

昔からCMで聞いたことのあるフレーズ。

でもまさか、自分が“売る側”になる日が来るなんて、
あの頃はまったく思っていませんでした。


そもそも私は元保育士。

デザイナーでもなければ、
何かをネットで販売した経験があったわけでもありません。


それが今では、ココナラにサービスを出して、サムネイルを変えて
文章を変えて、価格を変えて、シークレットモードにした上で見れる
表示順位まで気にしている。

人生、分からないものです。



そして、売る側になった私は知りました。


サービスは、出しただけでは売れない。



……そりゃそうだ。



でも当時の私は、ちょっとだけ期待していました。

出品した。

待った。

……来ない。

もう少し待った。

……来ない。

更新してみる。

……来ない。

「得意、売れないんですけど?」



ここから、私の“全部いじる生活”が始まりました。


仕事がない。じゃあ、何を変える?



最初の頃は、何が正解なのかまったく分かりませんでした。

サムネイル?

文章?

価格?

プロフィール?

タイトル?

実績?


いや、全部怪しい。




ということで。

全部いじりました。

✅ サムネイルを変える。

✅ 文章を変える。

✅ 価格を変える。

✅ プロフィールを変える。

✅ サービス説明の順番を変える。

✅ タイトルを変える。

✅ またサムネイルを変える。



数日後。

「……やっぱり前の方がよかった?」

戻す。

そしてまた変える。

もう何が初期設定だったのか分かりません。

黒 白 モノクロ シンプル ブログ タイトル ノート note見出し画像.png
※ちなみにこれ書いたあと、また変えてます(え)



検索結果を見ては、

「この人のサムネ、分かりやすいな」

「この文章、安心感あるな」

「私のページ、なんか……元気だな」

と、他の出品者さんと自分のページを行ったり来たり。

仕事はないのに、サービスページだけはめちゃくちゃ働いていました。



元保育士。デザイン経験はゼロ。

私はもともと保育士として働いていました。

デザインの仕事を始めた時は、もちろん実績ゼロ。

「デザイナーです」

と名乗るたびに、心の中では小さく、

「……まだ見習いみたいなものですが」

と付け足していました。



誰にも聞こえていません。

でも、デザイン歴では、どう頑張っても美大卒の方や
専門学校卒の方には、スキルも経験量も勝てない。

じゃあ、自分には何があるんだろう。


そこで気づいたのが、

「相手の話を聞いて、まとまっていないことを整理する」

ということでした。


保育士の仕事では、子どもの表情や様子を見たり、保護者の話を聞いたりしながら、

「つまり、こういうことかな?」

と整理する場面がたくさんあります。

これ、デザインの仕事でもほぼ同じでした。

お客様から、


なんかこう……
もう少し親しみやすくて、でも子どもっぽすぎなくておしゃれすぎない感じで……


と言われても、


分かります。

たぶん分かります。

一緒に探します。



そんなやり取りを重ねながら、

① 誰に届けたいのか。

② 何を一番伝えたいのか。

③ 見た人にどうしてほしいのか。

を整理していく。


気づけば、それが私の仕事のスタイルになっていました。

「チラシ作ります」だけでは弱かった

最初は、

「チラシを作ります」

「修正無制限です」

「丁寧に対応します」

と書いていました。


間違ってはいない。


でも、

みんな書いている。

……埋もれる。



そこで少しずつ、

「私に頼む理由って何だろう?」

を考えるようになりました。


たどり着いたのが、

「まず、伝えたいことを一緒に整理します」

「誰に、何を届けたいのかから考えます」

という言葉。

ただ見た目を整えるだけではなく、

お客様の頭の中にある、

「これを伝えたいんだけど、なんて言えばいいのか分からない」

を一緒にほどいていく。


これなら、私にもできる。

いや、むしろこれ、ずっとやってきたことでは?

保育士時代の経験が、思わぬところで再登場しました。

人生、何が伏線になるか分かりません。


売れない時期は、まあまあしんどい

もちろん、ずっと前向きだったわけではありません。


表示順位が上がる。

「きた!」

次の日、下がる。

「戻るんかい。」

お気に入りが増える。

「これは来るのでは?」

来ない。


価格を上げる。

「高すぎた?」

価格を下げる。

「いや、安すぎない?」

上げる。

下げる。

見る。

悩む。

また見る。

もはやデザインより価格表を見ている時間の方が長い日もありました。



でも、少しずつ考え方が変わっていきました。

「仕事が来ない=向いていない」

ではなく、

「まだ伝わっていないのかもしれない」

と思えるようになったんです。

伝わっていないなら、伝え方を変える。

だめなら、また変える。

それでもだめなら……



はい、またサムネイルを変えます。


そんなことをしていると、気づけば、180件を超えていました。
ココナラ以外の仕事を入れれば200件以上。


はじめての依頼は、まさかのクリアファイル。

とても喜んでもらえて、追加依頼もいただけて
本当に嬉しかったことを覚えています。


ひとつずつ仕事を積み重ねて、

気づけば、プラチナランク獲得(2年継続中)

総制作実績は、ココナラ内外合わせて200件を超えました。
noteサムネイル@ちゃみ.png


そして、パンフレットはPro認定もいただきました…!


最初から、

「200件やるぞ!」

「Proになるぞ!」

と最初から思っていたわけではありません。


たぶん私は、

目の前の1件に全力。

終わったら改善。

また1件。

また改善。

を繰り返していただけです。

気づいたら、ここまで来ていました。



そして一番大きかったのは、

「私はこういう仕事がしたい」

と言えるようになったこと。

昔は、

「デザインできます!」

だったのが、

今は、

「誰に、何を届けたいのかから、一緒に考えます」

と言えるようになりました。



正解は、まだ分かりません

以前の私は、

「仕事が来たら頑張ろう」

と思っていました。

今は、

仕事がないなら、できることを探します。

サービスページを見る。

プロフィールを見る。

文章を見る。

価格を見る。

サムネイルを見る。

……見すぎです。

でも、たぶんこれからもやります。

正解は、いまだに分かりません。


「これで完璧!」

と思った翌週には、

普通に直したくなります。

それでも、

正解が分からないから止まるより、

分からないなりに動いてみる。

その方が、私には合っていました。




「得意を売るならココナラ♪」


昔はCMで聞いていただけのその言葉。

今は、自分の“得意”をどう届けるか、毎日のように考えています。

案件ゼロ。

なので、全部いじりました。

その積み重ねが、

今の私の仕事をつくってくれました。

そして今日もたぶん、

「ちょっとだけ変えようかな」

と言いながら、

全然ちょっとじゃない修正をしています。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す