インタビュー形式自己紹介

インタビュー形式自己紹介

記事
コラム
恋愛カウンセラーになったきっかけと大切にしていること

恋愛カウンセラーという仕事に
どんなイメージを持っていますか

優しく話を聞いてくれる人

気持ちに寄り添ってくれる人

相手の心理を教えてくれる人

おそらく
そういったイメージを持つ方が多いと思います

しかし
実際の恋愛相談の現場は
きれいごとだけでは成り立ちません

復縁したい

不倫されているかもしれない

相手の気持ちが分からない

どう動けばいいか分からない

そういった悩みの裏には
人それぞれの事情があり
その人自身の考え方や行動の癖があります

今回は
探偵業から恋愛カウンセラーという仕事にたどり着いた経緯や
相談に乗るうえで大切にしていることについて
インタビュー形式でお話ししていきます



――恋愛カウンセラーというお仕事をされていますが

そもそもこの仕事を始めることになったきっかけは何だったのでしょうか

きっかけは
探偵業を開業して2年ほど経ったころでした

当時
東京である殺人事件が起きました

その事件には
当時まだ世の中ではあまり聞きなれなかった
『別れさせ屋』という業者が関わっていました

その後
お昼のワイドショーなどで
別れさせ屋とは何をする会社なのか
かなり詳しく取り上げられるようになりました

別れさせ屋は
別れさせ工作だけではなく
出会いや復縁に関する工作も扱っている

そして
探偵業の届け出で商売をしている

そういったことが
一気に世の中に知られるようになったのです

その影響で
全国の探偵業者への問い合わせが急増しました

私の事務所は
もともと問い合わせが多い方でしたが
その放送以降は
明らかに質の悪い問い合わせが増えました

たとえば
ある男性から

『好きな女性と仲良くなりたいんだけど
それってどうやってやんの?』

というような
かなり雑な問い合わせが来たことがあります

こちらとしては
問い合わせにも真摯に向き合います

そこで

『その女性はどんなお仕事をされていますか』

と確認すると

『そういうの良いから
やり方だけ教えてよ』

と言われました

おそらくその男性は
相手が公務員でも
キャバ嬢でも
同じやり方でいいと思っていたのでしょう

しかし
恋愛も人間関係も
相手によって状況はまったく違います

相手の仕事
生活リズム
性格
出会い方
今の関係性

それを聞かずに
やり方だけを求めても
うまくいくはずがありません

このような
仕事につながらない問い合わせが増え
メールや電話の対応に追われるようになりました

一番長かった電話相談は
7時間に及んだこともあります

それでも
結局依頼にはならないので
報酬は0円です

一日中問い合わせに対応しているのに
売上は上がらない

でも
問い合わせはたくさん来る

そこで考えました

それなら
私と話すこと自体に
課金しちゃえばいいじゃん💡

これが
恋愛カウンセラーを始めたきっかけです

つまり私にとって恋愛カウンセラーは
探偵業から生まれた
スピンオフのような仕事でした



――恋愛カウンセラーとして相談を受ける中で

実際にはどのような相談が多いのでしょうか

カウンセラーを始めたばかりのころ
圧倒的に多かったのは
不倫被害者の方からの相談でした

そりゃそうですよね

探偵事務所なんですから笑

実際の相談内容は

『こんなことがあったのですが
うちの旦那は不倫をしていますか?』

『どんなものが証拠になりますか?』

このような
探偵事務所に来る相談と
ほとんど同じ内容です

もともと探偵業から始まっているので
最初はやはり
不倫や浮気に関する相談が多かったです

そこに少しずつ
工作業務に関する相談や
一般的な恋愛相談が増えていきました

ただ
ジャンルとして一番多いのは
今も昔も復縁の相談です

復縁したい

もう一度やり直したい

相手の気持ちが分からない

連絡してもいいのか分からない

そういった相談は
昔から本当に多いです

そのころから
事務所のホームページにも
恋愛相談に対応している旨を
掲載するようになりました

すると
探偵事務所の所長が
恋愛相談にも対応しているらしい

そんな噂が
某大手プロバイダーが運営する
恋愛相談サイトの目に留まりました

そして
そのサイトから

『参加してもらえませんか?』

とスカウトを受けたのです

私は
二つ返事で承諾しました

それがきっかけになり
他の恋愛相談のポータルサイトからも
お声がけいただくようになりました

結果的に
複数のサイトで
恋愛カウンセラーとして宣伝してもらうようになったのです



――恋愛相談と一言で言っても

どんな相談が来るか分からないと思います

『ちゃんと答えられるだろうか』という不安はありませんでしたか?

またカウンセラーとして相談に乗るうえで

一番役に立ったものは何だったのでしょうか

探偵のクライアントからは
法律に関する質問を受けることもあります

そのため
探偵業には法律の知識も必要です

とはいえ
すべての法律を
頭の中に入れておくことはできません

だから私は
どのように調べれば
欲しい答えを見つけることができるのか

その調べ方や
情報を見極めるリテラシーを
身につけてきました

法律は難しいです

ただ
法律には決まった答えがあります

調べ方さえ間違っていなければ
答えを見つけることができます

しかし
恋愛相談はそうはいきません

恋愛には
決まった回答がありません

人によって考え方は違います

状況も違います

相手の性格も違います

同じ言葉をかけても
喜ぶ人もいれば
重いと感じる人もいます

では何が頼りになるのか

それは間違いなく
経験です

私自身も
実体験をもとにアドバイスするのが
一番しっくりきます

そしてクライアントも
その方が納得してくれます

それはそうですよね笑

『教科書にこう書いてありました』

『ネットではこう載っています』

このように
他人の意見を引用するだけなら
私である必要はありません

私にできることは
経験に基づいてアドバイスすることです

だから今も尚
たくさんの経験を積みながら
幅広い相談に対して
現実的に回答しています

そのためには
嫌な思いをするかもしれない場面でも
逃げずに体験してきます

もちろん
楽しかったこと
嬉しかったことの経験も大事です

恋愛は
つらいことだけでできているわけではありません

だからこそ
苦い経験も
楽しい経験も
嬉しかった経験も

忘れないようにしています

それらすべてが
相談に乗るうえでの材料になるからです



――恋愛相談では

相談者が聞きたい言葉と

実際に伝えなければいけない言葉が

違うこともあると思います

相談者に対して厳しいことを伝えなければいけない時

何を大切にしていますか?

私は
クライアントに嫌われても
嘘をつかないことをポリシーにしています

頑張っていると思えない人に

『頑張りましたね』

とは言いません

脈がないのに

『脈ありです』

とも言いません

なぜなら
その言葉は
その人をさらに怠惰な方向へ
誘導してしまうことになるからです

もちろん
それを言ってほしい人が
圧倒的に多いのも事実です汗

でも
その理由も明確です

今の世の中は
優秀なクリエイターやエンジニアの発想によって
とても便利になりました

早く移動したければ
自分の足で走らなくても
新幹線や飛行機に乗ればいい

道に迷ったら
ナビゲーションを使えばいい

料理のレシピが分からなければ
アプリで簡単に検索できます

そして
恋愛にもそれがあると
思ってしまっている人が多いのです

たとえば

簡単に痩せる方法

お腹いっぱい食べても痩せる方法

ツラい筋トレをしなくても
ムキムキになれる方法

こういうものを探している感覚と
よく似ています

恋愛でも

自分から動かなくても

努力しなくても

相手の方から寄ってきてくれる方法

目的の方から近づいてきてくれる方法

そういうものを
探してしまうのです

テーマは

『楽』

または

『何もしなくても』

なのです

でも
そんな方法があるはずありません

恋愛は
相手のいることです

自分が動かずに
相手だけが変わってくれる

自分が努力せずに
都合のいい結果だけが手に入る

そんなことはありません

しかし
その人の確証バイアスが
楽な方法を求めさせます

だからこそ私は
聞き心地のいい嘘は言いません

嫌われるかもしれなくても
現実を伝えます

それが
恋愛相談に乗るうえで
一番大切にしている姿勢です



――世の中には

優しく話を聞いてくれる恋愛相談も多いと思います

その中で芭蕉先生の恋愛相談は

他の恋愛カウンセラーと何が違うと思いますか?

確かに
共感や寄り添い対応が上手なカウンセラーの方は
多いと思います

そして私自身
その能力に憧れることもあります

ただ
先ほども言いましたが
私は嘘がつけません

大丈夫ではない状況なのに

『大丈夫ですよ』

とは言えないのです

ただし
私は諦める方向にもっていくアドバイスもしません

それは
私自身が物事を考える時に
諦めるという方向で考えることがないからです

どんな難局でも
前に進む方法は必ずあると思っています

そして
本気で努力すれば
目的の近くまでは必ず行けると確信しています

しかし
それには努力が必要です

とてもつらく
苦しいことが続くかもしれません

それでも
その努力をしておかないと
いずれまた同じ問題で躓きます

問題が起こるたびに
逃げ方だけうまくなっても
前には進めません

諦めた方がいいかどうかを
自分で決断できないうちは
まだ努力が足りていないのだと思います

やり切った人は
その決断を人に頼ったりしません

だから私は
クライアントが自発的にその結論に至るまで
付き合います

少し余談ですが
クライアントのほとんどは

『休まず前に進みましょう』

『諦めずに頑張りましょう』

というアドバイスを
なかなか受け入れてくれません

しかし

『今は動くタイミングではないので
様子を見ましょう』

というアドバイスは
二つ返事ですぐに受け入れることが多いです

なぜなら
クライアントは
自分が動かなくていい理由を
カウンセラーに言ってほしいからです

自分で決めたいのではなく
カウンセラーに決めてほしいのです

そして
諦めたのではなく

目標を掲げたまま
動かなくていい方法が見つかった

そう思いたいのです

でも
それでは前には進めません

私は
クライアントを諦めさせたいわけではありません

かといって
何もしなくていい理由を与えたいわけでもありません

その人が本当に前に進むために
必要なことを伝える

それが
私の恋愛相談の特徴だと思います



ここまでのまとめ

恋愛カウンセラーという仕事は
ただ優しい言葉をかける仕事ではありません

もちろん
話を聞くことも大切です

気持ちを理解しようとする姿勢も
必要だと思います

しかし
それだけでは
相談者が前に進めないこともあります

私が大切にしているのは
聞き心地のいい言葉を並べることではなく
その人が現実を見て
次にどう動くかを考えられるようにすることです

恋愛には
決まった答えがありません

だからこそ
経験が必要です

そして
嘘をつかないことが必要です

楽な方法を探しているうちは
同じところで躓きます

何もしなくても状況が変わる方法を探しているうちは
前には進めません

厳しいことを言うこともあります

耳が痛いことを伝えることもあります

それでも
本当に状況を変えたい人に対しては
現実的に前に進む方法を一緒に考えます

それが
私の恋愛相談です

今回のインタビューでは
恋愛カウンセラーを始めたきっかけと
相談に乗るうえで大切にしていることについてお話ししました

続きでは
実際にアドバイスを実行した結果
相談者がどう変わったのか
状況がどのように動いたのかについて
お話ししようと思います

また
他にも聞いてみたいことがあれば
コメント欄に記入してください

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