今回は「マッチングアプリ:相手が既婚者だった場合」」について見ていきましょう。
思っているより多いかもしれません(苦笑)。
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相手が既婚者であったことが発覚した場合、最も注意すべきなのは「相手の配偶者から不貞行為(不倫)として慰謝料を請求されるリスク」です。
法律上、あなたが「相手が既婚者であることを知らず、かつ知らなかったことに落ち度(過失)がない」場合、配偶者に対する不法行為は成立せず、慰謝料を支払う義務はありません。
しかし、対処を誤ると泥沼化したり、支払義務が生じてしまう可能性があるため、以下のポイントを必ず押さえて行動してください。
1. 発覚した瞬間に「即座に交際・肉体関係を絶つ」
最も重要で緊急性の高い注意点です。
なぜ重要か: 既婚者だと知った後も交際や肉体関係を継続した場合、その時点から意図的な不貞行為(故意)となります。知った後の関係については、配偶者からの慰謝料請求が正当化されてしまいます。
とるべき行動: 発覚した時点で連絡を絶ち、二人で会う・部屋に行くなどの行為を一切やめてください。
2. 「過失(不注意)」がなかった証拠を残す・集める
裁判や交渉では、「知らなかった」という主張だけでなく、「普通に交際していて既婚者だと気づくのは不可能だった(自分に落ち度がない)」ことを証明できるかが鍵になります。
以下の証拠を削除せず、保存・バックアップしてください:
マッチングアプリ等のプロフィール画面: 「独身」「結婚相手を探している」等の記載があるスクショ。
LINEやメールのメッセージ履歴:
「独身だよ」「一人暮らしだよ」と相手が嘘をついていた発言。
「今度親に挨拶にいこう」「結婚したら〜」など婚約を匂わせるやり取り。
週末やイベント(クリスマス・誕生日など)に普通にデートしていた履歴。
相手から渡されたもの: 偽の名刺、偽のSNSアカウントの記録など。
3. 配偶者側から連絡が来た場合の初期対応
もし相手の配偶者やその弁護士から「不倫の慰謝料を支払え」と連絡が届いた場合、パニックにならず次の対応を徹底してください。
その場で支払いに応じない・同意書にサインしない:
「申し訳ありません」と安易に謝罪したり、書類に署名・捺印してしまうと、「既婚者だと知っていたと認めた」とみなされる危険があります。
「相手が既婚者であることを隠していた被害者である」旨を毅然と伝える:
「◯◯さんからは独身だと聞いて交際していました。既婚者だと知った後は一切連絡をとっていません」と事実のみを主張してください。
感情的に相手の配偶者と直接言い争わない:
冷静に弁護士などの専門家を挟む姿勢を示すことが安全です。
4. 逆請求(求償権・貞操権侵害)のカードを把握しておく
もし配偶者から過度に追及されたり訴訟を起こされそうになった場合、あなた側にも対抗できる法的手段があります。
貞操権侵害の慰謝料請求(彼氏に対する請求):
騙されていたあなた自身が被害者であるため、嘘をついた彼氏に対して貞操権侵害に基づく慰謝料を請求できます。
求償権(きゅうしょうけん)の主張:
仮に配偶者へ一部支払うことになったとしても、騙した不倫相手(彼氏)に対して「あなたが嘘をついたのが原因だから、全額支払ってください」と後から請求を回すことができます。