1万円で「売れるか」を先に知る。個人開発は、作る前にSNS広告で需要を測る

1万円で「売れるか」を先に知る。個人開発は、作る前にSNS広告で需要を測る

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ビジネス・マーケティング
良いものを作れば売れる。個人開発でいちばん高くつく思い込みが、これでした。半年かけて磨いたアプリを世に出して、反応がない。原因はたいてい品質ではありません。順番です。多くの人は、作ってから売ろうとします。順番が逆だったと気づくのは、時間もお金も使い切ったあとです。営業を25年、そのあいだにアプリを200本、電子書籍を40冊ほど、販売ページも100枚以上作ってきました。作れる数が増えるほど痛感したことが1つあります。勝敗は、作る前に半分決まっている、ということです。AIのおかげで、ものを作れる人は一気に増えました。だからこそ差がつくのは作る力ではなく、作る前に需要を確かめる力になっています。ここでは、少額のSNS広告で需要を先に測る流れを、そのまま真似できる形でまとめます。この記事で伝えたいことは、3つです。1、なぜ「作ってから売る」と失敗するのか2、1万円ではじめる需要テストの5ステップ3、数字で判断して、作る前に引き返す技術なぜ「作ってから売る」と失敗するのか作ってから売る流れには、逃げ場のない弱点があります。売れないと分かった時点で、もう作り終えているのです。かけた時間は戻らず、手元に残るのは、誰も欲しがらなかった完成品だけになります。ここで多くの人が反論します。作ってみないと、良さは伝わらないのではないか、と。半分は正しくて、半分は違います。良さが伝わるかどうかは、完成品がなくても試せます。試せないのは、作り込みの精度だけです。つまり、需要は作る前に測れて、品質は作ったあとに上げればいい。この2つを分けて考えるだけで、失敗の大半は避けられます。先に確かめるべきは、たった1つ。この課題にお金や時間を払ってでも解決したい人が、実際にいるのか。ここが空っぽなら、どれだけ丁寧に作っても結果は変わりません。1万円ではじめる需要テストの5ステップ道具はそろっています。あとは順番どおりに小さく試すだけです。5つに分けます。1、まだ無い商品の一枚をつくる。ChatGPTなどで、告知画像を1枚だけ用意します。完成品はいりません。誰の、どんな困りごとが、これで消えるのか。それが一目で伝わる一枚があれば十分です。2、少額で広告を出す。メタ広告かX広告に、1万円ほどの予算で出稿します。メタはビジネス用のアカウントだけで始められ、狙う相手も自動で調整されます。最初の一歩としては軽いほうです。Xで出す場合は、月に千円ほどの認証が必要になります。3、事前登録で反応を受け止める。広告の行き先を、事前登録の一枚にします。興味を持った人が名前やメールを残してくれれば、それがそのまま、公開前の見込み客の列になります。列が伸びるほど、需要はあったと分かります。4、数字で見る物差しを持つ。覚える言葉は2つだけ。1人に登録してもらうのにいくらかかったかがCPA、その1人が生涯でいくら払ってくれそうかがLTV。この2つを並べれば、続ける価値があるかどうかが、勘ではなく数字で見えてきます。5、公開のときに列を使う。作り終えて公開したら、待っていた登録者から順に案内します。作る前に列を用意しておくと、公開初日の動き出しがまるで変わります。ゼロから知ってもらう苦労を、先回りして減らせるからです。数字で判断して、作る前に引き返す技術このやり方のいちばんの価値は、うまくいく時ではなく、うまくいかない時に出ます。反応が薄ければ、作る前に方向を変えられるのです。引き返す、と聞くと後ろ向きに感じるかもしれません。逆です。半年かけて作ったあとに気づくのか、1万円と数日で気づくのか。その差が、次にまた挑戦できる体力を残すかどうかを決めます。当てにいくのではなく、外れを早く安く見つけにいく。これが、作り続けられる人の考え方です。派手な近道はありません。1日1つでいいので小さく試し、反応のあった一本だけを、他の場所へ広げていく。地味に回した人だけが、最後に残ります。今日からできる3つのことまず今日、頭の中のアイデアを、一枚の告知画像に落としてみる。作れるかどうかより先に、伝わるかどうかを見ます。次に今週、広告アカウントを1つ用意して、一枚の事前登録ページを作る。ここまでで、テストの準備は整います。最後に今月、1万円だけ出して、列が伸びるかを見る。伸びれば作る。伸びなければ、作る前に切り替える。それだけです。ここまで読んで、この流れを自分の開発でも試したいと感じた人へ作る前に需要を測る、といっても、最初の一歩はやはり重いものです。そこで、リスクのいちばん低い最初の商品として、私がすすめているのが1冊の本です。在庫を持たず、経験さえあれば作れて、そのまま自分を知ってもらう入口にもなります。2つめは、A5版型への変換ツール。電子の原稿を、紙の本の形に整えます。電子と紙の両方で届けられるようになり、届く相手の幅が広がります。3つめは、表紙生成のGPTs。プロが作ったような表紙が、手元で用意できます。中身は良いのに表紙で素人っぽく見えてしまう、という取りこぼしが消えます。3つを合わせると、原稿づくりから紙への対応、表紙まで、1冊を人に届けられる形にする一式がそろいます。売り込みはしません。合わないと感じたら、解除もいつでも自由です。
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