こんばんは。
フィントケイプロトレーダーれんとんです。
れんとんは元々あまり飲まない(寝酒にウィスキーや日本酒を少し程度)のですが、先日飲んでトレードして大失敗したという友人がいたので、飲んでのトレードは危険な理由を記事にしてみました。
FXで勝ち続けるためには、手法や環境認識だけでなく、正常な判断力を保つことが重要です。
そのため、私はトレード中のアルコールは控えた方がいいと考えています。
「少しくらいなら大丈夫」
「家でトレードするだけだから問題ない」
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、アルコールを飲んだ状態でトレードすることは、車の運転に例えるなら、お酒を飲んだ状態でハンドルを握るようなものです。
もちろん、トレードで交通事故を起こすわけではありません。
ただし、自分の大切なお金を動かすという意味では、飲酒トレードも非常に危険な行為です。
お酒を飲んでも「自分は普通」と思ってしまう
飲酒の怖いところは、本人が判断力の低下に気づきにくいことです。
お酒を飲んだ人が、
「全然酔っていない」
「普通に歩ける」
「運転しても大丈夫」
と言うことがあります。
しかし実際には、反応速度や注意力、判断力は少しずつ低下しています。
トレードも同じです。
本人は普段どおりチャートを見ているつもりでも、判断に小さなズレが生まれます。
例えば、
「少し早いけど入ってもいいか」
「損切りまでまだ余裕がある」
「もう少し待てば戻るだろう」
「今日は負けを取り返したい」
こうした判断が増えやすくなります。
シラフのときなら見送れる場面でも、アルコールが入ることで自分に都合のいい解釈をしやすくなるのです。
トレードは一瞬の判断ミスが大きな損失につながる
車の運転では、ほんの一瞬の判断の遅れが事故につながります。
信号を見落とす。
ブレーキを踏むのが遅れる。
車間距離の感覚を間違える。
「これくらいなら大丈夫」という油断が、大きな事故につながります。
トレードでも同じです。
エントリーを数分早める。
損切りを少し広げる。
ロットをいつもより大きくする。
経済指標の時間を確認せずにポジションを持つ。
一つひとつは小さなミスに見えるかもしれません。
しかし、その小さなミスが重なることで、大きな損失につながります。
特にFXは、レバレッジを使って取引できます。
判断力が鈍った状態で大きなロットを持てば、短時間で資金を失う可能性があります。
飲酒すると「ルールより感情」が優先されやすい
トレードで最も危険なのは、感情で行動することです。
アルコールが入ると、気持ちが大きくなったり、自制心が弱くなったりします。
その結果、普段なら守れているルールを破りやすくなります。
1回の損失許容額を超える。
根拠がないのにエントリーする。
損切りを動かす。
負けた直後にロットを上げる。
決済したあと、すぐに入り直す。
いわゆるポジポジ病やリベンジトレードも起こりやすくなります。
車の運転でも、お酒を飲むとスピードを出したり、無理な追い越しをしたりする人がいます。
トレードでも同じように、普段より大胆で無謀な判断をしやすくなるのです。
含み損に耐えられなくなることもある
飲酒すると気持ちが大きくなる一方で、感情の波も大きくなりやすくなります。
そのため、含み損を見たときに冷静でいられなくなることがあります。
少しの含み損で怖くなり、本来の損切り位置より前に決済してしまう。
反対に、損失を認めたくなくなり、損切りを外してしまう。
どちらもルールどおりのトレードではありません。
FXでは、エントリーしたあとに多少の含み損になることは珍しくありません。
正常な判断力があれば、事前に決めたシナリオに沿って対応できます。
しかしアルコールが入ると、チャートではなく、その瞬間の感情に反応しやすくなります。
勝っても危険、負けても危険
飲酒トレードは、負けたときだけ危険なのではありません。
勝ったときも危険です。
お酒を飲んだ状態で利益が出ると、
「今日はいける」
「自分の読みが当たっている」
「もう一回入ればもっと増やせる」
と気が大きくなりやすくなります。
その結果、せっかく得た利益を次のトレードで失ってしまうことがあります。
車の運転でも、無事に帰れたからといって飲酒運転が安全だったことにはなりません。
たまたま事故が起きなかっただけです。
飲酒トレードで勝てたとしても、それは正しい行動だったとは限りません。
たまたま相場が自分の方向に動いただけかもしれないのです。
「今日は飲んだからトレードしない」をルールにする
飲酒運転を防ぐためには、
「少しなら運転する」
ではなく、
「飲んだら運転しない」
と最初から決めておくことが大切です。
トレードも同じです。
「酔っていなければトレードする」
「少量ならエントリーしてもいい」
という曖昧なルールでは、判断が甘くなります。
そのため、
お酒を飲んだ日は新規エントリーをしない
と明確に決めておくのがおすすめです。
すでにポジションを持っている場合も、飲酒前に損切りと利確を設定しておき、飲んだあとはチャートを何度も見ない方が安全です。
判断が必要になる可能性があるなら、その日はアルコールを控える。
アルコールを楽しみたいなら、その日はトレードを休む。
どちらか一つを選ぶことが、資金を守ることにつながります。
トレードは娯楽ではなく、お金を扱う仕事
お酒を飲みながらスポーツ観戦をしたり、映画を見たりするのは楽しい時間です。
しかしトレードは、ただ画面を眺める娯楽ではありません。
自分のお金をリスクにさらしながら、その場で判断を繰り返す行為です。
車の運転には、集中力と冷静な判断が必要です。
トレードにも同じものが必要です。
チャートを正しく見る。
リスクを計算する。
ルールを守る。
損失を受け入れる。
チャンスがなければ見送る。
これらはすべて、頭がクリアな状態だからこそ実行できます。
まとめ
アルコールを飲んだ状態でトレードすることは、飲酒した状態で車を運転することに似ています。
本人は大丈夫だと思っていても、判断力や注意力、自制心は低下している可能性があります。
そしてトレードでは、たった一度の判断ミスが大きな損失につながります。
お酒を飲んだ日はトレードしない。
トレードする日は、終わるまでお酒を飲まない。
このようなシンプルなルールを決めるだけでも、不要な損失を減らせます。
FXで勝ち続ける人は、相場を当てる能力だけが高いわけではありません。
自分が正常な判断をできない状態では、ハンドルを握らない人です。
飲んだら運転しない。
飲んだらトレードしない。
資金を守るために、このルールは徹底しておきましょう。